使用説明書RICOH IM C8000/C6500

スキャナー使用中にメッセージが表示されたとき

補足

  • [設定]の確認や変更をしたときは、操作が終わったら[ホーム])を押して[設定]を終了してください。

操作部に表示されるメッセージ

メッセージ

原因

対処方法と参照先

「SMTP認証メールアドレスと管理者メールアドレスが不一致です。」

管理者メールアドレスにSMTP認証メールアドレスが登録されていない。

[設定][システム設定][送信(メール/フォルダー)][メール][管理者メールアドレス]に、SMTP認証メールアドレスを登録してください。

「画像の一部を読み取りできません。変倍率を確認し、再スタートしてください。」

[倍率]で大きすぎる変倍率を指定している。

[送信設定][倍率]で、変倍率を小さくしてください。

[倍率][サイズ指定]で、25%より小さい縮小が必要な用紙サイズを指定している。

[送信設定][倍率][サイズ指定]で、縮小率が25%以上になる用紙サイズを選択してください。

「原稿サイズがわかりません。読み取りサイズを選択してください。」

原稿が正しくセットされていない。

原稿を正しくセットしてください。原稿ガラスに原稿をセットするときは、原稿カバーまたは自動原稿送り装置(ADF)の開閉により原稿サイズが読み取られるため、30度以上の角度で確実に開いてからセットしてください。

OHPや付箋がついているなど、定型サイズでもサイズが読み取りにくい原稿がセットされている。

サイズが読み取りにくい原稿のときは、[送信設定][読み取りサイズ]を指定してください。

自動的に検知される原稿サイズ

不定形サイズの原稿がセットされている。

不定形サイズの原稿のときは、[送信設定][読み取りサイズ][不定形サイズ]で原稿サイズを指定してください。

「原稿の向きを確認してください。」

原稿のセット方向が正しくない。

設定の組み合わせなどによって、原稿をセットする向きは異なります。原稿を正しい向きにセットしてください。

スキャン原稿をセットする

「指定したパスは見つかりません。設定内容を確認してください。」

本機またはパソコンが、正しくネットワークに接続されていない。

本機またはパソコンが正しくネットワークに接続されているか確認してください。ネットワーク環境について、詳しくは管理者に確認してください。

パス名に設定したコンピューター名やフォルダー名が正しくない。

コンピューター名やフォルダー名を登録し直してください。

パソコンでファイアウォール機能が動作している。

パソコンのファイアウォール機能で、本機のIPアドレスやファイル送信時に使用するポートを除外してください。

IPアドレスは、[状態確認]「ネットワーク」で確認できます。ポートは以下を参照してください。

標準搭載機能の仕様一覧

「すべてのページが白紙検知されたため、ファイルが作成されませんでした。」

[白紙ページ削除]やOCRの[白紙除去]を選択しているときに、原稿の表裏を逆にセットした。

  • 原稿ガラスにセットするときは、読み取る面を下に向けてください。

  • 自動原稿送り装置(ADF)にセットするときは、読み取る面を上に向けてください。

[白紙ページ削除]を選択しているときに、スキャンした原稿のすべてのページが白紙として検知された。

[設定][スキャナー設定][読み取り][白紙検知][白紙検知レベル]を低く設定してください。

OCRの[白紙除去]を選択しているときに、スキャンした原稿のすべてのページが白紙として検知された。

[設定][スキャナー設定][読み取り][白紙検知][白紙検知レベル][検知レベル1]に変更してください。原稿が真っ白なときだけ白紙として検知するようになります。

送信先との接続に失敗しました。下記の設定を管理者に問い合わせてください。

  • 本機または送信先に正しいルート証明書が登録されてるか。

  • 意図せずルート証明書チェック機能が有効になっていないか。

「サイト証明書チェック機能」が[有効]に設定されているときに、送信先のサーバーの証明書を導入していない宛先にメール送信した。

ネットワーク管理者に確認してください。ネットワーク管理者は、必要に応じてWeb Image Monitor で送信先のサーバーのサイト証明書をインストールするか、「ルート証明書チェック機能」を[無効]に設定してください。

操作部ブラウザーから不正なサイトへの接続を抑止する

「送信できるメールサイズの上限に達したため送信を中止しました。」

「[スキャナー設定]で送信できるメールサイズを確認してください。」

1ページあたりのファイルサイズが、[送信メールサイズ制限]で設定したメールサイズの上限に達した。

  • [送信設定][解像度]を下げるか、[送信設定][倍率][サイズ指定]で小さい用紙サイズを選択してください。

  • [設定][スキャナー設定][送信設定][メール設定(サイズ)]で、[送信メールサイズ制限]を変更できます。また、[メールサイズ制限オーバー時分割][する(最大サイズ)]または[する(ページ毎)]に設定すると、上限を超えた時に分割して送信できます。

