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メッセージを暗号化する

暗号化メール送信をするには、事前に各ユーザーの証明書を用意し、ユーザー管理者がWeb Image Monitorを使用して各ユーザーの証明書を本機のアドレス帳に登録しておくことが必要です。証明書を登録すると各ユーザーの公開鍵が本機に設定されます。証明書の導入後にWeb Image Monitorで暗号化に使用するアルゴリズムを設定します。アルゴリズムの設定はネットワーク管理者がします。

メッセージの暗号化と復号

  1. ユーザー証明書を準備します。

  2. Web Image Monitorで本機のアドレス帳にユーザー証明書を導入します。(ユーザー証明書の公開鍵がアドレス帳に設定されます。)

  3. Web Image Monitorで暗号アルゴリズムを設定します。

  4. 共通鍵を使用してメッセージを暗号化します。

  5. ユーザーの公開鍵を使用して共通鍵を暗号化します。

  6. 暗号化されたメールがユーザーに送信されます。

  7. メールを受信したユーザーは、公開鍵に対応した秘密鍵で共通鍵を復号します。

  8. 共通鍵を使用してメッセージを復号します。

補足

  • 本機に導入できるユーザー証明書は、「DER Encoded Binary X.509」、「Base 64 Encoded X.509」、「PKCS #7 証明書」の3種類です。

  • アドレス帳にユーザー証明書を導入するとき、証明書ファイルが複数の証明書を含んでいると、Web Image Monitorにエラーメッセージが表示されます。複数の証明書を含む証明書ファイルを導入するときは、個別に導入してください。