使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

本機の運用を開始する前に管理者を登録する

管理者とは、本機の情報を管理する権限を持つ担当者を指します。本機を安全にご使用いいただくために、ユーザーの登録やセキュリティーに関わる設定など、本機の重要な設定は管理者が統括して実施してください。

管理者権限の概要

機能の分野ごとに4種類の管理者権限があります。すべての権限を1人の担当者が担うだけでなく、特定の権限だけをほかの担当者に割り当てることもできます。

管理者権限の種類

管理者権限の概要のイメージイラスト
  • ユーザー管理:アドレス帳の登録情報を管理します。アドレス帳へのユーザーの追加や登録情報の変更ができます。

  • 機器管理:主に機器の設定を管理します。各機能の設定を機器管理者だけが変更できるように設定できます。

  • ネットワーク管理:ネットワークに接続するための設定を管理します。

  • 文書管理:蓄積した文書のアクセス権を管理します。本機に蓄積した文書を、登録したユーザーや許可したユーザーだけが閲覧、編集できるように設定できます。

管理者の役割を分担することで、1人の管理者の負担を軽減すると同時に、管理者による不正操作を抑制できます。

管理者を登録するまでの流れ

  1. 管理者認証を有効にする

    [設定]から本機の管理者認証機能を有効にします。

  2. 管理者としてログインする

    管理者用のログインユーザー名とログインパスワードを使用し、本機にログインします。

  3. 管理者を登録/変更する

    各管理者に権限を割り当てます。最大で4人分までの管理者を登録できます。

補足

  • 管理者はアドレス帳に登録されるユーザーと区別されます。アドレス帳に登録されているログインユーザー名を、管理者として使用することはできません。

  • 管理者を管理する権限を持つのがスーパーバイザーです。管理者が交代したときなどにログインパスワードを再設定できます。スーパーバイザーの担当は1人のみです。

管理者認証を有効にする

管理者による本機の管理を実施するには、[管理者認証管理]で管理機能を有効にします。管理する情報の範囲に応じて管理機能を有効にするかしないかを選択し、ユーザーによる設定の制限を設定します。

[設定]の画面タイプを[従来]にしているときの例で手順を説明しています。[標準]の画面タイプを使用しているときは、以下の画面で設定してください。

  • [システム設定][管理者向け設定][認証/課金][管理者認証/ユーザー認証/アプリケーション認証]

[従来]の設定画面タイプと[標準]の設定画面タイプでは、設定項目名が異なることがあります。

設定項目対応表(従来:標準)

