使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

原稿をスキャンしてフォルダーに送信する

スキャンした原稿をパソコンの共有フォルダーに送信するには、あらかじめパソコンに共有フォルダーを作成し、アドレス帳にフォルダー宛先を登録します。

補足

  • SMB3.0プロトコルを使用して、共有フォルダー単位で暗号化する設定をしたフォルダーに文書を保存できます。

  • スキャンした原稿はFTPサーバーに保存することもできます。

  • アドレス帳に共有フォルダーを登録する

チェックシートを印刷する

送信先のパソコンの設定値をメモするため、以下のチェックシートを印刷してください。

チェックシート

No.

チェック項目

設定値の記入欄

[1]

ホスト名

DHCP有効

IPv4アドレス

[2]

ドメイン名/ワークグループ名

USERDNSDOMAIN

[               ]

USERDOMAIN

[               ]

パソコンのログインユーザー名

[3]

パソコンのログインパスワード

[4]

パソコンの共有フォルダー名

パソコンの情報を確認する(Windows)

共有フォルダーを作成するパソコンのコンピューター名やIPアドレスなどを確認し、印刷したチェックリストに記入します。

1パソコンの[スタート]をクリックし、[Windowsシステムツール][コマンドプロンプト]をクリックする。

2"ipconfig/all"と入力し、[Enter]キーを押す。

3表示されたコンピューター名、DHCPサーバーの有効設定、IPアドレスを確認し、チェックシートの[1]へ記入する。

OS 画面のイラスト

上の画面のように表示されたときは、以下のように表に記入します。

チェックシート記入例のイメージイラスト

4"set user"と入力し、[Enter]キーを押す。

"set"と"user"の間には、半角スペースを入れます。

5表示されたドメイン名・ワークグループ名、ログインユーザー名を確認し、チェックシートの[2]に記入する。

OS 画面のイラスト

上の画面のように表示されたときは、以下のように表に記入します。

チェックシート記入例のイメージイラスト

コマンドを実行したログインユーザーがローカルユーザーのときは、「USERDNSDOMAIN」は表示されません。

6パソコンのログインパスワードを確認し、チェックシートの[3]に記入する。

コンピューター情報の確認は完了しました。続けて、共有フォルダーを作成してアクセス権を設定します。

共有フォルダーを作成する(Windows)

Windowsのデスクトップに共有フォルダーを作成し、アクセス権を設定します。

1Windowsに管理者権限を持つユーザーとしてログオンする。

2Windows エクスプローラーでフォルダーを新規作成し、フォルダー名をチェックシートの[4]に記入する。

3作成したフォルダーを右クリックし、[プロパティ]をクリックする。

4[共有]タブで[詳細な共有]をクリックする。

OS 画面のイラスト

5[このフォルダーを共有する]にチェックを付け、[アクセス許可]をクリックする。

このあと、不特定のユーザー(Everyone)を削除し、アクセスを許可するユーザーを追加します。ここでは例として、チェックシートへ記入したユーザーのアクセス権を追加します。

6「グループ名またはユーザー名」で[Everyone]を選択し、[削除]をクリックする。

7[追加][詳細設定...][オブジェクトの種類...]とクリックする。

8[ユーザー]を選択し、[OK]をクリックする。

OS 画面のイラスト

9[場所...]をクリックし、ユーザーが所属しているドメイン名/ワークグループ名(チェックシートの[2])を選択し、[OK]をクリックする。

10[詳細設定][検索]をクリックする。

11追加するパソコンのログインユーザー名(チェックシートの[2])を検索結果の中から選択し、[OK]をクリックする。

目的のユーザー名が見つからないときは、[列]をクリックするか[検索結果]欄を右クリックして[列の選択]を選択し、[利用可能な列]一覧から[ログオン名]または[ログオン名(Windows 2000 より前)]を選択します。

12[OK]をクリックする。

13追加したユーザーを選択し、[アクセス許可]で[変更]の[許可]にチェックを付ける。

OS 画面のイラスト

14[OK]をクリックしてすべてのウインドウを閉じる。

これでアクセス権の設定は完了です。ほかのグループやユーザーにアクセス権を設定するときは、以下の手順で設定します。

  1. 作成したフォルダーを右クリックし、[プロパティ]をクリックする。

  2. [セキュリティ]タブで[編集...]をクリックする。

  3. [追加][詳細設定...]とクリックする。

  4. [オブジェクトの種類...]や[場所...]を選択し、[検索]をクリックする。

  5. アクセス権を設定するグループやユーザーを選択し、[OK]をクリックする。

  6. [OK]をクリックする。

  7. 追加したユーザーを選択し、[アクセス許可]で[変更]の[許可]にチェックを付ける。

  8. [OK]をクリックしてすべてのウインドウを閉じる。

パソコンの情報を確認する(OS X/macOS)

