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システム設定(EM)

[システム設定(EM)]は、エミュレーションでRPDL、RPGL、RTIFFを選択しているときに表示されます。

白紙排紙

RPDL、RPGLを選択しているときに表示されます。

排紙コマンドを受信したときに印刷するデータがなく白紙の状態のときに、排紙するかしないかを設定します。

排紙コマンドを受信したときの動作と設定値との関係は、次のとおりです。

  • する

    白紙でも排紙します。

  • スペース

    排紙コマンドの前にスペースコード(20H、A0H、8140H)があるときは排紙します。それ以外のコードがあるときは排紙しません。

  • しない

    白紙を排紙しません。

工場出荷時の設定:しない

自動排紙時間

RPDL、RPGLを選択しているときに表示されます。

一定時間、パソコンからデータが送信されてこないとき、プリンター内に残ったデータを強制的に印刷するかしないかを設定します。

たとえば、改ページコードがなく[強制排紙]を押さないと印刷できないようなデータが自動的に印刷されるように設定できます。自動的に印刷するときは、印刷を開始するまでの時間を設定します。

たとえば[10秒]に設定すると、10秒間データが送信されてこないときに、強制的に印刷します。設定時間が経過すると自動的に排紙されるので、同一ページ内のデータであっても、設定時間を超えて送信されてきたデータは、次のページに印刷されます。

  • 自動排紙しない

  • 10秒、15秒、20秒、25秒、60秒、300秒

工場出荷時の設定:自動排紙しない

マクロキャッシュ

マクロキャッシュの値は、RPDLを選択しているときに有効になります。

フォームオーバーレイ印刷するためのフォームデータをキャッシュするために使用するメモリー容量を設定します。ここで設定した容量によって、キャッシュできるフォーム数が変わります。

  • マクロなし

  • マクロ 2.1MB

  • マクロ 4.3MB

  • マクロ 8.4MB

工場出荷時の設定:マクロなし

印刷データを展開するためのメモリーが確保できなくなるような設定はできません。メモリーが十分でないとき、設定が無効になることがあります。

不定形サイズ設定:トレイ1~2

トレイ1~2の不定型サイズを設定します。

印刷時の給紙方向に対し、垂直方向の長さを210~914mmの範囲で、水平方向の長さを210~15,000mmの範囲で、設定できます。

工場出荷時の設定:210カケル210mm

水平補正初期値

印刷時の給紙方向に対し、垂直方向の長さの補正値を99.00~101.00%の間で設定できます。

ここで設定した値がRP-GL、RP-GL/2の印刷条件「21.水平補正」の初期値になります。すでに登録したプログラムには反映されません。詳細については、『RP-GL/2&RTIFF』「21.水平補正」を参照してください。

工場出荷時の設定:100.00

垂直補正初期値

印刷時の給紙方向に対し、水平方向の長さの補正値を99.00~101.00%の間で設定できます。

ここで設定した値がRP-GL、RP-GL/2の印刷条件「22.垂直補正」の初期値になります。すでに登録したプログラムには反映されません。詳細については、『RP-GL/2&RTIFF』「22.垂直補正」を参照してください。

工場出荷時の設定:100.00

線幅補正量

線幅の補正量を-2~6ドットの間で設定できます。

線幅が太すぎたり、細く掠れたりしたときにこの値を調整します。一部の場合*をのぞいた図面内のすべての線に適用されます。

工場出荷時の設定:0 dot(s)

* RP-GL、RP-GL/2 の印刷条件「30.文字描画」の設定が「ストローク」のときに文字描画を行うと、文字に対しては適用されません。

補足

  • 初期設定の変更方法は、『ネットワークの接続/システム初期設定』「初期設定を変更する」を参照してください。