RICOHカンタン入出力を使用するときの初期設定(4行機)
4行機の機器でRICOHカンタン入出力を使用するときの初期設定を説明します。
お使いの機器によっては、設定値や手順が異なるときがあります。
機器証明書の作成、導入(4行機)
ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを使用して設定します。(本機に搭載されているWeb Image Monitorという機能を利用します。)
機器証明書に、自己証明書を使用するときの説明です。
ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを起動し、Web Image Monitorにネットワーク管理者としてログインします。
本機にSSLが設定されているときは、https:/と入力してください。[機器の管理]をポイントし、[設定]をクリックします。
「セキュリティー」の[機器証明書]をクリックします。
作成する証明書番号を選択します。
SSL/TLSに使用するときは[証明書1]を選択します。その他で使用するときは任意の証明書番号を選択します。[作成]をクリックします。
必要な設定項目を入力します。
表示項目や設定項目の詳細は、Web Image Monitorのヘルプを参照してください。[OK]をクリックします。
設定が書き換えられます。[OK]をクリックします。
セキュリティーの警告に関するダイアログが表示されたら内容を確認して、[このサイトの閲覧を続行する]をクリックします。
「証明書状態」に「導入済み」が表示され、本機に機器証明書が導入されます。ログアウトします。
SSL/TLS暗号化通信モードの設定(4行機)
SSL/TLSを有効にする
ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを使用して設定します。(本機に搭載されているWeb Image Monitorという機能を利用します。)
ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを起動し、Web Image Monitorにネットワーク管理者がログインします。
本機にSSLが設定されているときは、https:/と入力してください。[機器の管理]をポイントし、[設定]をクリックします。
「セキュリティー」の[SSL/TLS]をクリックします。
IPv4、IPv6のうちSSL/TLSを有効にするものを「有効」にします。
「SSL/TLS通信許可設定」から暗号化通信モードを選択します。
暗号化通信モードは、[暗号文優先]、[暗号文/平文]、[暗号文のみ]のどれかを選択します。
「SSL/TLS通信許可設定」が[暗号文のみ]になっているときに、Webブラウザーが対応していないプロトコルまたは暗号化強度だけを選択すると、通信できなくなります。そのときは、本体操作部から[SSL/TLS通信許可設定]を[暗号文/平文]に設定すると通信ができるので、適切なプロトコルと暗号化強度に設定し直してください。
暗号化なしでWeb Image Monitorにアクセスしたときに「ページを表示できません」と表示されないように、[暗号文/平文]を選択することをお勧めします。TLS1.2、TLS1.1、TLS1.0、SSL3.0のどれかを無効にするときは、[無効]を選択します。
TLS1.2、TLS1.1、TLS1.0、SSL3.0のうち少なくとも1つを有効にします。「暗号強度設定」からAES、3DES、RC4それぞれで使用する暗号強度をチェックします。少なくとも1つはチェックしておきます。
TLS1.2、TLS1.1、TLS1.0、SSL3.0の[有効][無効]の選択によりチェックできる項目が変わります。[OK]をクリックします。
「設定の書き換え中」画面が表示されます。1~2分経過してから[OK]をクリックします。
[OK]をクリックしても画面が表示されないときは、しばらく待ってからWebブラウザーの[更新]ボタンをクリックします。ログアウトします。

SSL/TLSバージョンと暗号強度設定は、[ネットワークセキュリティー]でも変更できます。
TLS1.2、TLS1.1、TLS1.0、SSL3.0の有効または無効の設定により、LDAPサーバーに接続できないことがあります。
SSL/TLS暗号化通信モードは、操作部からも設定できます。
