使用説明書RICOH IP 500SF

操作ができないとき

ユーザーが操作しているときに以下のような状態になったときは、対処方法を指示してください。

状態

原因

対処方法

プリンタードライバーから印刷できない。

TWAINドライバーで接続できない。

PC FAXドライバーで送信または印刷ができない。

ユーザー認証が拒否されました。

プリンタードライバーにログインユーザー名とログインパスワードを入力してください。Windows認証とLDAP認証を使用しているときは、使用しているネットワークの管理者にログインユーザー名とログインパスワードを確認してください。ベーシック認証のときは、ユーザー管理者に確認してください。

ドライバーで暗号化を設定しているときに、ドライバー暗号鍵が本機と一致しませんでした。

本機に登録されているドライバー暗号鍵をドライバーに正しく設定してください。

詳しくは、ドライバー暗号鍵を設定するを参照してください。

TWAINドライバーで接続できない。

SNMPv3のアカウント、パスワード、暗号化アルゴリズムが本機と一致しませんでした。

Network接続限定ツールでのSNMPv3アカウント、パスワード、暗号化アルゴリズムを本機で設定している値にしてください。

ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを使用して、Web Image Monitorのヘルプを参照してください。(Web Image Monitorとは、Webブラウザーを使用して本機の監視や設定ができる、本機に搭載されている管理ツールです。)

TWAINドライバーで認証ができない。

本機でほかにログインしているユーザーがいます。

そのユーザーがログアウトするのをしばらくお待ちください。

TWAINドライバーで認証ができない。

装置側の都合により、認証に時間がかかっています。

LDAPサーバーの設定が正しいか確認してください。ネットワーク環境の設定が正しいか確認してください。

TWAINドライバーで認証ができない。

本機でアドレス帳の編集をしているため認証処理できません。

アドレス帳の編集が終わるまでしばらくお待ちください。

Ridoc IO Device Managerの「アドレス帳」を操作するとき、正しいログインユーザー名、ログインパスワードを入力しても、パスワード違いのメッセージが表示され、使用できない。

「ドライバー暗号鍵:暗号強度設定」の設定が正しくありません。またはSSL/TLSの設定を有効にしているが、パソコンに証明書がインストールされていません。

「ドライバー暗号鍵:暗号強度設定」を[簡易暗号]に設定するか、または、SSL/TLSの設定を有効にして、本機に機器証明書を導入後、パソコンに証明書をインストールしてください。

「ドライバー暗号鍵:暗号強度設定」の設定はセキュリティー強化機能を設定する、SSL/TLSの設定はSSL/TLSを設定するを参照してください。

Ridoc Desk Navigatorから[ドキュメントボックス(認証/暗号)]でログインできない。

コピーやスキャナーを使用しているときにログアウトできない。

原稿の読み取りが終了していません。

原稿の読み取りがすでに終わっているときは、[シャープ]を押して原稿を取り除いてから、ログアウトしてください。

スキャナーの宛先指定画面に[宛先登録]が表示されない。

「セキュリティー強化」の「個人宛先登録制限(ファクス)」か「個人宛先登録制限(スキャナー)」、またはその両方が[する]に設定されているため、ユーザー管理者以外アドレス帳に登録できません。

ユーザー管理者が登録をしてください。

スキャナーのメール送信ができない。

(類似状態)

  • あて先が選択できない。

  • 署名が設定できない。

  • メディアに蓄積できない。

以下の原因が考えられます。

  • ユーザー証明書(あて先証明書)の有効期限が切れている。

  • 機器証明書(S/MIME)の有効期限が切れている。

  • 機器証明書(S/MIME)が存在しない、あるいは不正な証明書である。

  • 機器証明書(デジタル署名PDFまたはデジタル署名PDF/A)の有効期限が切れている。

  • 機器証明書(デジタル署名PDFまたはデジタル署名PDF/A)が存在しない、あるいは不正な証明書である。

  • 管理者のメールアドレスが間違っている。

  • ユーザー証明書(あて先証明書)を導入してください。

    ユーザー証明書(あて先証明書)は、ネットワーク上のパソコンから操作するWeb Image Monitorのアドレス帳から導入できます。(Web Image Monitorとは、Webブラウザーを使用して本機の監視や設定ができる、本機に搭載されている管理ツールです。)ユーザー証明書(あて先証明書)自体は、事前に準備が必要です。

