メモリー全消去
本機を移設または廃棄するときに、本機搭載メモリーを初期化できます。また、拡張HDDを装着しているときは、ハードディスクのデータも一括で上書き消去できます。
メモリー全消去後に本機を使用するときは、サービス実施店に相談してください。
メモリー全消去が完了する前に主電源スイッチを切ると、消去は一時中断され、データはメモリーやハードディスク内に残ったままです。途中で中止はできません。また、ハードディスクが壊れることがあるので、上書き処理中に電源を切られないように必ず確認してください。
メモリー全消去をする前に、Ridoc IO Device Managerを利用して、ユーザーコード、ユーザーコード別カウンター、アドレス帳のデータをバックアップすることをお勧めします。アドレス帳のバックアップは、ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを使用してもできます。(本機に搭載されているWeb Image Monitorという機能を利用します。)詳しくは、Ridoc IO Device ManagerまたはWeb Image Monitorのヘルプを参照してください。
メモリー全消去を実行している間は、本機の操作はできません。メモリー全消去の一時停止の操作だけできます。乱数方式を選択して書き込み回数を3回に設定したときは、最大約2時間56分かかります。
メモリー全消去が完了すると、本機のセキュリティー設定も消去され、本機の管理やユーザーの管理ができなくなります。メモリー全消去後に再度データが不特定ユーザーに書き込まれないように取り扱いに注意してください。