アドレス帳に共有フォルダーを登録する

スキャナーで読み取った文書の送信先や、受信したファクス文書の転送先となるフォルダーをアドレス帳に登録します。送信先のフォルダーに合わせて、プロトコルを指定してください。

  1. ホーム画面で[アドレス帳]を押す。
    本体画面のイラスト

  2. アドレス帳画面で[新規登録]を押す。

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  3. [登録名]タブの項目に宛先の情報を入力し、分類する見出しを選択する。
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  4. [宛先]タブ [フォルダー]と押す。
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  5. プロトコルを選択する。
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    • SMB(PCの共有フォルダーへ送信):WindowsやmacOSの共有フォルダーへ送信するときに指定します。

    • FTP(FTPサーバーへ送信):FTPサーバーのフォルダーへ送信するときに指定します。

  6. フォルダーのパスや認証情報を設定する。

    SMBを指定したとき
    • パス名:フォルダーのパスを入力します。

      • コンピューター名が「User1PC」、共有フォルダー名が「shared_doc」のときは、以下のように入力します。
        ¥¥User1PC¥shared_doc

      • IPアドレスを自動取得していない環境で、コンピューターのIPアドレスが「192.168.0.191」、共有フォルダー名が「Share」のときは、以下のように入力してもパスを指定できます。
        ¥¥192.168.0.191¥Share

      • [ネットワーク参照]を押してもフォルダーを指定できます。接続先によっては、ログインユーザー名とパスワードの入力が必要です。

    • フォルダー認証情報:個人パソコンの共有フォルダーのように、組織全体で共有していないフォルダーを登録するときは、[別の認証情報を指定する]を選択し、そのフォルダーにアクセスできるアカウントのログインユーザー名とログインパスワードを入力します。

      • [管理者による設定に従う]を選択したときは、[送信(メール/フォルダー)]の[送信初期ユーザー名/パスワード]で設定したユーザー名とパスワードが適用されます。ユーザー認証を設定しているときは、管理者に確認してください。
        送信(メール/フォルダー)

    FTPを指定したとき
    • サーバー名:FTPサーバー名(ホスト名)を入力します。

    • パス名:フォルダーのパスを入力します。IPv4アドレスも入力できます。パスを指定しないときは、ログインディレクトリが指定されます。

      • フォルダー名が「user」、サブフォルダー名が「lib」のときは、以下のように入力します。
        user/lib

      • 絶対パスで指定するときは「¥(ユーザー)¥(ホーム)¥(ユーザー名)」の形式で入力します。

    • 日本語文字コード:ファイル送信時に変換する文字コードを指定します。

    • ポート番号:ファイル送信時に使用するポート番号を指定します。

    • フォルダー認証情報:個人パソコンの共有フォルダーのように、組織全体で共有していないフォルダーを登録するときは、[別の認証情報を指定する]を選択し、そのフォルダーにアクセスできるアカウントのログインユーザー名とログインパスワードを入力します。

      • [管理者による設定に従う]を選択したときは、[送信(メール/フォルダー)]の[送信初期ユーザー名/パスワード]で設定したユーザー名とパスワードが適用されます。ユーザー認証を設定しているときは、管理者に確認してください。
        送信(メール/フォルダー)

  7. [接続テスト]を押し、パスが正しく設定されていたら[OK]を押す。
    接続テストが失敗したときは、設定を確認してからもう一度、接続テストをしてください。
    [接続中止]を押すと、接続テストを中断して設定画面に戻ることができます。

  8. 必要に応じて[ユーザー管理/その他]タブを押し、設定をする。
    本体画面のイラスト

    • ユーザー管理:ログインして本機を使用するときの認証情報を入力します。

    • 登録先グループ:必要に応じて、この宛先が属するグループを選択します。あらかじめグループを登録してください。
      アドレス帳でグループを登録/変更/消去する

    • 表示優先度:優先度順で宛先をソートしたときに、優先度が高い宛先は、優先度が低い宛先よりも前に表示されます。優先度が同じ宛先は、登録した順に表示されます。

    • 宛先の保護:保護コードを入力しないと、この宛先を選択できないようにします。
      認証保護機能で宛先の誤使用を防止する

  9. [OK]を押す。

  10. 設定が終わったら、[ホーム](本体画面のイラスト)を押す。

  11. メッセージが表示されたときは、[バックアップ画面へ]を押してアドレス帳をバックアップする。

    • 管理者に連絡してバックアップを実行するよう促すメッセージが表示されたときは、管理者にバックアップを依頼してください。

    • [閉じる]を押すと、アドレス帳をバックアップせずにホーム画面に戻ります。

    アドレス帳をバックアップ/リストアする

補足

  • 登録済みのフォルダーを変更/消去するときは、アドレス帳画面で変更/消去するフォルダーの宛先を選択し、[編集]または[消去]を押します。

  • アドレス帳に登録したフォルダーの宛先に送信できないときは、宛先となっているパソコンのファイアウォール機能により、送信がブロックされている可能性があります。OSのヘルプを参照して、本機のIPアドレスをファイアウォールから除外してください。
    基本的なファクスのしかた
    原稿をスキャンしてフォルダーに送信する

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