使用説明書RICOH Pro C5310S/C5300S

拡大・縮小してコピーする

倍率を指定する方法と、用紙サイズを指定する方法を説明します。

基点について

拡大・縮小の基点は、原稿の読み取らせかたによって異なります。原稿ガラスにセットしたときは、左奥の「セット基準」に接するところが基点です。自動原稿送り装置(ADF)にセットしたときは、原稿の左手前が基点です。

  • 原稿ガラスにセットするとき

    拡大・縮小の基点のイメージイラスト
  • 自動原稿送り装置(ADF)にセットするとき

    拡大・縮小の基点のイメージイラスト

ここで説明している拡大・縮小機能のほかにも、原稿とコピーの画像の大きさを指定したり、タテとヨコで異なる倍率を指定したりできます。詳しくは、拡大・縮小コピーを活用するを参照してください。

補足

  • 倍率の範囲は25~400%です。

  • [変倍]を押したときに優先して設定される変倍率を[優先変倍率設定]で設定できます。詳しくは、以下を参照してください。

  • 変倍

定形変倍

あらかじめ設定されている倍率を選択し、画像を拡大または縮小してコピーします。最大3つまで任意の倍率を登録できます。

定形変倍のイメージイラスト

1[変倍]を押す。

本体画面のイラスト

2倍率を選択し、[OK]を押す。

本体画面のイラスト

3原稿をセットし、[スタート]を押す。

補足

  • コピー初期画面内に表示されている倍率を選択するときは、直接そのキーを押します。

  • 原稿や用紙サイズに関係なく倍率を選択できますが、設定や状態によっては画像が欠けることや、余白ができることがあります。

  • 拡大・縮小の基点については、拡大・縮小してコピーするを参照してください。

  • [変倍率設定]で画面に表示される変倍率を変更できます。詳しくは、以下を参照してください。

  • 変倍

ズーム

1%刻みで拡大または縮小してコピーします。

ズームのイメージイラスト

倍率をテンキーで指定する方法と、[プラス][マイナス]で指定する方法があります。ここではテンキーで指定する方法を説明します。

1[変倍]を押す。

本体画面のイラスト

2[テンキー]を押す。

本体画面のイラスト

3テンキーで倍率を入力し、[シャープ]を押す。

本体画面のイラスト

プラス][マイナス]で指定するときは、[変倍]を押したあと設定する倍率に近い倍率を選択します。[プラス]または[マイナス]を押すと倍率が1%ずつ変わります。押し続けると10%ずつ変わります。

4[OK]を2回押す。

5原稿をセットし、[スタート]を押す。

補足

  • 原稿や用紙サイズに関係なく倍率を選択できますが、設定や状態によっては画像が欠けることや、余白ができることがあります。

  • 拡大・縮小の基点については、拡大・縮小してコピーするを参照してください。

用紙指定変倍

指定した用紙サイズに合わせて、自動的に原稿を拡大、縮小、または回転してコピーします。

用紙指定変倍のイメージイラスト

重要

  • [用紙指定変倍]を押したあとに、右側に表示されている変倍率を選択したときは、用紙指定変倍機能は解除され、画像は回転されません。

用紙指定変倍は、異なる大きさの原稿を同じ大きさの用紙にコピーするときに便利です。

また、原稿の方向と用紙の方向が異なるときは、自動的に画像を回転してコピーします(回転コピー)。

たとえば、A3横原稿をA4縦に縮小するときは、[用紙指定変倍]を押し、A4縦がセットされているトレイを選択すると、自動的に画像が回転して縮小されます。回転コピーについては、回転コピーを参照してください。

用紙指定変倍できる原稿のサイズ、方向は次のとおりです。

原稿セット先

原稿サイズ、方向

原稿ガラス

A3横、B4横、A4縦横、B5縦横、A5縦

自動原稿送り装置(ADF)

A3横、B4横、A4縦横、B5縦横、A5縦横、B6縦横、11×17横、81/2×11縦横

1[用紙指定変倍]を押す。

本体画面のイラスト

2使用する用紙がセットされているトレイを選択する。

3原稿をセットし、[スタート]を押す。

補足