使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

送信設定(スキャナー設定/標準)

[スキャナー設定]にある[送信設定]の設定項目一覧です。

2種類の設定画面の紹介(標準/従来)

ファイル名

設定項目

説明

シングルページ番号桁設定

シングルページのファイル名に自動で付与される連番の桁数を設定します。

  • 工場出荷時の設定:4桁

圧縮設定

設定項目

説明

圧縮設定(白黒2値)

2値(白黒)で読み取った原稿のデータを圧縮するかを設定します。データを圧縮すると、送信にかかる時間を短くできます。

  • 工場出荷時の設定:圧縮する

圧縮形式設定(白黒2値)

データの圧縮方式を設定します。

  • 工場出荷時の設定:MMR

圧縮設定(グレースケール/フルカラー)

多値(グレースケール/フルカラー)で読み取った原稿のデータを圧縮するかを設定します。圧縮するときは圧縮率を5段階から選択します。低圧縮に設定すると画質はよくなりますが、送信にかかる時間は長くなります。

  • 工場出荷時の設定:圧縮する(圧縮率4)

    圧縮率は、数字が大きくなるほど高圧縮になります。

クリアライトPDF作成時の圧縮方式

クリアライトPDFの圧縮方式を設定します。

  • 工場出荷時の設定:写真画像:JPEG、文字画像:JBIG2

クリアライトPDF圧縮率設定

クリアライトPDFの圧縮率を設定します。

  • 工場出荷時の設定:普通

メール(件名/本文)

設定項目

説明

デフォルトメール件名

メールの件名をスキャナー画面で設定しないとき、自動的に付与される件名を指定します。

  • 工場出荷時の設定:ホスト名

    [システム設定][ネットワーク/インターフェース][ホスト名]で設定されているホスト名が件名として使用されます。

メールの件名や本文を変更してスキャンした文書を送信する

メール付加情報

メールの本文に付加情報(表題文、スキャンした日付、管理者メールアドレス)を自動挿入するかを設定します。

  • 付加する

    付加情報の言語を選択します。

  • 付加しない

    スキャナー画面で設定した本文だけがメールの本文として入力されます。

  • 工場出荷時の設定:付加する日本語

メール設定(サイズ)

設定項目

説明

送信メールサイズ制限

スキャンデータをメールに添付して送信するときに、添付ファイルのファイルサイズに上限を設定します。[する]を選択したときは、[制限サイズ]でサイズの上限を128~102,400KB(100MB)の範囲で指定します。使用しているSMTPサーバーでメールサイズが制限されているときは、その設定に合わせてください。

  • 工場出荷時の設定:する2048KB(2MB)

メールサイズ制限オーバー時分割

[送信メールサイズ制限]で設定したファイルサイズの上限を超えた画像を、複数のメールに振り分けて送信するかを設定します。

  • しない

    ファイルサイズの上限まで読み取って、いったん読み取りを中断します。読み取ったページまでを送信するか破棄するかを選択できます。

  • する(ページ毎)

    マルチページのPDF/TIFFを送信するときに、ファイルサイズの上限までに収まるように、ページごとの区切りで分割します。

  • する(最大サイズ)

    [送信メールサイズ制限]で設定したファイルサイズの上限で、ページの区切りに関係なくファイルを分割します。ファイルの最大分割数を2~500の範囲で指定します。

  • 工場出荷時の設定:する(ページ毎)

メール設定(URLリンク)

設定項目

説明

文書送信方法

メール送信するときの送信方法を設定します。

  • メールに添付

    スキャンデータをメールに添付して送信します。

  • URLリンク添付

    スキャンデータを本機に蓄積し、蓄積先のURLをメールに記載して送信します。

  • 自動判定

    [送信メールサイズ制限]で設定したメールサイズの上限まではメールに添付し、上限を超えるときはURLリンクで送信します。メールサイズの上限が設定されていないときでも、100MBを超えるとURLリンクで送信します。

    この設定を使用するには、[URLリンクから文書を直接ダウンロード][する]に設定してください。

  • ユーザーによる設定

    スキャナー画面で送信するたびに、[メールに添付][URLリンク添付][自動判定]のどの方法にするのかを設定します。

    この設定を使用するには、[URLリンクから文書を直接ダウンロード][する]に設定してください。

  • 工場出荷時の設定:メールに添付

URLリンクから文書を直接ダウンロード

スキャンしたデータをメールに添付しないで、蓄積先のURLをメール送信するときの設定です。パソコンでURLをクリックしたときに、Web Image Monitorにアクセスしないで、スキャンしたデータを直接ダウンロードできるようにするかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:しない

スキャンした原稿を本機に蓄積してURLをメール送信する

URL送信文書保持時間

蓄積先URLをメール送信したスキャンデータの保管時間を設定します(1~168時間)。保管時間を過ぎるとファイルは自動的に削除されます。この設定は、[URLリンクから文書を直接ダウンロード][する]にしたときに設定できます。

  • 工場出荷時の設定:24時間

再送信設定

設定項目

説明

スキャナー再送信

メールアドレスやフォルダーへの送信で指定した宛先へ送信できなかったとき、再送信するかを設定します。再送信するときは、[スキャナー再送信回数]で回数を設定します(1~99 回)。

この設定は、[スキャナー(クラシックモード)]でWSD送信するときは無効になります。

  • 工場出荷時の設定:する3回

スキャナー再送信時間間隔

メールアドレスやフォルダーへの送信で指定した宛先へ送信できなかったとき、再送信する間隔を設定します(60~900秒)。

この設定は、[スキャナー(クラシックモード)]でWSD送信するときは無効になります。

  • 工場出荷時の設定:300秒