使用説明書RICOH P 6520/6510/6500

封筒をセットする

封筒をセットするときの推奨条件について説明します。

重要

  • 窓付き封筒は使用しないでください。

  • のり付き封筒は、のりで封筒同士が貼りつくことがあります。さばいてからセットしてください。封筒同士が貼りつくときは、1枚ずつセットしてください。

  • 封筒のフラップ(ふた)の長さや形状によっては紙づまりが起こることがあります。

  • 封筒を押さえて中の空気を抜き、四辺の折り目をしっかりと押さえてからセットしてください。また封筒が反っていたり曲がっているときは、鉛筆や定規で上向きの反りが2mm以内、下向きの反りが0mmになるように直してからセットしてください。

  • 封筒のイメージイラスト

封筒の形やセットする向きによって、トレイにセットする方法が異なります。封筒に印刷するときは、必ず封筒のセット方向を確認してください。

封筒のセット方向

封筒の種類と向き

給紙トレイ1

手差しトレイ

角形/長形封筒縦*1

封筒の種類のイメージイラスト
封筒のセット方向のイメージイラスト

フラップ*2:開く

封筒の下辺:手前側

印刷する面:下

封筒のセット方向のイメージイラスト

フラップ:開く

封筒の下辺:後ろ側

印刷する面:上

洋形/洋長封筒縦

封筒の種類のイメージイラスト

セットできません。

封筒のセット方向のイメージイラスト

フラップ:閉じる

封筒の下辺:右側

印刷する面:上

洋長3号封筒横*1

封筒の種類のイメージイラスト
封筒のセット方向のイメージイラスト

フラップ*2*3:開く

封筒の下辺:手前側

印刷する面:下

封筒のセット方向のイメージイラスト

フラップ*4:開く

封筒の下辺:後ろ側

印刷する面:上

*1 角形/長形封筒縦や洋長3号封筒横は、プリンタードライバーの[給紙/排紙]タブで、[180度回転]にチェックを入れて印刷してください。

*2 フェンスでフラップを押さえられないときは、正しく給紙できないことがあります。その場合は手差しトレイにセットしてください。

*3 フラップを広げたときの長さが148mm以上ある封筒を使用してください。

*4 フラップを広げたときの長さが127mm以上ある封筒を使用してください。

封筒をセットしたあと、プリンタードライバーと操作部の両方で、用紙の種類を「封筒」に設定してください。また、操作部で用紙の厚さを設定してください。

プリンタードライバーの設定は、はがき、封筒に印刷するを参照してください。

用紙の厚さの設定は、操作部を使用してはがき、封筒を設定するを参照してください。

使用できる封筒

使用できる封筒については、リコーホームページ(https://www.ricoh.co.jp)を確認するか、販売店・サービス実施店に問い合わせてください。

トレイによってセットできる封筒サイズが異なります。詳しくは、セットできる用紙のサイズを参照してください。

補足

  • トレイに一度にセットする封筒は、同じサイズ、同じ厚さの封筒にしてください。

  • 封筒には両面印刷できません。

  • 周囲と異なる厚みの部分があると、均一に印刷できないことがあります。2、3枚通紙して、印刷結果を確認してください。

  • 封筒に印刷するときは、普通紙に印刷するときより印刷速度が遅くなります。

  • 印刷後、封筒が大きくカールしたときは、しごいて直してください。

  • 湿気を吸った封筒は使用しないでください。

  • 推奨封筒でも、高温になるところや湿気の多いところで印刷すると、しわが発生するなど、正しく印刷されないことがあります。

  • 封筒の長辺の端に細かいしわができて排紙されたり、裏面が汚れて排紙されたり、ぼやけて印刷されることがあります。また黒くベタ刷りするときに、封筒の用紙が重なりあっている部分にすじが入ることがあります。

  • 洋長3号封筒が縦向きで封筒にしわが発生するときは、横向きにセットしてください。

  • 封筒角が折れて印刷されたり、紙づまりが発生するときは、印刷前に封筒角を印刷面とは逆側に手で軽くカールさせてください。