初期設定項目の機能説明2
印刷位置調整
トレイごとの印刷位置を合わせるために印刷位置を調整できます。通常は設定する必要はありませんが、オプションの給紙トレイを取り付けたときに調整します。詳しくは印刷位置を調整するを参照してください。
サプライ交換通知時期設定
サプライの交換時期を通知するタイミングを設定します。
カール低減
印刷後の用紙の反り(カール)を減らすために設定します。この機能を有効にすると、用紙のカールが低減されますが、トナーの定着が悪くなることがあります。
薄紙モード
しわが発生しやすい薄紙に印刷するときに、印刷速度を抑えることでしわを低減します。
アプリケーション別認証管理
アプリケーションごとに認証の有効/無効を設定します。[ユーザー認証管理]が有効のときだけ設定できます。
IPアドレス表示
本体のIPv4アドレスとホスト名を表示するかどうかを設定します。機器管理者としてログインしているときだけ設定できます。
メニュープロテクト
管理者以外のユーザーでも設定を変更できる機能に、ユーザーのアクセス権のレベルを設定します。詳しくは、『セキュリティー』「メニュープロテクトを設定する」を参照してください。
テスト印刷禁止
管理者認証を設定したときに、管理者以外のユーザーにテスト印刷の実行を禁止するかを設定します。
テスト印刷の印刷面
テスト印刷時に両面印刷するか、または片面印刷するかを設定します。
年月日設定
システム時計の年月日を設定します。
時刻設定
システム時計の時刻を設定します。
時刻は24 時間制(1 秒単位)で入力します。
タイムゾーン設定
本機をお使いの地域の標準時を設定します。国際標準時との時刻のずれを、「-12:00~+13:00」の範囲で選択します。設定変更は本機を再起動した後に反映されます。
サマータイム設定
サマータイムを実施する期間と、実施したときに進める時間を設定します。
[サマータイム設定]を[有効]にすると、開始時刻と終了時刻を「月」「週」「曜日」「時間」で設定できます。
開始設定/終了設定
月
サマータイムを開始/終了する月を選択します。
週
サマータイムを開始/終了する週を選択します。
曜日
サマータイムを開始/終了する曜日を選択します。[週]で[第5週]を選択した場合に、指定した曜日が第5週にないときは、第4週の曜日とみなされます。
時間
サマータイムを開始/終了する時間を、テンキーを使用して1 時間単位で入力します。
オフセット時間
サマータイムを実施したときに進める時間を設定します。「0:00~9:50」の範囲で10分単位で入力します。
一時置き文書全消去
本機に蓄積されている一時置き文書(試し印刷文書、機密印刷文書、保留印刷文書)をすべて消去します。
保存文書全消去
本機に蓄積されている保存文書をすべて消去します。
一時置き文書自動消去設定
本機に蓄積されている一時置き文書(試し印刷文書、機密印刷文書、保留印刷文書)を自動的に消去するかしないかを設定できます。自動消去するときは、その間隔を設定します。
自動消去するときは、自動消去する時間を1~200時間(1時間単位)の範囲で設定します。
保存文書自動消去設定
本機に蓄積されている保存文書を自動的に消去するかしないかを設定できます。自動消去するときは、その間隔を設定します。
自動消去するときは、自動消去する時間を1~180日(1日単位)の範囲で設定します。工場出荷時は3日間に設定されています。
エラースキップ
プリンタードライバーから指示された紙サイズ・紙種が一致するトレイがなかったときの本機の動作を設定します。
しない
プリンタードライバーから指示された紙サイズ・紙種のトレイがセットまたは設定されるまで印刷されません。
即時
用紙サイズ・用紙種類が一致しないときでもすぐに印刷します。
1分、5分、10分、15分
用紙サイズ・用紙種類が一致しないことを示すメッセージを指定時間表示し、その後印刷を実行します。
画像エラー処理
送信されたデータサイズが大きく、本機内部で処理できないときの本機の動作を設定します。
印刷取り消し
エラーが発生したページでジョブをリセットします。リセットされたページ以降は印刷されません。
エラーシート印刷
エラーが発生しても印刷を継続し、ジョブの終わりにエラーシートを印刷します。エラーシートにはエラーコードが印刷されます。また、エラーによって印刷結果が不完全になったページが、最大16ページ分まで印刷されます。
スリープモード移行時間設定
スリープモードへの移行時間を設定します。移行時間の間に本機を使用しないと、スリープモードに切り替わります。スリープモード中は本機の起動が遅くなり、印刷が始まるまで多少時間がかかります。
リモート主電源オン
ネットワーク上のパソコンからWake-On-LAN を使用して電源をオンにします。
