使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

リリースノート

RICOH Always Current Technologyによって、本体機能のアップグレードパッケージをインストールできます。機器の導入後に開発された新機能や、セキュリティー対策のためのアップデートなどを適用できます。

RICOH Always Current Technologyのイラスト

使用している機器に搭載されているRICOH Always Current Technologyのバージョンは[状態確認]で確認できます。

機器に搭載されているRICOH Always Current Technologyのバージョンを確認する

対応しているRICOH Always Current Technologyのバージョン

使用している機種によって、対応しているRICOH Always Current Technology のバージョンが異なります。ここでは以下の記号を使用して対応しているバージョンを説明します。

  • 電源オフ表示:本バージョンへのアップデートに対応しています

  • マイナス:本バージョンへのアップデートに対応していません

  • 一般指示:搭載されているRICOH Always Current Technologyのバージョンに関わらず、本バージョンの機能には購入した時点で対応しています。各機能の説明は使用している機種の使用説明書を参照してください。

RICOH IM C8000/C6500

RICOH Always Current Technologyの

バージョン

対応しているかどうか

1.1

一般指示

1.2

電源オフ表示

2.0

電源オフ表示

2.1

電源オフ表示

2.2

電源オフ表示

RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000シリーズ

RICOH Always Current Technologyの

バージョン

対応しているかどうか

1.1

電源オフ表示

1.2

電源オフ表示

2.0

電源オフ表示

2.1

電源オフ表示

2.2

電源オフ表示

RICOH IM C300/C300F

RICOH Always Current Technologyの

バージョン

対応しているかどうか

1.1

一般指示

1.2

電源オフ表示

2.0

電源オフ表示

2.1

電源オフ表示

2.2

電源オフ表示

RICOH IM 9000/8000/7000 シリーズ

RICOH Always Current Technologyの

バージョン

対応しているかどうか

1.1

一般指示

1.2

一般指示

2.0

マイナス*1

2.1

電源オフ表示

2.2

電源オフ表示

*1 バージョン2.1にアップデートすると、バージョン2.0で対応している機能も有効になります。

RICOH IM 6000/5000/4000/3500/2500 シリーズ

RICOH Always Current Technologyの

バージョン

対応しているかどうか

1.1

一般指示

1.2

一般指示

2.0

電源オフ表示

2.1

一般指示*1

2.2

電源オフ表示*2

*1 新しいユーザーインターフェースのドキュメントボックスアプリ、コピー画面、スキャナー画面、ファクス画面からの蓄積機能を使用するには、バージョン2.1へのアップデートが必要です。

*2 ゲストユーザーによるワイヤレスダイレクト印刷の許可の設定には購入した時点で対応しています。

RICOH Always Current Technologyで本機に追加される機能は以下のとおりです。

RICOH Always Current Technology バージョン1.1

項目

追加された機能

参照先

設定

以下の機能が追加されました。

  • 画面タイプの切り替えができるようになりました。

2種類の設定画面の紹介(標準/従来)

  • コピーに関する通知音の種類を変更できるようになりました。

    • コピージョブ完了音

    • コピー原稿忘れ注意音

  • スキャナー原稿を置き忘れたときの音(スキャナー原稿忘れ注意音)を設定できるようになりました。

アドレス帳

アドレス帳管理機能が追加されました。

管理

コピー

以下の機能が追加されました。

  • 予約

基本的なコピーのしかた

  • 白黒反転

原稿の明度を反転してコピーする

  • ミラー

原稿の左右を反転してコピーする

  • リピート

原稿の内容を用紙全体に並べてコピーする

  • 合紙

ページや用紙を仕切ってコピーする

ファクス

[受信設定][受信文書設定]に「受信文書の蓄積先」機能が追加されました。

受信設定(標準)

RICOH Always Current Technology バージョン1.2

項目

追加された機能

参照先

コピー

以下の機能が追加されました。

  • 割り込み

基本的なコピーのしかた

  • カラー変換

読み取った色を加工/調整してコピーする

  • オーバーカラー

読み取った色を加工/調整してコピーする

  • 小冊子コピー

製本してコピーする

  • 表紙

製本してコピーする

  • 章区切り

ページや用紙を仕切ってコピーする

スキャナー

[ファイル形式]の選択肢が以下のように変更されました。

  • [PDFマルチページ]

