使用説明書RICOH Auto Color Adjuster

アプリケーションを使用する

本機は、パソコンにインストールしたRICOH Auto Color Adjusterを使用して操作します。RICOH Auto Color Adjusterには以下の機能があります。ここでは、「かんたん色調整」、「色見本合わせ」、「管理コンソール」を起動する方法を説明します。

起動方法

機能

概要

RICOH Auto Color Adjusterのメニュー画面から起動

かんたん色調整

チャートを読み込んでプロファイルを自動作成します。作成されたプロファイルを出力(プリンター)プロファイルとしてDFEに登録し、使用します。

定期的に実施することで、印刷物の色味がプリンターの状態や印刷環境によって変化することを防ぎます。

かんたん色調整とは

色見本合わせ

印刷された色見本を読み込んで、プロファイルを作成します。作成されたプロファイルをCMYK入力(ソース)プロファイルとしてDFEに登録し、使用します。

作成したプロファイルを使用して印刷することで、色見本の色味に近づけた印刷ができます。

色見本合わせとは

本体設定

本機の設定をします。詳しくは、『インストールガイド』「本体設定」を参照してください。

Webブラウザーを使用して起動

管理コンソール

各種認証基準でプリンターの色調整結果を簡易判定します。プリンターごとに判定結果の経時変化を管理できます。

管理コンソールでできること

初期設定

「かんたん色調整」で使用するプリンターや用紙などの設定をします。詳しくは、『インストールガイド』「初期設定」を参照してください。

補足

  • 「初期設定」と「管理コンソール」は、ネットワーク上のパソコンからも使用できます。使用できるパソコンについて詳しくは、『インストールガイド』「パソコンのシステム要件」を参照してください。

RICOH Auto Color Adjusterのメニュー画面を表示する

RICOH Auto Color Adjusterのメニュー画面を表示して、「かんたん色調整」や「色見本合わせ」を使用します。

1本機とUSBケーブルで接続されているパソコンを起動する。

メニュー画面が表示されます。

メニュー画面が表示されていないときは、デスクトップにある以下のショートカットアイコンから起動できます。

アイコンのイラスト

2使用する機能をクリックする。

アプリケーション画面のイラスト

各機能の画面が表示されます。

  • かんたん色調整」画面

    アプリケーション画面のイラスト
  • 色見本合わせ」画面

    アプリケーション画面のイラスト

補足

  • メニュー画面のをクリックすると、オンラインマニュアル画面が表示されます。

Webブラウザーを使用して「管理コンソール」を起動する

1本機とUSBケーブルで接続されているパソコンを起動する。

2サーバーのIPアドレスとポート番号を確認する。

  1. メニュー画面で本体設定アイコンアイコンのイラストをクリックする。

    アプリケーション画面のイラスト

    メニュー画面が表示されていないときは、デスクトップにある以下のショートカットアイコンから起動できます。

    アイコンのイラスト
  2. [Auto Color Adjusterサーバー設定]をクリックし、IPアドレスとポート番号を確認する。

    アプリケーション画面のイラスト

3Webブラウザーを起動し、アドレスバーにIPアドレスとポート番号を入力する。

「https://(IPアドレス):(ポート番号)」の形式で、「.」「:」も含めて入力してください。ポート番号が「80」のときは、「:」以降の入力を省略できます。

Webブラウザー画面のイラスト

4ユーザー名とパスワードを入力する。

ユーザー名とパスワードの初期値は以下のとおりです。

  • ユーザー名:aca-user

  • パスワード:user

「管理コンソール」画面が表示されます。

アプリケーション画面のイラスト

補足

  • 「管理コンソール」は、ネットワーク上のパソコンからも使用できます。Webブラウザーのアドレスバーには、本機とUSBケーブルで接続されているパソコンのIPアドレスとポート番号を入力します。使用できるパソコンについて詳しくは、『インストールガイド』「パソコンのシステム要件」を参照してください。

  • 本機を複数台で運用している場合にクライアントPCを使用しているときは、管理者にサーバーのIPアドレスとポート番号を確認してください。