PostScript 3プリンタードライバーは、さまざまな用途に合わせて印刷することができます。ここでは主な機能について説明します。
特殊な用紙に印刷する
厚紙や特殊紙など、普通紙または再生紙以外の用紙にも印刷できます。
不定形サイズの用紙に印刷する
用紙のサイズを指定して不定形の用紙に印刷できます。よく使用する用紙サイズはドライバーに登録できます。
複数のページを集約して印刷する
複数のページを縮小して1ページにまとめて印刷できます。
画像の向きを変更して印刷する
向きのある用紙に印刷するときは、用紙の向きに合わせて画像を180度回転して印刷できます。また、画像を左右反転して印刷することもできます。
部単位で印刷する(ソート)
会議資料など複数部数を印刷するとき、ページ順に仕分けして印刷できます。
バナーページを印刷する
指定した給紙部からバナーページを印刷します。ジョブを印刷する前にバナーページを挿入することで、文書の取り違えを防止します。バナーページにはパソコンのログインユーザー名、ジョブ名、ホスト名、印刷日時が印刷されます。
バナーページ印刷の注意事項については、バナーページ印刷時の注意事項を参照してください。
印刷品質を調整して印刷する
解像度の設定などの各設定を変更することによって印刷の仕上がりを調整できます。
カラーマッチングのパターンを変更する
ディスプレイの色はRGBの3色で表現されますが、本機からはCMYKの4色で印刷されます。そのため、印刷時にはRGBカラーからCMYKカラーへの変換が必要です。カラー変換時に使用するパターンを変更することで、ディスプレイの色に対する印刷時の色合いを調整できます。
黒色の印刷方法を設定する
印刷ジョブの黒またはグレー部分の印刷方法を、黒1色で印刷するか、CMYKで印刷するか設定できます。また、カラーの背景に黒い文字や画像を印刷するとき、黒い部分を背景色に重ねて印刷(ブラックオーバープリント)することもできます。
曲線を滑らかに印刷する
イメージスムージング処理によって、ぎざぎざした曲線を滑らかにして印刷できます。
文書を蓄積して印刷する
本機のハードディスクに印刷ジョブを蓄積して、あとから操作部やWeb Image Monitorで印刷できます。最初に一部だけ印刷して仕上がりを確認できる「試し印刷」や、パスワードによって文書の閲覧を制限できる「機密印刷」などがあります。
スタンプ印字を使用して印刷する
作成した文書にスタンプ印字を入れて印刷できます。オリジナルのスタンプ印字の作成や既存のスタンプ印字の編集ができます。
不正コピーを抑止する
不正コピーガードまたは不正コピー抑止地紋を使用して不正コピーを抑止します。
詳しくは、不正コピー抑止を参照してください。
インクを節約して印刷する
以下の設定や印刷方法によってインクを節約できます。
インクセーブモードを有効に設定します。
ブラックのインクだけを使用してカラーの画像をモノクロで印刷します。
カラー印刷に使用されるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色から、指定した色だけを使用して印刷します。
Windowsで使用しているとき、印刷方法や印刷設定について詳しくは、プリンタードライバーのヘルプを参照してください。ヘルプの表示方法は、『プリンター』「ヘルプを表示する」を参照してください。
Macintoshで使用しているとき、印刷方法や印刷設定について詳しくは、Macintoshで印刷するための準備、用紙の設定と印刷の設定、または印刷するを参照してください。