SMTPサーバーを経由しないでインターネットファクスを送信する

宛先のメールアドレスの「@」以下をSMTPサーバーに見立てて、実際のSMTPサーバーを経由しないで送信します。サーバーに負荷をかけず、サーバーからの転送による時間差が発生しません。

SMTPを経由しないでファクス送信のイメージイラスト

  • 相手先のファクスやパソコン、サーバーがSMTPによる受信に対応しており、かつ受信プロトコルがSMTPに設定されている必要があります。

  • DNSサーバーに相手先のホスト名が登録されているときは、宛先はホスト名で指定します。登録されていないときは、IPアドレスで指定します。

  • IPv6ネットワーク経由で送信するときは、ホスト名を指定してください。

  1. ホーム画面で[ファクス]を押す。
    本体画面のイラスト

  2. ファクス画面で[インターネットファクス]を選択する。

    本体画面のイラスト

  3. 自動原稿送り装置(ADF)または原稿ガラスに原稿をセットする。
    ファクス原稿をセットする

  4. 本体画面のイラストを押して[キーボードで入力]を選択する。

    本体画面のイラスト

  5. 宛先を入力する。

    相手機のホスト名を指定するとき

    XXXX@相手機のホスト名.ドメイン

    • たとえば、相手機のメールアドレスが「abc@domainname.com」で、ホスト名が「HOST」のときは、以下のように指定します。
      abc@HOST.domainname.com

    相手機のIPアドレスを指定するとき

    XXXX@[相手機のIPアドレス]

    または

    XXXX@相手機のIPアドレス

    • たとえば、相手機のメールアドレスが「abc@domainname.com」で、IPアドレスが「192.168.1.10」のときは、以下のように指定します。
      abc@[192.168.1.10]
      または
      abc@192.168.1.10

  6. ファクス画面でを押す。

    本体画面のイラスト

  7. 指定したアドレスを選択し、[SMTP経由設定]を押す。

    本体画面のイラスト

  8. [経由しない]を選択し、[閉じる]を押す。

  9. [送信設定] [送信者]と押し、送信者を指定する。
    ログインして本機を使用しているときは、ログインしているユーザーが送信者になります。

  10. 読み取り条件を設定する。
    原稿に合った画質でファクス送信する

  11. [スタート]を押す。

補足

  • この機能を使用してインターネットファクスまたはメールを送信するときは、相手機でSMTP認証機能が設定されていても無効になります。

  • 宛先をアドレス帳から選択したときは、アドレス帳に登録されたSMTPサーバー経由の設定が適用されます。

  • この機能を使用するときは、正常に送信できないときでもサーバーからのエラーメールは送信されません。

x

QR Code