「送信に失敗しました。」

「[送信結果]キーを押すと送信先を確認できます。」

ネットワークが混み合っていることなどが原因で、送信中にネットワークエラーが発生した。

読み取り直しても同じメッセージが表示されるときは、管理者に確認してください。

本機またはパソコンが、正しくネットワークに接続されていない。

本機またはパソコンが正しくネットワークに接続されているか確認してください。ネットワーク環境について、詳しくは管理者に確認してください。

「送信に失敗しました。送信先のハードディスクに空き容量がありません。[送信結果]キーを押すと送信先を確認できます。」

送信先のパソコンまたはSMTPサーバー、FTPサーバーの空き容量が少ない。

空き容量があることを確認してください。

「送信先への接続に失敗しました。設定内容を確認してください。」

本機またはパソコンが、正しくネットワークに接続されていない。

本機またはパソコンが正しくネットワークに接続されているか確認してください。ネットワーク環境について、詳しくは管理者に確認してください。

パス名に設定したコンピューター名やフォルダー名が正しくない。

コンピューター名やフォルダー名を登録し直してください。

パソコンでファイアウォール機能が動作している。

パソコンのファイアウォール機能で、本機のIPアドレスやファイル送信時に使用するポートを除外してください。

IPアドレスは、[状態確認]「ネットワーク」で確認できます。ポートは以下を参照してください。

標準搭載機能の仕様一覧

「送信先との接続に失敗しました。設定を確認してください。入力されたパス名が正しくないか、ファイアウォールなどのセキュリティーによってネットワークへの接続がブロックされている可能性があります。」

パソコンでファイアウォール機能が動作している。

パソコンのファイアウォール機能で、ファイルとプリンターの共有を有効にしてください。

「入力できる最大文字数を超えました。」

入力できる最大文字数を超えている。

最大文字数を確認してください。

送信機能の各設定項目の値

「プログラムを登録しました。保護コードが設定されたフォルダー宛先は登録できませんでした。」

プログラム登録で選択した宛先に、保護コードが設定された宛先が含まれている。

  • 保護コードが設定された宛先はプログラムに登録できません。個別に送信してください。

  • プログラム登録を優先するときは、保護コードを解除してからプログラムに登録し直します。

    認証保護機能で宛先の誤使用を防止する

「プログラムを登録しました。本体アドレス帳に登録されていない宛先は、登録できませんでした。」

プログラム登録で選択した宛先に、直接入力宛先が設定されたフォルダー宛先が含まれている。

宛先を本体アドレス帳に登録してから、プログラムに登録し直してください。

「プログラムを呼び出しました。保護コードが設定されたフォルダー宛先は呼び出せませんでした。」

プログラムに、保護コードが設定されたフォルダー宛先が登録されている。

  • 保護コードが設定された宛先はプログラムで呼び出せません。個別に送信してください。

  • プログラム登録を優先するときは、保護コードの設定を解除してから、プログラムに登録し直してください。

    認証保護機能で宛先の誤使用を防止する

「無効な宛先が含まれています。有効な宛先のみ選択しますか?」

グループにメール宛先が含まれている。

メール宛先以外に送信するときは、[選択する]を押してください。

「メディアにアクセスできません。」

SDカード/USBメモリーが使用できない状態になっている。

  • 外部メディアがFAT16またはFAT32でフォーマットされていて、暗号化や書き込み禁止が設定されていないことを確認してください。

  • 外部メディアが破損していないか確認してください。

「メディアの残容量が足りません。」

SDカード/USBメモリーの空き容量がないか、ファイル数の制限などで保存できない。

外部メディアを交換してください。なお、文書分割やシングルページで読み込んだときは、書き込みが完了したデータが保存されます。外部メディアを交換して[再試行]を押すと、残りのデータ保存が再開されます。

「読み取りデータが大きすぎます。解像度、変倍率を確認し、再スタートしてください。」

[倍率][サイズ指定]をして読み取ったデータが大きすぎる。

  • [送信設定][解像度]を下げてください。

  • [送信設定][倍率][サイズ指定]で小さい用紙サイズを選択してください。

「読み取りデータが大きすぎます。解像度を確認し、xxxしてください。」

(xxxには操作方法が入ります。)