  • [クリアライトPDFマルチページ]

  • [PDF/Aマルチページ]

  • [TIFFマルチページ]

ファイル形式やファイル名を指定してスキャンする

ファクス

受信結果画面で受信拒否する相手先を登録する機能が追加されました。

迷惑ファクスを防止する

プリンター

プリントジョブデータの暗号化機能が追加されました。

印刷文書を本機に蓄積する

設定

以下の機能が「標準」の画面タイプに追加されました。

  • ホーム画面の空白ページ設定

  • 拡張プリントサーバーの排紙先設定

  • [メール通知設定][管理者への通信管理情報メール]

  • POP3/IMAP4サーバーのパスワードの暗号化設定

  • LDAPサーバー上のReferralに従うかどうかの設定

  • ログ上限到達時ジョブ抑止

  • テスト印刷の印刷面

RICOH Always Current Technology バージョン2.0

項目

追加された機能

参照先

設定

機器でEMPOWERING DIGITAL WORKPLACES関連の設定ができるようになりました。

クラウドサービスを使用する

SMTPサーバーの認証方式で、統合Windows認証(NTLM)が使用できるようになりました。

SMTP サーバーの認証方式

セキュリティー

ネットワーク通信を暗号化するTLSのバージョンで1.3を使用できるようになりました。また、暗号強度をCHACHA20 256ビットに設定できるようになりました。

ネットワーク通信の暗号化方式

ファクス

送信結果メールに添付されるファイルの形式をPDF、PDF/A、TIFFから選択できるようになりました。

送信結果メール通知の添付ファイル形式

以下のレポートの「エラーの内容」に「7)回線接続が確認できません」が追加されました。

  • 通信結果レポート(印刷、通知メール)

  • 不達レポート

  • Fコード中継結果レポート

レポートのエラー内容表示

ファクス、スキャナー

ファクスとスキャナーの以下の宛先種別の検索機能が強化されました。

  • ファクス・IP-ファクス・インターネットファクスの宛先

  • スキャナーのメール宛先

宛先検索機能の強化

RICOH Always Current Technology バージョン2.1

項目

追加された機能

参照先

ドキュメントボックス

新しいユーザーインターフェースのドキュメントボックスアプリを使用できるようになりました。

RICOH Always Current Technologyバージョン 2.1をインストールすると、従来のドキュメントボックスアプリは本体画面のイラスト(ドキュメントボックス(クラシックモード))として表示されます。

新しいドキュメントボックスアプリ(原稿の保存)

新しいドキュメントボックスアプリ(文書の印刷)

新しいドキュメントボックスアプリ(文書の管理)

コピー、

ファクス、

スキャナー

コピー画面、スキャナー画面、ファクス画面からドキュメントボックスに文書を保存できるようになりました。

コピー画面、スキャナー画面、ファクス画面からの文書保存

コピー

以下の機能が追加されました。

  • 独立変倍(%)

  • 独立変倍(mm)

  • 見開き原稿の両面コピー

  • 画質調整

コピー機能の強化

スキャナー

スキャンした文書のファイル名を詳細に設定できるようになりました。

スキャンした文書のファイル名

SMBプロトコルによるデータ送信で、以下のことができるようになりました。

  • SMBv3拡張機能の設定

  • 認証レベルの設定

  • サーバー単位の暗号化に対応

  • SMBv3.0.2、SMBv3.1.1 に対応

  • フォルダー検索の中断

SMBプロトコルによるデータ送信のセキュリティー強化

RICOH Always Current Technology バージョン2.2

項目

追加された機能

参照先

アドレス帳

Web Image Monitorからcsv形式でのアドレス帳のインポート/エクスポートができるようになりました。

アドレス帳のインポート/エクスポート

プリンター

PostScriptとPDFの印刷を禁止できるようになりました。

PostScript/PDFの印刷禁止

セキュリティー

アクセスコントロールを設定している場合でも、ゲストユーザーによるワイヤレスダイレクト印刷ができるようになりました。

ゲストユーザーによるワイヤレスダイレクト印刷の許可

HSTS機能を設定できるようになりました。

ネットワーク通信の暗号化