Fコード親展ボックスを使用する
Fコード親展ボックスを利用して、相手先から親展送信された文書を受信します。
本機を利用者や部門ごとの私書箱のように利用するときに設定します。
親展ボックスを設定すると、送信文書を他人に見られることなく受信できます。また、親展ボックスに配信先を登録しておくと、受信した文書を自動的に配信先に送信します。配信先としてファクス宛先、IP-ファクス宛先、インターネットファクス宛先、メール宛先またはフォルダー宛先を指定できます。送信文書には発信元名称（印字用）は付加されません。
親展ボックスにファクスを受信するには、親展ボックスに登録したFコード（SUB）を送信元に伝え、登録したFコード（SUB）と一致するFコード（SUB）を付けて文書を送信してもらいます。文書を受信するとファクスランプが点灯し、親展通知レポートが印刷されます。
親展ボックスに配信先を登録していないときは、受信した文書を印刷させます。印刷方法は、親展ボックスの受信文書を印刷するを参照してください。
印刷や配信が終わると、親展ボックスに受信した文書は消去されます。
配信ができなかったときは、不達レポートを印刷し、親展受信文書として保存されます。
停電時や電源コンセントを抜いたときそのまま約1時間経過すると、親展ボックスに受信した文書はすべて消去されます。消去された文書は「電源断レポート」で確認します。詳しくは、使用している機種の使用説明書を参照してください。
この機能を使用するには、あらかじめ［ファクス設定］の［Fコードボックス設定］で親展ボックスを登録しておきます。親展ボックスにはパスワードを設定できます。登録方法は、使用している機種の使用説明書を参照してください。
本機が親展受信したことを確認します。
親展受信すると、ファクスランプが点灯し、ホーム画面のファクス受信文書ウィジェットに親展受信ありと表示されます。
［送受信確認/印刷］を押します。
［Fコード親展ボックス受信文書印刷］を押します。
印刷する文書のボックスを押します。
パスワードが設定されているときは、テンキーでパスワードを入力し、［実行］を押します。
［スタート］を押します。
続けて別の親展ボックスの文書を印刷するときは、手順4から操作します。［閉じる］を2回押します。
Fコード親展ボックスに文書を受信したことを確認できます。
このレポートを自動的に印刷するかどうかを以下の設定項目で設定できます。詳しくは、使用している機種の使用説明書を参照してください。
設定画面タイプ：標準
［ファクス設定］
［その他］ ［レポート出力設定］ ［レポート自動印刷設定］ ［親展通知レポート］設定画面タイプ：従来
［ファクス設定］ ［導入設定］タブ ［パラメーター設定］（スイッチ04ビット0）
印刷日時
レポートを印刷した日付と時間が記載されます。受信時刻
親展受信した時刻が記載されます。相手先
相手先の発信元名称（表示用）または発信元ファクス番号が記載されます。受信枚数
親展受信した枚数です。発信元名称（印字用）登録内容
発信元名称（印字用）に登録されている内容が記載されます。