消去方式(メモリー全消去)
拡張HDDを装着しているときは、メモリー全消去の消去方式を以下の中から選択できます。
NSA*1方式
データを乱数2回、ゼロ1回で上書きします。
DoD*2方式
データを1回目の乱数、1回目の乱数の補数、2回目の乱数で上書きし、検証処理をします。
乱数方式
データを指定された回数の乱数で上書きします。乱数の書き込み回数は1~9回まで選択できます。
BSI/VSITR
データを0x00, 0xFF, 0x00, 0xFF, 0x00, 0xFF, 0xAAで上書きします。計7回上書きされます。
Secure Erase
ハードディスク内部に組み込まれたアルゴリズムで上書き消去します。
フォーマット
ハードディスクのフォーマットだけします。データの上書きはしません。
*1 National Security Agency(米)国家安全保障局
*2 Department of Defense(米)国防総省
工場出荷時は「乱数方式」で、書き込み回数は3回に設定されています。
本機に接続されているケーブルをすべて取り外します。
[メニュー]キーを押します。
機器管理者がログインします。
ログイン方法は、管理者のログイン方法を参照してください。
[][]キーを押して[セキュリティー管理]を選択し、[OK]キーを押します。
[][]キーを押して[メモリー全消去]を選択し、[OK]キーを押します。
以下の手順で消去方式を選択します。
NSA方式
[][]キーを押して[NSA方式]を選択し、[OK]キーを押します。
DoD方式
[][]キーを押して[DoD方式]を選択し、[OK]キーを押します。
乱数方式
[][]キーを押して[乱数方式]を選択し、[OK]キーを押します。
[][]キーを押して消去回数を指定し、[OK]キーを押します。
BSI/VSITR方式
[][]キーを押して[BSI/VSITR方式]を選択し、[OK]キーを押します。
Secure Erase
[][]キーを押して[Secure Erase]を選択し、[OK]キーを押します。
フォーマット
[][]キーを押して[フォーマット]を選択し、[OK]キーを押します。
[消去する]の選択キーを押します。
手順6で選択した消去方式によっては表示されないこともあります。
本機が自動的に再起動し、メモリー全消去を開始します。
メモリー全消去が完了したら[確認]の選択キーを押して主電源を切ります。
主電源の切りかたは、『本機をお使いになる前に』「主電源の入れかた、切りかた」を参照してください。
万一、メモリー全消去が完了する前に主電源スイッチを切ったときは、主電源スイッチを再び入れたときに、メモリー全消去を最初から設定します。
メモリー全消去中にエラーが発生したときは、主電源スイッチを一度切り、再び主電源スイッチを入れて、手順2から設定し直してください。