ネットワーク接続状態表示
ネットワークの接続状態を表示するかしないかを設定します。
トレイ設定選択
用紙設定(用紙サイズ、用紙種類)を操作部で行うか、プリンタードライバーやコマンドで行うかを設定します。
手差しトレイ用紙確認画面
手差しトレイから給紙するときに、用紙サイズ、用紙種類、用紙方向を操作部に表示するかを設定します。[表示する]に設定すると、手差しトレイの印刷設定を確認してから印刷できます。
[手差しトレイ]を[ドライバー/コマンド優先]に設定しているときだけ設定できます。
手差しトレイ用紙不一致警告画面
手差しトレイを指定して印刷している場合に、指定した用紙サイズや用紙種類と一致しない用紙が給紙されたとき、または用紙がなくなったときに警告画面を操作部に表示するかを設定します。
[手差しトレイ]を[機器側設定優先]または[機器側設定優先(全紙種許可)]に設定しているときだけ設定できます。
手差しトレイ、トレイ1~4
ドライバー/コマンド優先
給紙トレイを指定して印刷するときは、本機に設定されている用紙設定にかかわらず、プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定を適用して印刷します。
機器側設定優先
本機に設定されている用紙設定で印刷します。プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定と本機の用紙設定が一致しないときは、エラーになります。
機器側設定優先(全紙種許可)
手差しトレイにだけ設定できます。
用紙種類の指定が不要なときに指定すると、用紙サイズだけ一致していれば、用紙種類にかかわらず印刷できます。
この機能を使用するには、以下の設定が必要です。
[用紙設定]の[自動トレイ選択]で、手差しトレイを[対象にする]に設定
プリンタードライバーの給紙トレイを[自動トレイ選択]に設定
全用紙サイズ・用紙種類許可
手差しトレイにだけ設定できます。
プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定が本機のどのトレイとも一致しないとき、プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定を手差しトレイに適用し、印刷を継続できます。
対象となるのはRPCS、PS3、PDF、PCL、XPS です。
全不定形サイズ・用紙種類許可
手差しトレイにだけ設定できます。
プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定が本機のどのトレイとも一致しないとき、プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定が不定形サイズの場合だけ、その設定を手差しトレイに適用して印刷を継続できます。
対象となるのはRPCS、PS3、PDF、PCL、XPS です。

[全用紙サイズ・用紙種類許可]および[全不定形サイズ・用紙種類許可]を設定して蓄積した文書は、蓄積後に設定を変更しても蓄積したときの設定で印刷されます。
[全用紙サイズ・用紙種類許可]および[全不定形サイズ・用紙種類許可]に設定したときは、手差しトレイも拡張リミットレス給紙機能の対象となります。
インターフェース切り替え時間
現在のインターフェースからデータが送信されなくなった時点から、そのインターフェースを有効にしておく時間を設定します。ここで設定した時間を超えるとほかのインターフェースからのデータを受信できます。
設定時間が短すぎると1つのデータを受信中にタイムアウトになってしまうことがあります。その結果、ほかのインターフェースからのデータが割り込んで印刷されたり、データの途中からエミュレーション検知が働いて、異なるエミュレーションに切り替わったり、印刷を中止したデータが途中から印刷されたりします。
DIPRINTタイムアウト時間
印刷ジョブの送信に一定時間かかったときに、印刷が実行されなくなるタイムアウト時間を設定します。
「5~65535」の範囲で1秒単位で指定します。
無線LAN:簡単/ダイレクト接続
[通信モード]で[インフラストラクチャーモード]を選択したときは、WPSに対応したアクセスポイントと簡単な操作で無線LAN 接続(簡単接続)できます。
[通信モード]で[ダイレクト接続グループオーナーモード]または[ダイレクト接続モード]を選択したときは、ワイヤレスダイレクトに対応した機器と簡単な操作で無線LAN接続(ダイレクト接続)できます。
アクセスコントロール機能
アクセスコントロール機能を使用するかしないかを設定します。詳しくは『セキュリティー』「アクセスコントロールを設定する」を参照してください。
キーリピート設定