高解像度で大きいサイズの原稿を読み取ったため、データが大きすぎる。

  • [送信設定][解像度]を下げてください。

  • [送信設定][読み取りサイズ]で小さいサイズを選択してください。

「読み取りデータが小さすぎます。解像度、変倍率を確認し、再スタートしてください。」

[倍率][サイズ指定]をして読み取ったデータが小さすぎる。

  • [送信設定][解像度]を上げてください。

  • [送信設定][倍率][サイズ指定]で大きい用紙サイズを選択してください。

パソコンに表示されるメッセージ

メッセージ

原因

対処方法と参照先

「SNMPv3通信におけるユーザ認証処理に失敗しました。」

本機にSNMPv3暗号化通信が設定されているときに、Network接続限定ツールに認証情報が正しく登録されていない。

TWAINドライバーと一緒にパソコンにインストールされるNetwork接続限定ツールに、SNMPv3認証情報を登録してください。SNMPv3認証情報はネットワーク管理者に確認してください。

TWAINドライバーをインストールする

「Winsockのバージョンが不適切です。ver1.1以上をお使いください。」

Winsockが破損している。

パソコンでWinsockを修復してください。

「原稿のサイズがわかりません。読み取りサイズを設定してください。」

原稿が正しくセットされていない。

原稿ガラスに原稿をセットするときは、原稿カバーまたは自動原稿送り装置(ADF)の開閉により原稿サイズが読み取られるため、30度以上の角度で確実に開いてからセットしてください。

OHPや付箋がついているなど、定型サイズでもサイズが読み取りにくい原稿がセットされている。

サイズが読み取りにくい原稿のときは、[送信設定][読み取りサイズ]を指定してください。

自動的に検知される原稿サイズ

不定形サイズの原稿がセットされている。

不定形サイズの原稿のときは、[送信設定][読み取りサイズ][不定形サイズ]で原稿サイズを指定してください。

「これ以上読み取りエリアを登録できません。」

登録できる読み取り領域の上限(100個)を超えている。

不要な読み取り領域を削除してください。

「これ以上読み取りモードを登録できません。」

登録できる読み取りモードの上限(100個)を超えている。

不要な読み取りモードを削除してください。

「指定された装置は、スキャナーが使用できません。」

本機でTWAINスキャナー機能が使用できない設定になっている。

サービス実施店に連絡してください。

「スキャナーが見つかりません。」

パソコンでファイアウォール機能が動作している。

パソコンのファイアウォール機能で使用するアプリケーションの接続を許可するように設定するか、ファイアウォール機能を無効にしてください。

「スキャナーから応答がありません。ネットワークの通信量が増加し、データーが消失したか、コンピューターのウィルス対策ソフトのファイアウォール設定が有効になっているか、もしくはその他の原因のためスキャナーと通信ができません。問題が解決しない場合は、サービスにご連絡ください。」