  • S/MIME用の機器証明書を導入してください。

  • デジタル署名PDF用またはデジタル署名PDF/A用の機器証明書を導入してください。

    詳しくは、機器証明書による通信経路の保護を参照してください。

  • 管理者のメールアドレスを設定してください。

    詳しくは、『初期設定』「ファイル転送設定」を参照してください。

ファクス文書の転送ができない。

(類似状態)

  • あて先が選択できない。

  • 署名が設定できない。

以下の原因が考えられます。

  • ユーザー証明書(あて先証明書)の有効期限が切れている。

  • 機器証明書(S/MIME)の有効期限が切れている。

  • 機器証明書(S/MIME)が存在しない、あるいは不正な証明書である。

  • 機器証明書(デジタル署名PDFまたはデジタル署名PDF/A)の有効期限が切れている。

  • 機器証明書(デジタル署名PDFまたはデジタル署名PDF/A)が存在しない、あるいは不正な証明書である。

  • 管理者のメールアドレスが間違っている。

  • ユーザー証明書(あて先証明書)を導入してください。

    ユーザー証明書(あて先証明書)は、ネットワーク上のパソコンから操作するWeb Image Monitorのアドレス帳から導入できます。(Web Image Monitorとは、Webブラウザーを使用して本機の監視や設定ができる、本機に搭載されている管理ツールです。)ユーザー証明書(あて先証明書)自体は、事前に準備が必要です。

  • S/MIME用の機器証明書を導入してください。

  • デジタル署名PDF用またはデジタル署名PDF/A用の機器証明書を導入してください。

    詳しくは、機器証明書による通信経路の保護を参照してください。

  • 管理者のメールアドレスを設定してください。

    詳しくは、『初期設定』「ファイル転送設定」を参照してください。

ユーザー認証を無効にしているのに蓄積文書が表示されない。

[すべてのユーザー]が設定されていない状態で、ユーザー認証の設定を無効にしました。

ユーザー認証の設定を再び有効にし、表示されていない文書に[すべてのユーザー]の設定を有効にしてください。

詳しくは、蓄積文書を管理するを参照してください。

ユーザー認証を無効にしているのに本機で設定したアドレス帳の宛先が表示されない。

[すべてのユーザー]が設定されていない状態で、ユーザー認証の設定を無効にしました。

ユーザー認証の設定を再び有効にし、表示されていない宛先に[すべてのユーザー]の設定を有効にしてください。

詳しくは、アドレス帳にアクセス権を設定するを参照してください。

ユーザー認証を設定しているときに、プリンターから印刷できない。

プリンタードライバー側にユーザー認証が設定されていません。

プリンタードライバーにユーザー認証の設定をしてください。

プリンタードライバーのヘルプを参照してください。

「上限到達時動作設定」を[ジョブ終了後制限]に設定しているが、印刷が終了する前にジョブがキャンセルされた。

使用しているアプリケーションによっては、本機が単一のジョブを複数のジョブと判断し、印刷中にジョブをキャンセルすることがあります。

ジョブがキャンセルされたユーザーの利用量カウンターをクリアするなどし、印刷利用量制限の設定を変更してください。利用量カウンターをクリアする方法は、ユーザーの印刷利用量を制限するを参照してください。

コピー中、または文書の読み取り中に、ジョブを中断しようとしたが、認証画面が表示された。

本機はコピー中、または文書の読み取り中にログアウトができます。

ログアウト後はコピーの中断や、文書の読み取りを中断したりすると、認証画面が表示されます。

コピーや読み取りを実行したユーザーでないと中断できません。

ジョブが終了するまで待つか、ジョブを実行したユーザーに確認してください。

機器管理者は、ジョブを取り消せます。