画面を指で押し続けたときに、どのくらいの長さで繰り返し押されたことにするかを設定します。
Compatible ID
Compatible IDの有効/無効を設定します。パソコンと本機を接続したとき、プラグアンドプレイでプリンタードライバーを自動インストールしないようにするには[無効]に設定します。
低電力モード移行時間設定
本機が一定時間使用されなかったときに、低電力モードに移行するかしないかを設定します。また、移行までの時間を設定します。
IPsec
本機のIPsec機能の有効/無効を設定します。IPsecについては、『セキュリティー』「IPsecを設定する」を参照してください。
有効プロトコル
ネットワークで使用するプロトコルを選択します。
イーサネット速度
イーサネットの通信速度を選択します。使用している環境に合わせた速度を選択してください。
本機は、ネットワーク関連機器への負荷低減(省エネルギー効果)を目的として、初期設定では100BASE-TX(100Mbps)が上限となっています。より高速な通信が必要なときは、[自動選択:1Gbps許可]を選択して1000BASE-T(1Gbps)を有効にしてください。
ハブとの相性で通信ができないときは、使用するネットワーク環境に合わせて速度を選択してください。
本機側の設定 | 接続可能な接続先の設定 |
|---|---|
自動選択:1Gbps許可 | 自動設定 |
自動選択:1Gbps不許可 | 自動設定、100Mbps半二重固定、10Mbps半二重固定 |
100Mbps全二重固定 | 100Mbps全二重固定 |
100Mbps半二重固定 | 自動設定、100Mbps半二重固定 |
10Mbps全二重固定 | 10Mbps全二重固定 |
10Mbps半二重固定 | 自動設定、10Mbps半二重固定 |
SSL/TLS通信許可設定
SSL/TLSの暗号化通信を設定します。[暗号文のみ]を設定するときは、本機にサーバー証明書の導入が必要です。
イーサネット用IEEE 802.1X認証
イーサネット用のIEEE 802.1X認証を設定します。IEEE 802.1Xについては、『セキュリティー』「IEEE 802.1X認証を設定する」を参照してください。
USB速度
USBの速度設定を選択します。
通信モード
無線LANの通信モードを設定します。
自動メール通知
本機でエラーが発生したときに、エラーの詳細情報を指定したメールアドレスに通知するかどうかを指定します。設定を変更したときは、いったん本機の電源を切り、電源を入れ直してください。
サービスモード移行禁止設定
詳しくは『セキュリティー』「カスタマーエンジニアの操作を制限する」を参照してください。
ファームウェアバージョン表示
本機にインストールされているファームウェアのバージョンを表示します。
ネットワークセキュリティーレベル
詳しくは『セキュリティー』「ネットワークセキュリティーレベルを設定する」を参照してください。
メモリー自動消去設定
詳しくは『セキュリティー』「機器のデータを消去する」を参照してください。
メモリー全消去
詳しくは『セキュリティー』「機器のデータを消去する」を参照してください。
ログ転送設定
詳しくは『セキュリティー』「本機からログを管理する」を参照してください。
USBポート固定
USBポートで新規接続時にプリンタードライバーを再度インストールするかしないかを設定します。
「レベル1」に設定した場合、プリンタードライバーをインストール済みのパソコンに本機と同一の機種をUSB接続するとき、新規のプリンタードライバーをインストールしないで機器を使用できます。
「レベル2」に設定するときは、サービス実施店または販売店にお問い合わせください。
機器データ暗号化設定
詳しくは『セキュリティー』「機器のデータを暗号化する」を参照してください。
印刷後待機状態
スリープモード中に印刷したあとの本機の状態を設定します。
操作画面オン
印刷したあと、通常の待機状態になります。
操作画面オフ(省エネ)
印刷したあと、スリープモードに戻ります。
ピーク電力抑制
供給電力が安定しない環境で使用するときに、印刷速度を抑えることで本機の動作を安定させます。
ログ収集設定
ジョブログ、アクセスログ、ecoログを収集するかしないかを設定できます。
詳しくは『セキュリティー』「本機からログを管理する」を参照してください。
一括リスト印刷
システム設定リスト、エラー履歴、ネットワークサマリー、サプライ情報リストを印刷します。
選択されているすべてのプリンター言語とエミュレーションが対象となります。
システム設定リスト
本機のシステム構成やシステム設定の設定内容などが印刷されます。
プリンター初期設定の設定値を印刷します。選択されているすべてのプリンター言語とエミュレーションが対象となります。
