使用説明書RICOH IP 500SF

機器情報を管理する

注意

  • SDカード、USBメモリーは、子供の手に触れないようにしてください。もし子供が誤ってSDカード、USBメモリーを飲み込んだときは、直ちに医師の診断を受けてください。

本機の機器情報は、機器管理、ユーザー管理、ネットワーク管理、文書管理のすべての権限を持つ管理者が設定します。

本機の機器情報は、CSV形式の設定情報ファイルとして外部機器にエクスポートできます。エクスポートした設定情報ファイルを本機にインポートすると、変更した設定を戻せるのでバックアップとして使用できます。機種が同一であれば、異なる機器どうしで同じ機器情報をインポートして使用することもできます。

また、サーバーで機器の設定情報ファイルを管理すると、定期的に機器への設定情報の反映(インポート)ができます。

インポート・エクスポートできるデータ

  • コピー/ドキュメントボックス初期設定

  • プリンター初期設定

  • スキャナー初期設定

  • ファクス初期設定

  • 操作部ブラウザー初期設定

  • プログラム(ドキュメントボックス)

  • プログラム(コピー機能)

  • プログラム(スキャナー機能)

  • Web Image Monitor設定(ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを使用して本機の監視や設定ができる、本機に搭載されている管理ツールの設定)

  • Webサービス設定

  • システム初期設定

  • 操作部初期設定

  • ホーム画面のカスタマイズ内容*1

*1 壁紙にライブ壁紙が選択されているときは壁紙はエクスポートされません。

インポート・エクスポートできないデータ

  • システム初期設定の一部の項目*2*3

  • 拡張機能初期設定

  • アドレス帳

  • プログラム(ファクス機能)

  • プログラム(プリンター機能)

  • telnetから設定する設定

  • RICOH @Remote関連の情報

  • カウンター情報

  • Web Image MonitorあるいはWeb Serviceだけで設定できる項目(例:Bonjour、SSDP設定)

*2 年月日の設定、機器証明書を使用する設定、画像の補正値など機体ごとに調整する項目はインポート・エクスポートの対象外です。

*3 実行するだけの項目と、閲覧するだけの項目はインポート・エクスポートの対象外です。

サーバーで機器の設定情報を管理するとき

機器管理サーバーまたはWebサーバーを使用します。

機器管理サーバーを使用するときは、機器管理サーバーの使用説明書を参照してください。Webサーバーを使用するときは、専用アプリケーションで作成した設定情報のcsvファイルを開いて「ModuleID」の下の行を「-」に修正してからWebサーバーに格納します。

機器構成を変更したときは、エクスポートし、設定情報ファイルを更新してください。

補足

  • SDカードの取り扱いについて詳しくは、『本機をお使いになる前に』「SDカードを取り付ける/取り外す」を参照してください。

  • インポート、エクスポート、サーバーの設定は、ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを使用してもできます。詳しくはWeb Image Monitorのヘルプを参照してください。(本機に搭載されているWeb Image Monitorという機能を利用します。)