電源の入れかた、切りかた
本機の電源を入れたり切ったりするときは、本機の左側にある主電源スイッチを押します。
本機でファクス機能を使用するときは、通常は電源を切らないでください。電源が切れると、約1時間でファクスのメモリーに蓄積されている内容が消去されます。やむをえず電源を切ったり、電源プラグを抜いたりするときは、ファクス機能の画面でメモリー残量の表示が100%であることを確認してください。
RICOH IM C8000には電源コードが2本あります。それぞれのプラグは、ブレーカーが独立している電源に接続してください。
オプション機器は、入力電圧とブレーカーの容量を確認し、本体とは別のコンセントに接続してください。
主電源の入れかた
本機の主電源スイッチを押したあと、すぐに主電源スイッチを押さないでください。本機の電源をすぐに切ったり入れたりするときは、操作部の主電源ランプが10秒以上点灯または消灯するのを確認してから操作してください。
電源プラグが、確実にコンセントに差し込まれているか確認する。
本体の左側にある主電源スイッチのカバーを開け、主電源スイッチを押す。
操作部右上の主電源ランプが点灯します。
電源を入れたあとに、自動再起動の処理中の画面が表示されることがあります。機械内部で自動処理をするので、その間、主電源スイッチに触らないでください。再起動には約7分間かかります。
ファクスで消去された文書があると、再び主電源を入れたとき自動的に「電源断レポート」が印刷されます。このレポートで消去された文書の一覧を確認できます。
主電源の切りかた
動作中に電源を切らないでください。電源を切るときは、動作が終了していることを確認してください。
本機の電源を切るときは、主電源スイッチを押し続けないでください。主電源スイッチを押し続けると電源が強制的に切れるため、ハードディスクやメモリーが破損して故障の原因になります。
本機の主電源スイッチを押したあと、すぐに主電源スイッチを押さないでください。本機の電源をすぐに切ったり入れたりするときは、操作部の主電源ランプが10秒以上点灯または消灯するのを確認してから操作してください。
大量の用紙を出力したあと、機械内部の温度を下げるため通風孔内のファンの稼動が続くことがあります。ファンが動作しているときは、電源を切ったり電源プラグを抜いたりしないでください。
本体の左側にある主電源スイッチのカバーを開け、主電源スイッチを押す。
操作部右上の主電源ランプが消灯します。シャットダウンの処理が終了すると、自動的に電源が切れます。
省エネモード
本機は一定時間操作をしないと、自動的に省エネモードに移行します。省エネモードには以下の2段階があります。
第1段階:定着部オフモードまたは低電力モード
第2段階:スリープモード
定着部オフモードと低電力モードはどちらか一方だけ使用できます。
工場出荷時の設定では、最初に「低電力モード」に移行し、さらに時間が経過すると「スリープモード」に移行します。
定着部オフモード
操作部の画面を表示したまま定着部のヒーターがオフになるため、消費電力を抑えられた状態で、すぐに操作を開始できます。一定時間操作しないでいると、カチッと音がして定着部オフモードに切り替わります。
定着部オフモードを有効にするかどうかや、定着部オフモードに切り替わるまでの時間は、[定着部オフモード(省エネ)移行設定]で設定します。
原稿の読み取りや、ファクスの送信、メモリー受信、操作部からの設定変更など、印刷を伴わない操作は定着部オフモードのまま実行されます。
低電力モード
主電源ランプが点灯したままで操作部の画面が非表示になります。一定時間操作しないと低電力モードに切り替わります。
定着部オフモードを有効にしていると、低電力モードは使用できません。
低電力モードに切り替わるまでの時間は[低電力モード移行時間設定]で設定します。
低電力モード中に操作部の画面に触れると低電力モードから復帰し、画面が表示されます。
スリープモード
操作部の画面が非表示となり、主電源ランプがゆっくり点滅します。消費電力が最も少なくなるモードです。一定時間操作しなかったときや、[省エネ]()を押したとき、スリープモードに切り替わります。
スリープモードに切り替わるまでの時間は、[スリープモード移行時間設定]で設定します。
以下のいずれかの操作をすると、スリープモードから復帰します。
自動原稿送り装置(ADF)を上げる
自動原稿送り装置(ADF)に原稿をセットする
操作部の画面に触れる
人体検知センサーの範囲に人が近づく
本機の動作中やエラーが発生しているときは、省エネ機能は無効となります。
人体検知センサーによってスリープモードが解除されたときは、主電源ランプが点灯します。スリープモードが解除されていても、操作画面はタッチパネルに触れるまで表示されません。
次のようなときは、省エネ機能がはたらきません。
定着ウォームアップ中のとき
印刷途中で動作が中断中のとき
警告画面が表示されているとき(ただし、カバーが開いているとき以外は定着部オフモードに入ります)
用紙がつまっているとき(ただし、印刷ジョブが残っていないときは定着部オフモードに入ります)
データインランプが点灯・点滅しているとき(ただし、ファクスを受信したときや文書を蓄積したときなどによる点灯・点滅のときは定着部オフモードに入ります)
次のようなときは、低電力モードまたはスリープモードに入りません。
外部の機器と通信中のとき
ハードディスクが動作しているとき
サービスコールが点灯しているとき
自動原稿送り装置(ADF)が開いているとき
本体や自動原稿送り装置(ADF)のカバーが開いているとき
トナー補給が表示されているとき
トナー交換中のとき
次の画面が表示されているとき
システム設定
カウンター
問い合わせ情報
アドレス帳
トレイ/用紙設定
リモートサービス通報画面が表示されているとき
データ処理中のとき
オンフックダイヤルを使用しているとき
ファクス機能の「時刻指定送信」で1分以内に送信待ちの文書があるとき
宛先表・グループダイヤルを使用しているとき
データインランプが点灯・点滅しているとき
試し印刷/機密印刷/保留印刷/保存文書印刷の画面が表示されているとき
プリンター機能の文書印刷画面が表示されているとき
機内冷却のためファンが稼動しているとき
Web Image Monitor からアクセスしているとき