使用説明書RICOH IP 500SF

蓄積した文書にアクセス権を設定する

本機に蓄積した文書は、蓄積したユーザーがアクセス権限を持っています。そのユーザーを文書作成者(オーナー)と呼びます。オーナーは、作成した文書に対するほかのユーザーのアクセス権を設定・変更できます。

オーナー以外のユーザーは、アクセス権がある文書だけが表示されます。

アクセス権を変更できるのはオーナーと管理者です。

アクセス権の種類

アクセス権は4種類あり、権限によってできることが制限されます。

アクセス権

内容

閲覧

蓄積した文書の内容や情報を確認でき、印刷や送信もできます。

編集

蓄積した文書の印刷条件を変更できます。

閲覧のアクセス権を含みます。

編集/削除

蓄積した文書を消去できます。

閲覧、編集のアクセス権を含みます。

フルコントロール

蓄積した文書にユーザーとアクセス権を設定できます。

閲覧、編集、編集/削除のアクセス権を含みます。

文書パスワード

オーナーは、蓄積した文書にパスワードを設定できます。文書の不正使用に対する安全性をより強化できます。

ユーザー認証が設定されていなくても、文書にパスワードを設定できます。

文書パスワードの設定方法は、蓄積した文書の文書情報を変更するを参照してください。

補足

  • プリンタードライバーからの印刷指示で本機に蓄積された保存文書のアクセス権は、Web Image Monitorから設定できます。(Web Image Monitorとは、Webブラウザーを使用して本機の監視や設定ができる、本機に搭載されている管理ツールです。)詳しくは、『プリンター』「保存文書にアクセス権を設定する」を参照してください。

  • オーナーのアクセス権の初期値は、[閲覧]です。また、アクセス権も設定できます。