設定項目 |
設定内容 |
設定値 |
アドレスタイプ |
IPsecの対象とするIPアドレスのタイプを選択します。 |
・無効 ・IPv4 ・IPv6 ・IPv4/IPv6(デフォルト設定のみ) |
ローカルアドレス |
機器のアドレスを設定します。IPv6で複数のアドレスを使用しているときは、範囲の指定もできます。 |
・機器のIPv4アドレス、またはIPv6アドレス 範囲で指定しないときは、IPv4はアドレスの後に32を入力し、IPv6はアドレスの後に128を入力します。 |
リモートアドレス |
IPsecの通信対象となる相手先のアドレスを指定します。範囲の指定もできます。 |
・通信相手のIPv4アドレス、またはIPv6アドレス 範囲で指定しないときは、IPv4はアドレスの後に32を入力し、IPv6はアドレスの後に128を入力します。 |
セキュリティーポリシー |
IPsecの処理方法を設定します。 |
・IPsecを適用して送受信する(Apply) ・IPsecを適用せずに送受信する(Bypass) ・パケットを破棄する(Discard) |
カプセル化モード |
カプセル化モードを選択します。 (自動設定対象項目) |
・トランスポート ・トンネル セキュリティーレベルに関係なくトランスポートモードが選択されます。 トンネルを選択したときは、トンネルエンドポイントで始点IPアドレスと終点IPアドレスを指定します。 トンネルエンドポイントの始点IPアドレスにはローカルアドレスと同じ値を設定します。 |
IPsec要求レベル |
通信相手とIPsecだけで通信するか、IPsecが確立できないときは平文で通信するかを選択します。 (自動設定対象項目) |
・可能な場合使用する ・必須 |
認証方法 |
通信相手の認証をする方式を選択します。 (自動設定対象項目) |
・PSK ・証明書 セキュリティーレベルに関係なく「PSK」方式が選択されます。 「PSK」を使用するときは、PSKの文字列を設定します。「証明書」を選択するときは、事前に機器証明書を導入して、IPsec用の証明書を割り当てておきます。 |
PSK文字列 |
自動鍵交換で使用するPSK文字列を設定します。 |
認証方式がPSKのときに、アスキー文字列で32文字以内の文字列を入力します。 |
フェーズ1 ハッシュアルゴリズム |
フェーズ1で使用するハッシュアルゴリズムを選択します。 (自動設定対象項目) |
・MD5 ・SHA1 ・SHA256 ・SHA384 ・SHA512 |
フェーズ1 暗号化アルゴリズム |
フェーズ1で使用する暗号化アルゴリズムを選択します。 (自動設定対象項目) |
・DES ・3DES ・AES-128-CBC ・AES-192-CBC ・AES-256-CBC |
フェーズ1 Diffie-Hellmanグループ |
IKEの暗号鍵生成に使用するDiffie-Hellmanグループ番号を選択します。 (自動設定対象項目) |
・1 ・2 ・14 |
フェーズ1 有効期間 |
フェーズ1で使用するSAの有効期間を設定します。 |
300秒(5分)~172800秒(48時間)の間で秒単位で設定します。 |
フェーズ2 セキュリティープロトコル |
フェーズ2で使用するセキュリティープロトコルを選択します。 暗号化と認証を同時にするときはESPまたはESP+AHを、認証だけをするときはAHを選択します。 (自動設定対象項目) |
・ESP ・AH ・ESP+AH |
フェーズ2 認証アルゴリズム |
フェーズ2で使用する認証アルゴリズムを選択します。 (自動設定対象項目) |
・HMAC-MD5-96 ・HMAC-SHA1-96 ・HMAC-SHA256-128 ・HMAC-SHA384-192 ・HMAC-SHA512-256 |
フェーズ2 暗号化アルゴリズム使用許可 |
フェーズ2で使用する暗号化アルゴリズムを選択します。 (自動設定対象項目) |
・平文(NULL暗号) ・DES ・3DES ・AES-128 ・AES-192 ・AES-256 |
フェーズ2 PFS |
PFSの有効/無効と有効時のDiffieHellmanグループ番号を選択します。 (自動設定対象項目) |
・無効 ・1 ・2 ・14 |
フェーズ2 有効期間 |
フェーズ2で使用するSAの有効期間を設定します。 |
300秒(5分)~172800秒(48時間)の間で秒単位で設定します。 |