使用説明書RICOH IP 500SF

フォルダー送信するための準備

フォルダー送信するためには、事前に以下の準備が必要です。

フォルダー送信を使うまでの流れのイメージイラスト 説明番号付き
  1. 送信先のパソコンの設定内容を確認する。

    送信先のパソコンのコンピューター名やIPアドレスなどを調べて、チェックシートへ記入します。

  2. 送信先のパソコンで共有フォルダーを作成する。

    送信先のパソコンに読み取ったデータを保存するための共有フォルダーを作成し、共有フォルダー名をチェックシートへ記入します。

  3. 本機の[システム初期設定]でネットワークの設定を確認する。

    使用している環境のネットワークの設定を確認します。プリンターで印刷できるなど、すでにネットワークが接続されているとき、手順3は必要ありません。

  4. 本機のアドレス帳に送信先のパソコンの共有フォルダーを登録する。

    手順1、2の設定値を記入したチェックシートを使用してパソコンの共有フォルダーを本機のアドレス帳に登録します。

手順1~4が終了したら、本機で原稿を読み取り、パソコンの共有フォルダーに送信できます。

補足

  • SMBによるフォルダー送信はSMBプロトコル(139/TCPまたは137/UDP)、またはCIFSプロトコル(445/TCP)を使用できます。

  • SMBプロトコル(139/TCPまたは137/UDP)によるフォルダー送信は、NetBIOS over TCP/IPの環境だけで有効です。

  • NetBEUIではSMBによるフォルダー送信はできません。

  • SMB3.0では、フォルダー単位での暗号化を有効にするかどうかを設定できます。