くるみ製本を使用して印刷する
中紙の背の部分と表紙をのりで接着し、中紙を表紙でくるんだあとに製本できます。

くるみ製本の中紙と表紙に設定できる用紙種類は以下のとおりです。
普通紙、再生紙、色紙、レターヘッド、印刷済み紙、コート紙:光沢強め、グロスコート紙、マットコート紙
この機能を使用するためには、くるみ製本機が必要です。
オプションの装着が必要な機能の一覧
オプション構成一覧くるみ製本を設定できる用紙サイズについては、セットできる用紙サイズ、種類を参照してください。
セットできる用紙サイズ、種類
冊子の各部の名称
中紙
表紙でくるまれた内側の用紙天
冊子の上側の辺表紙
中紙をくるむ外側の用紙背
冊子のとじられた辺地
冊子の下側の辺小口
背の反対側の辺
くるみ製本の設定
くるみ製本は[仕上げ]タブで設定できます。印刷方法は、プリンタードライバーのヘルプを参照してください。

くるみ製本するときは、中紙の枚数を10枚以上に設定してください。
普通紙を使用するときは、中紙を200枚まで、くるみ製本できます。使用する用紙の厚さによって、中紙に設定できる枚数は異なります。
くるみ製本できる背幅は、23mm以下です。
くるみ製本を設定すると、自動的にソートが有効になります。
3辺をカットしたあとの冊子のサイズを、定形サイズに仕上げます。
中紙と表紙の用紙サイズの組み合わせ
定形サイズで仕上げるときは、サイズをA4
、B5
、A5
、81/2×11
、51/2×81/2
から選択できます。
定形サイズで仕上げるときは、中紙と表紙の用紙サイズを以下のように組み合わせることをお勧めします。
希望の仕上がりサイズ
中紙
表紙
A4
SRA4
226×310mm*1
13×191/5
13×19
13×18
SRA3
12×18
123/5×191/5
123/5×181/2
B5
A4
81/2×11
16K
A3
11×17
11×15
8K
A5
B5
B4
11×15
81/2×11
9×12*1
13×191/5
13×19
12×18
123/5×191/5
123/5×181/2
51/2×81/2
71/4×101/2
10.5×14.5*1
*1 [用紙設定]で不定形サイズを指定してください。

のり温度調整ボタンを押し、必ずボタンが点灯したことを確認してからくるみ製本の印刷を開始してください。
くるみ製本が解除、またはジョブリセットされるとき
以下の条件で、くるみ製本が解除またはジョブリセットされることがあります。
強制印刷をしたとき
[エラースキップ]を設定しているとき
[設定]
[プリンター設定]
[システム設定]
[給排紙]
[トレイ設定選択]で給紙トレイに設定したトレイが[ドライバー/コマンド優先]に設定されているとき
表紙を設定しているとき
合紙を設定しているとき
仕切り紙を設定しているとき
ステープルを設定しているとき
パンチを設定しているとき
折りを設定しているとき
用紙の印刷面を上向きにして排紙したとき
くるみ製本機が装着されていないとき
くるみ製本を設定できないトレイ、用紙サイズ、用紙種類が選択されたとき
くるみ製本を設定できないとじ方向を指定したとき
くるみ製本できる枚数を超えているとき
くるみ製本するときに、普通紙200枚相当の用紙厚を超えたとき
くるみ製本と同時に設定すると解除される機能
以下の機能は、くるみ製本と同時に設定すると解除されます。
スタック
回転ソート
サブペーパーサイズ *1
*1 中紙だけが対象です。


[プリンター設定]