共有フォルダーを作成するパソコンのコンピューター名やログインユーザー名などを確認し、印刷したチェックリストに記入します。

1OS X/macOSに管理者権限を持つユーザーとしてログオンする。

2アップルメニューから[このMacについて]をクリックする。

3[システムレポート...]をクリックする。

4左ペインの[ソフトウェア]をクリックし、表示されたコンピューター名をチェックシートの[1]へ、ユーザー名をチェックシートの[2]へ記入する。

OS 画面のイラスト

上の画面のように表示されたときは、以下のように表に記入します。

チェックシート記入例のイメージイラスト

5アップルメニューから[システム環境設定...]をクリックする。

6[ネットワーク]で[Ethernet]または[Wi-Fi]をクリックし、表示されたIPアドレスをチェックシートの[1]へ記入する。

コンピューター情報の確認は完了しました。続けて、共有フォルダーを作成します。

共有フォルダーを作成する(OS X/macOS)

共有フォルダーを作成し、アクセス権を設定します。

1フォルダーを新規作成し、フォルダー名をチェックシートの[4]に記入する。

2アップルメニューから[システム環境設定...]をクリックする。

3[共有]をクリックし、[ファイル共有]にチェックを付け、[オプション...]をクリックする。

OS 画面のイラスト

4[SMBを使用してファイルやフォルダを共有]とファイル共有に使用するユーザアカウントにチェックを付け、[完了]をクリックする。

OS 画面のイラスト

[認証]画面が表示されたら、対象アカウントのパスワードを入力して[OK]をクリックし、[完了]をクリックします。

5[共有]画面で、[共有フォルダ]の下の[プラス]をクリックする。

OS 画面のイラスト

6手順1で作成したフォルダーを指定し、[追加]をクリックする。

7手順6で追加したフォルダーを選択し、アクセスするユーザーの権限が「読み/書き」に設定されていることを確認する。

OS 画面のイラスト

作成した共有フォルダーをアドレス帳に登録する

Windowsの環境に作成した共有フォルダーを例に、チェックシートに記録した情報を使用して登録する方法を説明します。

1ホーム画面で[アドレス帳]を押す。

本体画面のイラスト

2アドレス帳画面で[新規登録]を押す。

本体画面のイラスト

機器に搭載されているRICOH Always Current Technologyのバージョンによって、画面に表示される項目が異なります。

3[登録名]タブの項目に宛先の情報を入力し、分類する見出しを選択する。

本体画面のイラスト

4[宛先]タブを押し、[フォルダー]を押す。

本体画面のイラスト

5[プロトコル][SMB(PCの共有フォルダーへ送信)]を選択する。

本体画面のイラスト

6「パス名」に共有フォルダーのネットワークパスを設定する。

パスを手入力する

コンピューター名が「YamadaPC」(チェックシートの[1])、共有フォルダー名が「shared_doc」(チェックシートの[4])のときは、以下のように入力します。

¥¥YamadaPC¥shared_doc

フォルダーを一覧から選択する

共有フォルダーを検索するパソコンのIPアドレスまたはホスト名を入力し、[ネットワーク参照]を押して、送信先フォルダーを選択します。

7[フォルダー認証情報][別の認証情報を指定する]を選択し、共有フォルダーにアクセスするためのログインユーザー名(チェックシートの[2])とログインパスワード(チェックシートの[3])を入力する。

8[接続テスト]を押す。

接続できないときは、メッセージを確認します。

スキャナー使用中にメッセージが表示されたとき

9[OK]を押す。

10[ユーザー管理/その他]タブを押し、必要な設定をする。

本体画面のイラスト

11[OK]を押す。

12設定が終わったら、[ホーム])を押す。

基本的なフォルダー送信のしかた

1ホーム画面で[スキャナー]を押す。

本体画面のイラスト

2スキャナー画面で[フォルダー送信]を選択する。

本体画面のイラスト

3原稿をセットする。

スキャン原稿をセットする

4[送信設定]を押し、スキャンした文書の用途に合わせて読み取りの設定をする。

原稿に合った画質や濃度でスキャンする

ファイル形式やファイル名を指定してスキャンする

5を押し、[アドレス帳から検索]または[登録番号で指定]を選択して、アドレス帳に登録した共有フォルダーを指定する。

本体画面のイラスト
  • 直接入力するときは、を押して[直接入力]を選択します。プロトコルでSMBを選択し、必要な情報を入力します。

  • 宛先を指定し直すには、を押します。

    本体画面のイラスト
  • 表示されているアドレス帳から宛先を選択することもできます。アドレス帳が50音順見出しのときは、見出しを押すとラベルが表示されます。ラベルの文字を押すと、対応する頭文字のユーザーまで画面がスクロールします。

6[スタート]を押す。