エラー履歴
印刷時に発生したエラー情報を、エラー履歴として印刷します。オートジョブキャンセルや、パネルからのジョブキャンセル情報も印刷されます。
エラー履歴には最新の30件が蓄積されます。すでに30件蓄積されているときに新たなエラーが加わると、最も古い履歴が消去されます。ただし最も古い履歴が試し印刷、機密印刷、保留印刷、保存印刷のときは消去されずに蓄積エラー履歴として30件まで別に蓄積されます。
ネットワークサマリー
ネットワークの設定内容が印刷されます。
サプライ情報リスト
サプライ情報が印刷されます。
印刷条件リスト
印刷条件の設定値を印刷します。エミュレーションで[RPDL]、[R98]、[R16]、[R55]、[RPGL]、[RTIFF]を選択しているときに印刷できます。
メニューリスト
設定できる各項目と設定内容をツリー状に印刷します。
選択されているすべてのプリンター言語とエミュレーションが対象となります。
登録フォームリスト
本機に登録されているフォームの一覧を印刷します。エミュレーションで[RPDL]、[R55]を選択しているときに印刷できます。
全文字印刷
印刷できるすべての文字を印刷します。エミュレーションで[RPDL]、[R98]、[R16]、[R55]を選択しているときに印刷できます。
フォントリスト
印刷できるすべてのフォントを印刷します。エミュレーションで[RPDL]、[R98]、[R16]、[R55]を選択しているときに印刷できます。
PCL情報リスト
PCLの設定情報およびPCLが使用できるフォントリストを印刷します。エミュレーションで[PCL]を選択しているときに印刷できます。
PS情報リスト
PS3のシステム情報と搭載されているフォントの一覧が印刷されます。エミュレーションで[PS3]を選択しているときに印刷できます。
PDF情報リスト
PDFの設定情報、およびPDFが使用できるフォントリストを印刷します。エミュレーションで[PDF]を選択しているときに印刷できます。
ヘキサダンプ
印刷不良の原因を調べるために、パソコンから送られてきたデータを16進数で印刷します。
選択されているすべてのプリンター言語とエミュレーションが対象となります。
エラーレポート印刷
エミュレーションがRPCS、PS3、PDFまたはPCLXLのとき、本機内部でのデータ処理中にエラーが発生したときにエラーレポートを印刷するかしないかを設定できます。
エラー表示設定
本機内部でのデータ処理中に発生したエラーを操作部に表示するかしないかを設定します。
エラー発生時のジョブ自動取消
印刷エラーが発生したときに、印刷エラーが発生したジョブと、エラーが発生する前に本機が受信していたジョブの印刷を中止するかしないかを設定します。
180度回転
用紙の向きに対して、画像の向きを180度回転して印刷するかしないかを設定します。
エミュレーション検知
本機に送られたデータを自動的に判断して、使用するエミュレーションを決定します。PS3、PDF、R16、R55、RTIFF、RP-GL/GL2、RPDL、PCL、XPSが対象です。それ以外のエミュレーションは、[優先エミュレーション / プログラム]で設定されているエミュレーションになります。
[エミュレーション検知]を[する]に設定しても、エミュレーション切り替えコマンドを受信したときは、エミュレーション切り替えコマンドが優先されます。[する]のときの各エミュレーションの動作については、『エミュレーション』「プログラムを呼び出す」の「エミュレーション検知に関する注意事項」を参照してください。
転送されたデータの種類によっては、正しいエミュレーションに切り替わらないことがあります。
連続してデータを送信するとき、[エミュレーション検知]が機能しないことがあります。そのときはデータを送信する間隔を空けてください。
圧縮データの解凍印刷
圧縮データの解凍印刷をするかしないかを設定します。対応している圧縮形式はGZIP形式です。
優先エミュレーション / プログラム
電源を入れたときに優先的に呼び出されるエミュレーションまたはプログラムを設定します。
[プログラム1]~[プログラム16]に設定すると、その数字と同じ登録番号のプログラムが呼び出されて本機が起動します。プログラムは操作部で設定した印刷条件を登録したものです。プログラム登録はMS-DOSまたはUNIXで印刷するときに使用します。
印刷後優先エミュレーション/プログラム
印刷後に優先的に呼び出されるエミュレーションまたはプログラムを設定します。
優先メモリー
優先的に使用するメモリー内容を設定します。印刷する用紙サイズ、解像度、エミュレーションなどによって選択します。
ユーザーメモリー
