使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

アドレス帳に共有フォルダーを登録する

スキャナーで読み取った文書の送信先や、受信したファクス文書の転送先となるフォルダーをアドレス帳に登録します。送信先のフォルダーに合わせて、プロトコルを指定してください。

補足

1ホーム画面で[アドレス帳]を押す。

本体画面のイラスト

2アドレス帳画面で[新規登録]を押す。

本体画面のイラスト

機器に搭載されているRICOH Always Current Technologyのバージョンによって、画面に表示される項目が異なります。

3[登録名]タブの項目に宛先の情報を入力し、分類する見出しを選択する。

本体画面のイラスト

4[宛先]タブ [フォルダー]と押す。

本体画面のイラスト

5プロトコルを選択する。

本体画面のイラスト
  • SMB(PCの共有フォルダーへ送信):WindowsやOS X/macOSの共有フォルダーへ送信するときに指定します。

  • FTP(FTPサーバーへ送信):FTPサーバーのフォルダーへ送信するときに指定します。

6フォルダーのパスや認証情報を設定する。

SMBを指定したとき

  • パス名:フォルダーのパスを入力します。

    • コンピューター名が「User1PC」、共有フォルダー名が「shared_doc」のときは、以下のように入力します。

      ¥¥User1PC¥shared_doc

    • IPアドレスを自動取得していない環境で、コンピューターのIPアドレスが「192.168.0.191」、共有フォルダー名が「Share」のときは、以下のように入力してもパスを指定できます。

      ¥¥192.168.0.191¥Share

    • [ネットワーク参照]を押してもフォルダーを指定できます。接続先によっては、ログインユーザー名とパスワードの入力が必要です。

  • フォルダー認証情報:個人パソコンの共有フォルダーのように、組織全体で共有していないフォルダーを登録するときは、[別の認証情報を設定する]を選択し、そのフォルダーにアクセスできるアカウントのログインユーザー名とログインパスワードを入力します。

    • [ユーザー管理のログイン用認証情報を使用する]を選択したときは、以下の項目で設定したユーザー名とパスワードが適用されます。ユーザー認証を設定しているときは、管理者に確認してください。

      • 設定画面のタイプ:標準

        [システム設定][送信(メール/フォルダー)][フォルダー][送信初期ユーザー名/パスワード]

        送信(メール/フォルダー)

      • 設定画面のタイプ:従来

        [システム設定][ファイル転送設定]タブ [送信初期ユーザー名・パスワード]

        ファイル転送設定

FTPを指定したとき

  • サーバー名:FTPサーバー名(ホスト名)を入力します。

  • 日本語文字コード:ファイル送信時に変換する文字コードを指定します。

  • ポート番号:ファイル送信時に使用するポート番号を指定します。

  • パス名:フォルダーのパスを入力します。IPv4アドレスも入力できます。パスを指定しないときは、ログインディレクトリが指定されます。

    • フォルダー名が「user」、サブフォルダー名が「lib」のときは、以下のように入力します。

      user/lib

    • 絶対パスで指定するときは「¥(ユーザー)¥(ホーム)¥(ユーザー名)」の形式で入力します。

  • フォルダー認証情報:個人パソコンの共有フォルダーのように、組織全体で共有していないフォルダーを登録するときは、[別の認証情報を設定する]を選択し、そのフォルダーにアクセスできるアカウントのログインユーザー名とログインパスワードを入力します。

    • [ユーザー管理のログイン用認証情報を使用する]を選択したときは、以下の項目で設定したユーザー名とパスワードが適用されます。ユーザー認証を設定しているときは、管理者に確認してください。

      • 設定画面のタイプ:標準

        [システム設定][送信(メール/フォルダー)][フォルダー][送信初期ユーザー名/パスワード]

        送信(メール/フォルダー)

      • 設定画面のタイプ:従来

        [システム設定][ファイル転送設定]タブ [送信初期ユーザー名・パスワード]

        ファイル転送設定

7[接続テスト]を押し、パスが正しく設定されていたら[OK]を押す。

8[ユーザー管理/その他]タブを押し、必要な設定をする。

本体画面のイラスト
  • ユーザー管理:ログインして本機を使用するときの認証情報を入力します。

  • グループ:必要に応じて、この宛先が属するグループを選択します。あらかじめグループを登録してください。

    アドレス帳にグループを登録する

  • 表示優先度:優先度順で宛先をソートしたときに、優先度が高い宛先は、優先度が低い宛先よりも前に表示されます。優先度が同じ宛先は、登録した順に表示されます。

  • 宛先の保護:保護コードを入力しないと、この宛先を選択できないようにします。

    認証保護機能で宛先の誤使用を防止する

9[OK]を押す。

10設定が終わったら、[ホーム])を押す。

補足

  • 登録済みのフォルダーを変更/削除するときは、アドレス帳画面で変更/削除するフォルダーの宛先を選択し、[編集]または[消去]を押します。

  • アドレス帳に登録したフォルダーの宛先に送信できないときは、宛先となっているパソコンのファイアウォール機能により、送信がブロックされている可能性があります。OSのヘルプを参照して、本機のIPアドレスをファイアウォールから除外してください。