使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

読み取り(コピー/ドキュメントボックス設定)

[コピー/ドキュメントボックス設定]にある[読み取り]の設定項目一覧です。

2種類の設定画面の紹介(標準/従来)

原稿

設定項目

説明

優先原稿種類

電源を入れた直後や[リセット]を押したときの[原稿種類]の初期値を設定します。

  • 工場出荷時の設定:文字・写真

優先写真原稿種類

[原稿種類][文字・写真]または[写真]にしたとき、どの写真種類を初期値にするかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:印刷写真

原稿に合った画質でコピーする

原稿種類省略表示

(この設定項目は、[コピー(クラシックモード)]を使用しているときだけ有効です)

コピー画面の原稿種類キー表示を、省略するかどうかを設定します。以下の表示は[しない]から[する]に変更したときの例です。

本体画面のイラスト
  • 工場出荷時の設定:しない

大量原稿/SADF

設定項目

説明

大量原稿モード切り替え

[原稿設定]の項目に[大量原稿][SADF]のどちらを表示するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:大量原稿

複数回に分けて読み取った原稿を一つの文書としてコピーする

SADFオートリセット時間設定

SADFを設定したとき、何秒以内に次の原稿を自動原稿送り装置(ADF)にセットするかを設定します。ここで設定した時間が経過すると、原稿は自動的に送られなくなります。

  • 工場出荷時の設定:5秒

複数回に分けて読み取った原稿を一つの文書としてコピーする

カラー/濃度

設定項目

説明

自動濃度優先

電源を入れた直後や[リセット]を押したときに、濃度の設定を自動濃度にするかを設定します。

  • 工場出荷時の設定

    • フルカラー・2 色:写真、フルカラー・2 色:写真以外、白黒・単色:写真:しない

    • 白黒・単色:写真以外:する

自動濃度の濃度設定(フルカラー・2色)

新聞や雑誌などの原稿を濃度調整してコピーするとき、下地の色をとばすレベルを5段階で調整します。

自動濃度調整は、[フルカラー]または[2色]でコピーするときに適用されます。RICOH IM C2000シリーズでは2色は指定できません。

  • 工場出荷時の設定:5段階調整の中央

カラー選択<2色>優先設定

[コピー]の最初の画面に[2色(赤・黒)][2色]のどちらを表示するかを設定します。

[コピー(クラシックモード)]を使用しているときは、2色コピーの初期値を[2色(黒・赤)][2色]のどちらにするかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:2色(黒・赤)

カラー幅調整

指定した色の色幅を判断するレベルを、5段階で調整します。たとえば、赤色の幅を[ひろく]にするほど、マゼンタやオレンジに近い色まで赤色として認識されます。

[指定色消去]で指定する色や、[2色(赤・黒)]でコピーするときの赤色を判断するときに、この設定が適用されます。

  • 工場出荷時の設定:5段階調整の中央

1色または2色でコピーする

読み取った色を加工/調整してコピーする

カラー判定

[自動カラー選択]を指定したとき、原稿が白黒/カラーのどちらであるかを判定するときのしきい値を、5段階で調整します。

  • 工場出荷時の設定:5段階調整の中央

自動カラー選択時優先画質設定

[自動カラー選択]を指定して、白黒とカラーの文字や写真が混在するような原稿をコピーするとき、白黒とカラーのどちらの画質を優先して再現するかを選択します。

  • 工場出荷時の設定:フルカラー