ネットワークが混み合っている。

しばらくお待ちください。

パソコンでファイアウォール機能が動作している。

パソコンのファイアウォール機能で使用するアプリケーションの接続を許可するように設定するか、ファイアウォール機能を無効にしてください。

本機またはパソコンが、正しくネットワークに接続されていない。

本機またはパソコンが正しくネットワークに接続されているか確認してください。

「スキャナーが使用できません。スキャナーの接続状態を確認してください。」

本機の電源が入っていないか、本機が正しくネットワークに接続されていない。

本機の電源が入っていること、本機が正しくネットワークに接続されていることを確認してください。

パソコンでファイアウォール機能が動作している。

パソコンのファイアウォール機能で使用するアプリケーションの接続を許可するように設定するか、ファイアウォール機能を無効にしてください。

ホスト名から本機のIPアドレスを取得できなかった。

TWAINドライバーと一緒にパソコンにインストールされるNetwork接続限定ツールに、本機のホスト名が設定されていることを確認してください。

TWAINドライバーをインストールする

本機でIPv6だけを有効に設定しているときに、IPv6アドレスが取得できなかった。

Web Image Monitorに管理者モードでログインし、[機器の管理][設定]「ネットワーク」の[IPv4]「LLMNR」を[有効]に設定してください。

「スキャナーでエラーが発生しました。」

アプリケーションで指定した読み取り条件が、本機の設定範囲を超えている。

アプリケーションでの読み取り条件を、本機の設定範囲内で指定してください。

標準搭載機能の仕様一覧

ドライバーに不具合が発生している。

一時的に本機に不具合が発生している。

電源を切り、主電源ランプが消灯したことを確認して10秒以上待ってから電源を入れてください。

電源の入れかた、切りかた

「スキャナーで復旧不可能なエラーが発生しました。」

本機に復旧できないエラーが発生している。

エラーメッセージとエラー番号を、サービス実施店に連絡してください。

「スキャナーに接続できません。ネットワークのアクセスマスクの設定を確認してください。」

アクセスマスクが設定されている。

管理者に確認してください。

「スキャナーの準備ができていません。スキャナー及びオプションを点検してください。」

自動原稿送り装置(ADF)が開いている。

自動原稿送り装置(ADF)を閉めてください。

「スキャナーのメモリーが足りません。読み取りエリアを小さくしてください。」

スキャナーのメモリーが不足している。

  • 読み取りサイズを小さくするか、解像度を下げてください。白黒2値や高解像度に設定しているときに、明るさを小さい値に設定しても対処できることがあります。

  • TWAINドライバーの[設定][圧縮]タブで[圧縮しない]に設定してください。

「装置の認証サービスが、何らかの理由で認証処理できません。」

認証サービスが準備中か処理中のため認証できない。

  • ユーザーコード認証またはベーシック認証のときは、本機のアドレス帳の編集が終わるまでしばらくお待ちください。

  • Windows認証、LDAP認証の時は、サーバーが処理できる状態になるまでしばらくお待ちください。しばらく待っても認証できないときは、管理者に確認してください。

「ドライバー内部でエラーが発生しました。」

ドライバーまたはOSでエラーが発生している。

パソコンを再起動してください。

ネットワーク環境に問題がある。

パソコンが正しくネットワークに接続されていて、TCP/IPプロトコルを使用できる環境にあることを確認してください。

「認証パスワードおよび認証アルゴリズムが通信機器の設定と異なる可能性があります。確認してください。」

Network接続限定ツールに登録したSNMPv3認証情報が、本機の設定と異なる。

ネットワーク管理者にSNMPv3認証情報を確認し、Network接続限定ツールの登録を変更してください。

TWAINドライバーをインストールする

「認証に成功しましたが、スキャナ機能のアクセス権がありません。」

ログインしたユーザーに、スキャナー機能を使用する権限が設定されていない。

ユーザー管理者に確認してください。ユーザー管理者はアドレス帳でアクセス権を変更できます。

使用できる機能を確認する

「ネットワーク上で通信エラーが発生しました。」

ネットワークで通信エラーが発生した。

パソコンの通信プロトコル(TCP/IP)の設定が正しいか確認してください。

「本体のメモリー容量が限界に達したため、読み取りを中断しました。」

TWAINドライバーで[先読みモード]にチェックを付けてスキャンしたときに、本機のハードディスクの空き容量が不足している。

  • TWAINドライバーで[先読みモード]にチェックを外してください。

  • 本機で不要になった文書を消去してください。

「メモリーが不足しています。他のアプリケーションを終了してからやり直してください。」

ほかのアプリケーションを使用しているため、メモリーが不足している。

  • パソコンでほかのアプリケーションを終了してください。

  • パソコンを再起動し、ほかのアプリケーションを起動しない状態でも同じメッセージが表示されるときは、TWAINドライバーをアンインストールし、パソコンを再起動してからTWAINドライバーをインストールしてください。

「ユーザーコードが登録されていないか、スキャナ機能のアクセス権がありません。管理者に問い合わせてください。」

本機にユーザーコード認証が設定されているときに、TWAINドライバーに正しいユーザーコードが登録されていない。

TWAINドライバーの[詳細表示][認証]タブに、ユーザーコードを登録してください。ユーザーコードはユーザー管理者に確認してください。

TWAINドライバーに登録したユーザーコードに、スキャナー機能を使用する権限が設定されていない。

ユーザー管理者に確認してください。ユーザー管理者はアドレス帳でアクセス権を変更できます。

使用できる機能を確認する

「ログインユーザー名、ログインパスワード、ドライバー暗号鍵のいずれかが誤っています。」

[一般ユーザー認証]に入力したログインユーザー名またはログインパスワードが正しくない。

[読み取り]をクリックし、表示される[一般ユーザー認証]に正しいログインユーザー名とログインパスワードを入力してください。ログインユーザー名とログインパスワードはユーザー管理者に確認してください。

TWAINドライバーに正しくドライバー暗号鍵が登録されていない。

TWAINドライバーの[詳細表示][認証]タブに、ドライバー暗号鍵を登録してください。ドライバー暗号鍵はネットワーク管理者に確認してください。