1ホーム画面で[設定]を押す。

本体画面のイラスト

2設定画面で[本体機能設定]を押す。

3[システム設定][管理者用設定]タブ[管理者認証管理]と押し、管理者権限の設定画面を表示する。

4管理者認証を有効にする管理者権限を選択し、[する]を押す。

本体画面のイラスト
  • ユーザー管理:アドレス帳の登録情報を管理するときに[する]を選択します。

  • 機器管理:各機能の設定を機器管理者だけが変更できるようにするときに[する]を選択します。

  • ネットワーク管理:ネットワークの設定を管理するときに[する]を選択します。

  • 文書管理:本機に蓄積した文書を管理するときに[する]を選択します。

5「適用設定項目」から、管理する項目を管理者権限ごとに選択する。

本体画面のイラスト

選択した項目は、ユーザーによる設定の変更ができなくなります。

ユーザー管理

  • 管理者用設定:主にアドレス帳管理に関する設定を制限します。

機器管理

  • 基本設定:操作部や排紙先などの設定を制限します。

  • 用紙設定:セットする用紙サイズや用紙種類の設定を制限します。

  • 時刻タイマー設定:時刻や処理時間の設定を制限します。

  • インターフェース設定:ネットワーク関連の設定を制限します。

  • ファイル転送設定:メール送受信機能関連の設定を制限します。

  • 管理者用設定:主に本機に関する設定を制限します。

  • 調整/管理:印刷補正の設定を制限します。

ネットワーク管理

  • インターフェース設定:ネットワーク関連の設定を制限します。

  • ファイル転送設定:メール送受信機能関連の設定を制限します。

  • 管理者用設定:主にネットワーク、セキュリティーに関する設定を制限します。

文書管理

  • 管理者用設定:文書の保護、ドキュメントボックス機能の設定を制限します。

6[設定]を押す。

7設定が終わったら、[ホーム])を押す。

管理者としてログインする

操作部の[本体機能設定]から管理者としてログインします。

本機に初めてログインするときは、管理者1としてログインします。工場出荷時のログインユーザー名とログインパスワードは、本機に同梱されているご案内を参照してください。

[設定]の画面タイプを[従来]にしているときの例で手順を説明しています。[標準]の画面タイプを使用しているときは、システムバーの[ログイン]を押してください。

1ホーム画面で[設定]を押す。

本体画面のイラスト

2設定画面で[本体機能設定]を押す。

3[ログイン]を押す。

本体画面のイラスト

4管理者のログインユーザー名、ログインパスワードを入力する。

ログインすると画面左上にユーザーアイコンが表示されます。アイコンを押すとログインユーザー名が表示されます。

自分以外の管理者の登録や変更をするときは、管理者の追加登録や権限の変更をするの手順に従って設定します。

5本機の設定が終わったら、[ログアウト]を押す。

管理者の追加登録や権限の変更をする

本機の管理者は最大で4人まで登録できます。4人全員がすべての管理者権限を持つことができます。また、管理者の負荷軽減のために、4人でそれぞれの管理者権限を分担することもできます。

あらかじめ、追加登録する人数と付与する権限を検討し、管理者2~4に設定するログインユーザー名とログインパスワードを決めてから、設定してください。

重要

  • 追加登録する管理者のログインユーザー名とログインパスワードを忘れないようにしてください。

  • 各管理者は、ほかの管理者のログインユーザー名やログインパスワードを変更できません。

[設定]の画面タイプを[従来]にしているときの例で手順を説明しています。[標準]の画面タイプを使用しているときは、以下の画面で設定してください。

  • [システム設定][管理者向け設定][認証/課金][管理者認証/ユーザー認証/アプリケーション認証][管理者登録/変更]

[従来]の設定画面タイプと[標準]の設定画面タイプでは、設定項目名が異なることがあります。

設定項目対応表(従来:標準)

1本機の操作部で管理者としてログインする。

2ホーム画面で[設定]を押す。

本体画面のイラスト

3設定画面で[本体機能設定]を押す。

4[システム設定][管理者用設定]タブ[管理者登録/変更]と押し、管理者の設定画面を表示する。

5管理者に割り当てる管理者権限を設定する。

本体画面のイラスト
  • 「ユーザー管理者」「機器管理者」「ネットワーク管理者」「文書管理者」の権限を、[管理者1][管理者4]に割り当てます。

  • 工場出荷時は、ログインした管理者(管理者1)にすべての権限が割り当てられています。

  • 自分に割り当てられている管理者権限と同じ権限だけを、ほかの管理者に割り当てられます。

6管理者1~管理者4の[変更]を押し、ログインユーザー名とログインパスワードを設定する。

Ridoc IO Device Managerなど、SNMPv3に対応したソフトウェアで本機を管理するときは、通信を暗号化するためのパスワードも設定します。

7[設定]を押す。

設定が完了すると、自動的にログアウトします。

ほかの管理者に設定したログインユーザー名とログインパスワードを、担当者本人に連絡してください。

スーパーバイザーを変更する

スーパーバイザーのログインユーザー名やログインパスワードを変更します。

「管理者認証管理」の設定で[ユーザー管理][する]に設定してから操作してください。詳しくは管理者の追加登録や権限の変更をするを参照してください。

[設定]の画面タイプを[従来]にしているときの例で手順を説明しています。[標準]の画面タイプを使用しているときは、以下の画面で設定してください。

  • [システム設定][管理者向け設定][認証/課金][管理者認証/ユーザー認証/アプリケーション認証][管理者登録/変更]