PDLのワークメモリーに多くのメモリー領域を割り当てる設定です。メモリー不足で印刷できないときに設定します。
ページメモリー
画像メモリーに多くのメモリー領域を割り当てる設定です。印刷データの内容によっては印刷速度を上げられます。
トナーセーブ
トナーを節約するかしないかを設定します。「する」に設定すると薄く印刷されます。
トナーセーブの設定はプリンタードライバーの設定が優先されます。
スプール印刷
スプール印刷をするかどうかを設定します。スプール印刷とは、印刷ジョブを一時的に本機に蓄積し、印刷する機能です。大容量のデータのとき、パソコンが早く印刷処理から開放されます。
[する]を選択すると、印刷の開始に時間がかかります。
補助用紙サイズ
指定した用紙サイズが給紙トレイにないときに、用紙サイズの切り替えをするかどうかを設定します。
本機能はA4、Letter(81/2
11)間の用紙サイズ切り替えだけに対応しています。
切り替えをしたとき、A4とLetter(81/2
11)では最大印字領域が異なるので、それぞれの領域を超えた描画は、端部が切れたり、正常に印刷されなかったりします。
レターヘッド紙使用設定
レターヘッド紙のように印刷方向や印刷面が決まっている用紙を正しく印刷するために設定します。
この機能を有効にして両面印刷をすると、最終ページが奇数ページのときも、両面で印刷されます。
印刷の途中で片面印刷から両面印刷になったとき、ソートの2部目以降はすべて両面印刷になります。2部目以降も片面で印刷するときは、両面印刷を禁止しているトレイから給紙してください。
この機能を使用するときは、用紙の天地や表裏を正しくセットしてください。
使用しない
レターヘッド紙印刷を使用しません。
使用する(自動判定)
印刷方向や印刷面が決まっている用紙が1ページ目に指定されたときに、レターヘッド紙印刷をします。
使用する(常時)
常にレターヘッド紙印刷を使用します。

[レターヘッド紙使用設定]を[使用する(自動判定)]に設定したときは、プリンタードライバーで用紙種類を[レターヘッド付き用紙]に設定しているときだけ、レターヘッド紙とみなされます。
トレイ指定時動作切り替え
プリンタードライバーから給紙トレイを指定して用紙サイズ・用紙種類を指示したときに、指定した給紙トレイに指示した条件の用紙がなかったとき、自動用紙選択をするかどうかを設定します。
拡張リミットレス給紙
リミットレス給紙とは、印刷中に給紙トレイの用紙がなくなったとき、サイズや紙種が一致するほかの給紙トレイに自動的に切り替えて印刷する機能です。拡張リミットレス給紙を有効にすると、給紙トレイを指定して印刷しているときにもリミットレス給紙機能を使用できます。
[する]を選択したときは、プリンタードライバーや印刷条件の「リミットレス給紙」の設定に関係なく、リミットレス給紙機能が有効になります。
PCL設定
用紙サイズ
用紙サイズを設定します。
最大領域印刷
用紙のサイズ最大印刷可能領域に印刷するかどうかを設定します。
両面印刷
両面印刷の実行の有無、または方向を設定します。
印刷方向
用紙の印刷方向を設定します。
行数
1ページあたりの行数を設定します。
フォントソース
使用するフォントが記録されている場所を設定します。
本機にフォントをダウンロードしているときだけ、[RAM]、[HDD]が選択できます。
フォント番号
使用するフォント番号を設定します。
ポイントサイズ
使用するフォントのポイントサイズを設定します。
フォントピッチ
使用するフォントのピッチを設定します。
シンボルセット
使用するシンボルセットを設定します。
Nimbus Monoフォント
Nimbus Monoフォントの種類を設定します。
A4サイズ最大幅印刷
A4サイズの用紙に印刷するときに、用紙幅最大可能領域に印刷するかどうかを設定します。
LF設定
CR(復帰)、LF(改行)、FF(改ページ)コードを受信したときの本機の動作を設定します。
「LF=CR+LF」に設定したときは次の動作をします。
CR
そのまま(CR=CR)処理します。
LF
改行コードを変換(LF=CR+LF)して処理します。
FF
改ページコードを変換(FF=CR+FF)して処理します。
[LF=LF]に設定したときは、CR=CR、LF=LF、FF=FFとして処理します。
白紙排紙
白紙コマンドを受信したときに印刷するデータがなく白紙の状態であるときに、排紙するかしないかを設定します。
トレイ読み替え(PCL)
PCLで印刷するときに給紙トレイの指定を読み替えるためのパラメーターを設定します。基幹システムなどプリンタードライバーを使用しないで出力する環境で、プリンターを他社製品から交換したときに設定してください。
