いろいろな受信のしかた
受信のしかたには、直接受信、メモリー受信、代行受信があります。
直接受信
ファクスやIP-ファクス受信すると、通常は1 ページ受信するごとに印刷します。
メモリー受信
メール、インターネットファクスを受信したときや、以下の印刷機能を設定しているときは、受信文書をいったんメモリーに蓄積してから印刷します。
集約印刷や両面印刷を設定しているとき
複数部数印刷する設定にしているとき
代行受信
本機が印刷できない状態のときは、受信文書を自動的にメモリーに蓄積します。
代行受信するとファクスランプが点灯し、ファクス受信文書ウィジェットに「代行受信あり」と表示されます。代行受信した文書は、本機が印刷できる状態になると自動的に印刷されます。
停電または電源コンセントが抜けた状態で約1 時間経過すると、ファクスのメモリーに蓄積されている文書はすべて消去されます。文書が消去されたときは、主電源を入れると「電源断レポート」が印刷され、消去された文書の一覧を確認できます。
受信中にメモリー残量が0%になると受信が中止され通信が終了します。
メモリー残量が少なくなったとき、受信や親展ボックスなどの登録ができなくなることがあります。メモリー残量の目安は、オプションの有無によって異なります。
ファクスランプは封筒受信したときや親展ボックスに受信したときも点灯します。
代行受信する条件を設定する(設定画面のタイプ:標準)
コピー機能やプリンター機能で印刷中のとき、排紙先トレイが満杯のとき、カバーが開いているときは、すべての受信文書を代行受信します。
本機が以下の状態のときは、代行受信する条件を設定できます。
紙づまりのとき
用紙やトナーがないとき
すべての給紙トレイが故障しているとき
ホーム画面で[設定]を押す。
設定画面で[ファクス設定]を押す。
[導入時詳細設定][パラメーター設定][パラメーター設定]でスイッチ操作画面を表示する。
スイッチ番号[05]のビット番号[2][1]を操作し、代行受信する条件を設定する。
すべて代行受信する
ビット番号[2][1]とも現在値を「0」にします。
発信元名称(表示用)または発信元ファクス番号を受けたときだけ代行受信する
ビット番号[2]の現在値を「0」、ビット番号[1]の現在値を「1」にします。
リコー製の機器からID送信され、本機に設定したID送受信用IDと一致するときだけ代行受信する
ビット番号[2]の現在値を「1」、ビット番号[1]の現在値を「0」にします。
すべての受信を受けつけない
ビット番号[2][1]とも現在値を「1」にします。
[OK]を押す。
設定が終わったら、[ホーム]()を押す。
代行受信する条件を設定する(設定画面のタイプ:従来)
コピー機能やプリンター機能で印刷中のとき、排紙先トレイが満杯のとき、カバーが開いているときは、すべての受信文書を代行受信します。
本機が以下の状態のときは、代行受信する条件を設定できます。
紙づまりのとき
用紙やトナーがないとき
すべての給紙トレイが故障しているとき
ホーム画面で[設定]を押す。
設定画面で[本体機能設定]を押す。
[ファクス設定][導入設定]タブ [パラメーター設定]でスイッチ操作画面を表示する。
スイッチ番号[05]のビット番号[2][1]を操作し、代行受信する条件を設定する。
すべて代行受信する
ビット番号[2][1]とも現在値を「0」にします。
発信元名称(表示用)または発信元ファクス番号を受けたときだけ代行受信する
ビット番号[2]の現在値を「0」、ビット番号[1]の現在値を「1」にします。
リコー製の機器からID 送信され、本機に設定したID送受信用IDと一致するときだけ代行受信する
ビット番号[2]の現在値を「1」、ビット番号[1]の現在値を「0」にします。
すべての受信を受けつけない
ビット番号[2][1]とも現在値を「1」にします。
[設定]を押す。
設定が終わったら、[ホーム]()を押す。
メールを受信する
インターネットファクス対応機やパソコンから本機のメールアドレス宛にメールが送信されたときに、メールを受信します。
インターネットファクス
本機のメールアドレス宛に送信されたメールをインターネットファクスとして受信し、印刷します。パソコンやスマートデバイスからのメールを受信し、添付ファイルを本機から印刷することもできます。
メールのSMTP受信
工場出荷時の設定では、一定の時間間隔でメールを受信します。受信プロトコルをSMTPに設定しているときは、SMTPサーバーにメールが届くと即座に受信します。