ダイヤルイン番号を利用した配信(PSTNのとき)

PSTNのダイヤルイン番号を使用して、受信したファクス文書を配信します。

ダイヤルイン番号を使用して配信するためには、ダイヤルイン契約をして取得した電話番号(下4桁)のうち、配信に使用する電話番号で4桁の親展ボックスまたは中継ボックスのFコード(SUB)を登録しておきます。([ダイヤルイン設定]で登録した電話用のダイヤルイン番号は除きます)

また、親展ボックスには配信先を、中継ボックスには中継先の受信局を登録しておきます。配信先や受信局には、ファクス宛先、IP-ファクス宛先、インターネットファクス宛先、メール宛先、またはフォルダー宛先が登録できます。

ダイヤルされた番号の下4桁が親展ボックスまたは中継ボックスのFコード(SUB)と一致すると、受信文書を配信先に配信します。

[ダイヤルイン設定]について詳しくは、導入設定を参照してください。

[Fコードボックス設定]について詳しくは、Fコードボックス設定を参照してください。

この機能を使用するときは、サービス実施店に連絡してください。

補足

  • モデムダイヤルインサービスを利用しているときは、[ファクス初期設定][パラメーター設定](スイッチ25 ビット3、6)を「ON(する/使う)」に設定します。パラメーター設定を参照してください。

  • モデムダイヤルインサービスに加えてナンバー・ディスプレイサービスも契約しているときにモデムダイヤルインサービスから通知される着番号で配信するには、[ファクス初期設定][パラメーター設定](スイッチ30ビット6、スイッチ42ビット6、スイッチ43ビット6)を「着番号優先」に設定します。パラメーター設定を参照してください。

  • [ファクス初期設定][ダイヤルイン設定]で登録した電話用のダイヤルイン番号と同じ番号で4桁の親展ボックスのFコード(SUB)を登録したとき、この番号にファクスが送信されても電話として受信します。手動受信に切り替えてファクスを受信しても配信はされません。

  • ダイヤルされた番号の下4桁が親展ボックスのFコード(SUB)と一致しても、親展ボックスに配信先が登録されていないと配信されず、親展受信します。