使用説明書RICOH IP 500SF

アドレス帳でできること

ユーザー名や宛先を管理する

名前とキー表示名をあらかじめ登録しておくと、宛先キーを押すだけで相手を指定できるので、ファクス、メール、フォルダーを選択するときに便利です。

ユーザー情報の登録方法は、ユーザー情報をアドレス帳に登録するを参照してください。

ワンタッチでファクスを送信する

アドレス帳にファクス番号を登録しておくと、ファクスを送信するとき、ファクス初期画面に表示される相手先を選択するだけでファクス番号が指定できます。また、宛名差し込みを「ON(使用する)」に設定すると、登録した名前のあとに「様」を付けて相手先の受信紙の先端に印字できます。

アドレス帳にIP-ファクス宛先を登録しておくと、IP-ファクス送信するとき、ファクス初期画面に表示される相手先を選択するだけでIP-ファクス宛先が指定できます。

登録されたファクス宛先は、送信者のものとしても使用できます。また、登録されたファクス宛先は、相手先の受信紙の先端に印字できます。

ファクス宛先の登録方法は、ファクス宛先を参照してください。

ワンタッチでメールを送信する

アドレス帳にメールアドレスを登録しておくと、メール送信やインターネットファクス送信するときに、ファクス初期画面に表示される相手先を選択するだけでメールアドレスを指定できます。

また、スキャナー機能で読み取った文書をメールで送信するとき、スキャナー初期画面に表示される相手先を選択するだけでメールアドレスを指定できます。登録されたメールアドレスは、送信者のものとしても使用できます。メールヘッダーのFrom:フィールドには送信者のメールアドレスが自動的に入力されます。

メール宛先の登録方法は、メール宛先を参照してください。

ワンタッチでファイルをフォルダーに直接送信する

アドレス帳にパス名、ユーザー名、パスワードなどを登録しておくと、ファクスを送信するとき、ファクス初期画面に表示される相手先を選択するだけでフォルダーを指定できます。また、スキャナー機能で読み取った文書を直接共有フォルダーに送信するとき、スキャナー初期画面に表示される相手先を選択するだけで共有フォルダーに接続できます。WindowsとOS Xでフォルダーを共有するときはSMBプロトコルを選択します。

FTPサーバーのフォルダーを登録するときはFTPプロトコルを選択します。

共有フォルダーの登録方法は、共有フォルダーを登録するを参照してください。

成りすまし送信や、本機から共有フォルダーへの未承認アクセスを防止する

認証保護の使用対象を設定し、宛先保護コードを登録しておくと、ファクス宛先、IP-ファクス宛先、メール宛先、メール送信者名、フォルダー宛先がほかの人に使用されないようにできます。

また未承認ユーザーが本機から登録フォルダーにアクセスできないようにできます。

認証保護の設定方法は、認証保護を参照してください。

本機の利用者および使用状況を管理する

ユーザーコードを登録し、ユーザーコード認証を設定しておくと、次の機能ごとに使用者を制限し、使用状況を確認できます。

  • コピー機能

  • プリンター機能

  • ドキュメントボックス機能

  • ファクス機能

  • スキャナー機能

  • ブラウザー機能

ユーザーコード認証の設定方法は、ユーザーコード認証を参照してください。