[従来]の設定画面タイプと[標準]の設定画面タイプでは、設定項目名が異なることがあります。

設定項目対応表(従来:標準)

1本機の操作部からスーパーバイザーとしてログインする。

2ホーム画面で[設定]を押す。

本体画面のイラスト

3設定画面で[本体機能設定]を押す。

4[システム設定][管理者用設定]タブ[管理者登録/変更]と押し、管理者の設定画面を表示する。

5「スーパーバイザー」の[変更]を押す。

本体画面のイラスト

6「ログインユーザー名」の[変更]を押す。

7ログインユーザー名を入力し、[OK]を押す。

8「ログインパスワード」の[変更]を押す。

9ログインパスワードを入力し、[OK]を押す。

10確認のためにもう一度ログインパスワードを入力し、[OK]を押す。

11[設定]を2回押す。

自動的にログアウトされます。

スーパーバイザーで管理者のパスワードを変更する

スーパーバイザーは、管理者のパスワードを変更する権限だけを持ちます。各管理者がパスワードを忘れたときや、管理者が交代したときなどに、スーパーバイザーがパスワードを再設定します。

工場出荷時のログインユーザー名とログインパスワードは、本機に同梱されているご案内を参照してください。

重要

  • スーパーバイザーのログインユーザー名とログインパスワードを忘れないでください。万一忘れてしまったときは、本機を工場出荷時の状態に戻すことになり、各種データは失われます。

[設定]の画面タイプを[従来]にしているときの例で手順を説明しています。[標準]の画面タイプを使用しているときは、以下の画面で設定してください。

  • [システム設定][管理者向け設定][認証/課金][管理者認証/ユーザー認証/アプリケーション認証][管理者登録/変更]

[従来]の設定画面タイプと[標準]の設定画面タイプでは、設定項目名が異なることがあります。

設定項目対応表(従来:標準)

1本機の操作部からスーパーバイザーとしてログインする。

2ホーム画面で[設定]を押す。

本体画面のイラスト

3設定画面で[本体機能設定]を押す。

4[システム設定][管理者用設定]タブ[管理者登録/変更]と押し、管理者の設定画面を表示する。

5目的の管理者の[変更]を押し、ログインパスワードを設定する。

本体画面のイラスト

6[設定]を押す。

設定が完了すると、自動的にログアウトします。

ユーザー名、パスワードに使用できる文字

ログインユーザー名とログインパスワードには、以下の文字を使用します。アルファベットは大文字、小文字を区別して登録してください。

  • 英大文字:[A-Z](26 文字)

  • 英小文字:[a-z](26 文字)

  • 数字:[0-9](10 文字)

  • 記号:(スペース) ! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [] ^ _ ` { | } ~(33 文字)

ログインユーザー名

  • スペース、「:」、「"」を使用できません。

  • 空白にはできません。

  • 管理者は半角で8桁以下の数字だけでは登録できません。

  • 最大文字数は半角で32文字です。

ログインパスワード

  • 最大文字数は管理者とスーパーバイザーは32文字、ユーザーは128文字です。

  • パスワードに禁則文字はありません。ただしセキュリティー上、アルファベットの大文字、小文字、数字、記号を組み合わせて作成することをお勧めします。文字数が多いほど第三者に推測されにくくなります。

  • [セキュリティー強化][パスワードポリシー]の設定で、英大文字、英小文字、数字、記号の組み合わせと最小文字数を設定できます。

    管理者用設定(システム設定)

    [設定]の画面タイプを[標準]にしているときは、以下を参照してください。設定項目名は[従来]の画面タイプと異なることがあります。

    管理者向け設定

    設定項目対応表(従来:標準)