使用説明書RICOH IP 500SF

NGNのIP-ファクスを利用するための設定

ホームゲートウェイを利用するには、事前にカスタマーエンジニアによる本機の設定が必要です。サービス実施店に連絡してください。

カスタマーエンジニアが設定したあと、[ファクス初期設定]で次の項目を設定してください。

NGN設定方法

[導入設定][NGN設定方法]で、ホームゲートウェイを利用してIP-ファクス送受信をするための設定方法を選択します。工場出荷時は「簡易設定」に設定されています。詳しくは、導入設定、およびNGN設定方法を参照してください。

SIP使用

ホームゲートウェイを利用するときは、[導入設定][SIP使用][使用する]を選択してください。詳しくは、導入設定を参照してください。

パラメーター設定(スイッチ34 ビット1)

ホームゲートウェイを利用するときは、[パラメーター設定](スイッチ34 ビット1)を「使う」に設定します。パラメーター設定の設定方法は、パラメーター設定を参照してください。

SIP設定

[導入設定][SIP設定]で、次の内容を設定します。

項目

説明

SIPサーバーIPアドレス

プロキシサーバーアドレス(メイン)

SIPプロキシサーバーのIPアドレスを入力します。

簡易設定時は、自動で登録されます。

SIPサーバーIPアドレス

プロキシサーバーアドレス(サブ)

ホームゲートウェイを利用しているときは、入力できません。

SIPサーバーIPアドレス

リダイレクトサーバ-アドレス(メイン)

ホームゲートウェイを利用しているときは、入力できません。

SIPサーバーIPアドレス

リダイレクトサーバ-アドレス(サブ)

ホームゲートウェイを利用しているときは、入力できません。

SIPサーバーIPアドレス

登録サーバーアドレス(メイン)

SIP登録サーバーのIPアドレスを入力します。

簡易設定時は、自動で登録されます。

SIPサーバーIPアドレス

登録サーバーアドレス(サブ)

ホームゲートウェイを利用しているときは、入力できません。

SIPユーザー名

SIPの通信に利用するユーザー名を入力します。

簡易設定時は、自動で登録されます。

簡易設定時でも手動で変更できますが、使用しているホームゲートウェイによっては、ホームゲートウェイに設定が反映されないことがあります。反映されなかったときは、画面にメッセージが表示されます。[確認]を押し、ファクス初期設定またはホームゲートウェイの設定を確認してください。

SIPダイジェスト認証

SIPダイジェスト認証を利用するかしないかを設定します。

簡易設定時は、自動的に設定されます。

SIPダイジェスト認証

ユーザー名

SIPダイジェスト認証に利用するユーザー名を入力します。

簡易設定時は、自動で登録されます。

SIPダイジェスト認証

パスワード

SIPダイジェスト認証に利用するパスワードを入力します。

簡易設定時は、自動で登録されます。

NGN接続設定

SIPドメイン名

ホームゲートウェイに接続するときに利用するSIPドメイン名を入力します。

簡易設定時は、自動で登録されます。

NGN接続設定

ホームゲートウェイアドレス

ホームゲートウェイのIPアドレス、もしくはホスト名を入力します。

簡易設定時の設定方法は、簡易設定を参照してださい。手動設定時の設定方法は、手動設定を参照してください。

IPファクス送信ルート自動切替(IP/G3)

[送信設定][IPファクス送信ルート自動切替(IP/G3)]の有効、無効を設定します。詳しくは、送信設定、および回線(IP-ファクスルート切り替え)を設定するを参照してください。

IPファクス最大送信速度設定

[送信設定][IPファクス最大送信速度設定]でIP-ファクス送信時の最大送信速度(利用帯域)を設定します。詳しくは、送信設定、および送信速度を設定するを参照してください。