データの暗号化が不要になったとき、暗号化の設定を解除できます。暗号化を開始するときと同じ時間がかかります。
暗号化の解除中は本機の操作はできません。
暗号化の解除は、操作部での設定手順を完了し、主電源を一度切ってから再び入れて本機が再起動したあとに有効になります。ハードディスクに残すデータがあるときは、再起動に時間がかかります。
暗号化の解除を一度実行すると、途中で中止できません。また、暗号化の解除の実行中に主電源が切られないよう必ず確認をしてください。実行中に主電源が切られるとハードディスクが破損しすべてのデータが使用できなくなります。
暗号化解除の設定で[全データ初期化]を選択しても、データはハードディスクから消去されません。機器を廃棄するときはメモリー全消去をしてください。メモリー全消去については、機器のデータを上書き消去するを参照してください。
操作部から機器管理者がログインします。
[システム初期設定]を押します。
[管理者用設定]を押します。
[次へ]を2回押します。
[機器データ暗号化設定]を押します。
[暗号化解除]を押します。
初期化しないで残すデータを選択します。
すべてのデータをハードディスクに残すときは[全データ]、機器の設定データだけを残すときは[ファイルシステムデータのみ]を選択します。すべてのデータを初期化するときは[全データ初期化]を選択します。
[実行]を押します。
[確認]を押します。
[終了]を押します。
ログアウトします。
本機の主電源を切り、再度、主電源を入れます。
主電源の入れかた、切りかたは、『本機のセットアップ』「電源の入れかた、切りかた」を参照してください。