各トレイに割り当てられているパラメーター値は、メーカーによって異なります。たとえば、これまで使用していた機器のトレイ1のパラメーターが「4」であれば、トレイ1には「4」を入力します。
PS設定
ジョブタイムアウト
ジョブが中断したときに、現在のジョブを中止するまでの本機の待機時間を設定します。
ドライバー/コマンド優先
プリンタードライバーまたはコマンドによるジョブタイムアウトの設定が、操作部による設定より優先されます。
機器側設定優先
操作部によるジョブタイムアウトの設定が、プリンタードライバーまたはコマンドによる設定より優先されます。
[機器側設定優先]を選択したときは、0~999秒の範囲でテンキーで入力します。
「0」に設定するとジョブタイムアウトしません。
ウェイトタイムアウト
本機がジョブ終了を検知できないときに、ジョブ受信を中止するまでの本機の待機時間を設定します。
ドライバー/コマンド優先
プリンタードライバーまたはコマンドによるウェイトタイムアウトの設定が、操作部による設定より優先されます。
機器側設定優先
操作部によるウェイトタイムアウトの設定が、プリンタードライバーまたはコマンドによる設定より優先されます。
[機器側設定優先]を選択したときは、0~999秒の範囲でテンキーで入力します。
「0」に設定するとウェイトタイムアウトしません。
用紙選択方式
PostScriptのDeferredMediaSelectionの初期値を指定し、給紙トレイ選択方法を設定します。
自動選択
DeferredMediaSelectionの初期値をtrueにします。ジョブで指定した用紙設定と一致する給紙トレイが選択されます。
給紙トレイから選択
DeferredMediaSelectionの初期値をfalseにします。PostScript Language Referenceの媒体選択に従って給紙トレイが選択されます。
両面印刷
両面印刷の実行の有無、または方向を設定します。
両面印刷ページ切り替えコマンド
PSコマンドで両面印刷するとき、setpagedeviceコマンドのあとのページをどちらの面に印刷するかを指定します。
有効
両面印刷を解除し、setpagedeviceコマンドのあとのページを用紙の表面に印刷します。
無効
両面印刷を解除しないで、setpagedeviceコマンドのあとのページを用紙の裏面に印刷します。
白紙排紙
排紙コマンドを受信したときに印刷するデータがなく白紙の状態のときに、排紙するかしないかを設定します。
データ形式
データ形式を設定します。
イーサネット接続で以下の条件のときに、印刷ジョブがキャンセルされます。
バイナリーデータを設定時に、プリンタードライバーから送られてきたデータの形式がTBCPのとき
TBCPを設定時に、プリンタードライバーから送られてきたデータの形式がバイナリーデータのとき
解像度
解像度を設定します。
最大領域印刷
用紙のサイズ最大印刷可能領域に印刷するかどうかを設定します。
印刷方向自動検知
印刷データの向きを自動検知するかしないかを設定します。
フォント置き換え確認画面
印刷できないフォントを別のフォントに置き換えるとき、確認画面を表示するかを設定します。
[表示しない]を選んだときは、確認画面を表示せずにフォントを置き換えて印刷します。
トレイ読み替え(PS)
PostScriptで印刷するときに給紙トレイの指定を読み替えるためのパラメーターを設定します。基幹システムなどプリンタードライバーを使用しないで出力する環境で、プリンターを他社製品から交換したときに設定してください。
各トレイに割り当てられているパラメーター値は、メーカーによって異なります。たとえば、これまで使用していた機器のトレイ1のパラメーターが「4」であれば、トレイ1には「4」を入力します。
PDF設定
PDFパスワード変更
PDFファイルを印刷するときのパスワードを本機で設定したり、変更したりします。
PDFグループパスワード
この機能は本機では使用できません。
両面印刷
両面印刷の実行の有無、または方向を設定します。
白紙排紙
排紙コマンドを受信したときに印刷するデータがなく白紙の状態であるときに、排紙するかしないかを設定します。
最終ページから印刷
最終ページから印刷するかどうかを設定します。
解像度
解像度を設定します。
最大領域印刷
用紙のサイズ最大印刷可能領域に印刷するかどうかを設定します。
印刷方向自動検知
印刷データの向きを自動検知するかしないかを設定します。
XPS設定
両面印刷
両面印刷をするかしないかを設定できます。両面印刷をするときはその方向を設定します。
白紙排紙
白紙排紙コマンドを受信したときに印刷するデータがなく白紙の状態のときに、排紙するかしないかを設定できます。
最大領域印刷
用紙サイズいっぱいに印刷するかしないかを設定できます。
