使用説明書RICOH IP 500SF

クイックメモリー送信

原稿を読み取りながら相手先を呼び出します。

本機は、工場出荷時にクイックメモリー送信で送信するように設定されています。

通常のメモリー送信はすべての原稿を一度メモリーに蓄積してから相手先を呼び出すので、それに比べて相手先への接続状況を早く確認できます。また、直接送信よりも早く読み取りが終わるので、原稿を急いで持ち帰るときに便利です。

クイックメモリー送信は[ファクス初期設定][パラメーター設定](スイッチ07 ビット2)で設定できます。パラメーター設定を参照してください。

次のようなときは通常のメモリー送信で送信します。

  • 相手先が話し中などでつながらなかったとき

  • ほかの通信中にメモリー送信の予約をしたとき

  • 複数の相手先を指定したとき

  • 原稿ガラスに原稿をセットし、送信するとき

  • ドキュメントボックスに蓄積した文書を送信するとき

  • 時刻指定送信で文書を送信するとき

  • [プレビュー]を選択しているとき

メモリー残量が少なくなると、通常のメモリー送信になることがあります。通常のメモリー送信になるときのメモリー残量の目安は、オプションの有無によって異なります。

補足

  • クイックメモリー送信中に[ストップ]を押したり、原稿がつまったり、メモリー残量がなくなったりすると、送信を終了して通信結果レポートを印刷します。文書は消去されます。