パスワードを暗号化する
ドライバー暗号鍵とIPP認証のパスワード暗号化を設定することで、パスワードを暗号化通信でき、パスワード解析に対する安全性を強化できます。安全性をより強化するためには、IPsec、SNMPv3、SSL/TLSを併せて使用することをお勧めします。また管理者認証時のログインパスワードも暗号化します。
ドライバー暗号鍵
ユーザー認証を設定しているときに、各種ドライバーから送信するログインパスワードや、文書パスワードを暗号化するためのキー文字列です。
本機とユーザーのパソコンで使用するドライバーに、同じドライバー暗号鍵を設定します。
IPP認証のパスワード
IPP認証のパスワードを暗号化するには、ネットワーク上のパソコンから操作するWeb Image Monitorを使用し、認証方法で[DIGEST]を選択し、本機にIPP認証のパスワードを設定します。(Web Image Monitorとは、Webブラウザーを使用して本機の監視や設定ができる、本機に搭載されている管理ツールです。)
IPP認証のパスワードは、telnetやFTPで操作できますが、推奨はしません。
管理者認証のログインパスワードの暗号化については、SNMPv3暗号化通信を設定するを参照してください。