インターネットファクス／Mail to Printでメールを受信する

TIFF-F形式のファイルがメールに添付されたときは、インターネットファクスで受信します。JPEG形式、PDF形式のファイルがメールに添付されたときは、Mail to Printで受信します。Mail to Printで受信したときは、受信確認要求には応答しません。

インターネットファクスとMail to Printのどちらの方法で受信するときでも、操作手順は同じです。受信の操作については、メールを自動で受信する、メールを手動で受信するを参照してください。

複数のファイルを受信するとき

1通の受信メールにつき印刷できる添付ファイルはひとつです。

複数のファイルが添付されているときは、ファイルの形式や添付されている順番により、受信方法と印刷されるファイルが異なります。詳しくは下記の表を参照してください。

添付ファイル形式	印刷されるファイル	受信方法
テキスト	テキスト	インターネットファクス
テキスト＋TIFF	テキスト＋TIFF	インターネットファクス
テキスト＋JPEG	JPEG	Mail to Print
テキスト＋TIFF＋JPEG	JPEG	Mail to Print
テキスト＋JPEG＋TIFF	JPEG	Mail to Print
TIFF＋TIFF＋・・・・	TIFF＋TIFF＋・・・・	インターネットファクス
JPEG（1）＋JPEG（2）＋・・・・	JPEG（1）	Mail to Print
TIFF＋JPEG	JPEG	Mail to Print
JPEG＋TIFF	JPEG	Mail to Print
テキスト＋PDF	PDF	Mail to Print
TIFF＋PDF	PDF	Mail to Print
JPEG＋PDF	JPEG	Mail to Print
PDF＋JPEG	PDF	Mail to Print
PDF（1）＋PDF（2）＋・・・・	PDF（1）	Mail to Print

JPEG形式またはPDF形式のファイルが、そのほかの形式のファイルと一緒に添付されているときはMail to Printで受信します。先頭のJPEG形式またはPDF形式のファイルだけ印刷され、残りのファイルは削除されます。

複数のファイルが添付されているとき、または非対応の形式のファイルが添付されているときは、通信履歴がエラーとなりますが、エラー通知メールは送信元へ返送されません。

パソコンから送信されたメールのTIFF-F形式の添付ファイルも受信できます。

受信した添付ファイルを印刷するとき

以下の設定項目で、受信したJPEGファイル、PDFファイルを自動的に印刷するかどうかを設定できます。詳しくは、使用している機種の使用説明書を参照してください。

• 設定画面タイプ：標準
  ［ファクス設定］［導入時詳細設定］［パラメーター設定］［パラメーター設定］（スイッチ21 ビット2）

• 設定画面タイプ：従来
  ［ファクス設定］［導入設定］タブ ［パラメーター設定］（スイッチ21 ビット2）

「OFF（印刷しない）」に設定しているときでも、テキストファイルおよびTIFF ファイルは印刷されます。「OFF（印刷しない）」に設定しているとき、JPEG ファイル、PDF ファイルを受信するとエラーとして認識され送信元にエラー通知メールが返送されます。

印刷できるPDFファイルのバージョンは1.7までです。送信元の機種やファイル生成の環境によっては印刷できないことがあります。

暗号化されたPDFを受信したときは、PDFに設定されたパスワードが本機で設定されているパスワードと一致すると印刷されます。