使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

モジュラーケーブルを接続する

ファクス機能を使用するときは、モジュラーケーブルを使用して本機を電話回線に接続します。ハンドセットや外付け電話機を接続すると、電話として使用できます。

電話回線に接続する

重要

  • ビジネスフォン専用電話機用の回線を本機に接続しないでください。ファクスユニットに規定以上の電流が供給され、故障の原因となります。

  • ビジネスフォン専用電話機用の回線は、コネクターの形状では通常のファクス回線と区別できません。よく確認してから接続してください。

電話回線のイラスト 説明番号つき
  1. LINE2、LINE3:増設G3回線接続端子

    ファクス用の電話回線を接続します。

  2. LINE1:G3回線接続端子

    ファクス用の電話回線を接続します。

  3. TEL:外付け電話機接続端子

    ハンドセットや外付け電話機を接続します。

補足

  • 「LINE1~3」にモジュラーケーブルを接続するときは、本機接続側のケーブル先端から3cm(①)の位置で図のようにLINE1は一重、LINE2、3は二重の輪をつくり、同梱のフェライトコアを装着してください。

  • モジュラーコードにフェライトコアを装着するイラスト 説明番号つき
  • 各種サービス(キャッチホンなど)の提供を受けている電話回線は、ファクス用に使用できないことがあります。

電話回線の種別を設定する

電話回線の種別には、プッシュ回線とダイヤル回線(10PPS/20PPS)があります。

加入電話回線(外線)、自営構内回線(内線)の種別を、[ダイヤル/プッシュ選択]で設定します。工場出荷時は[プッシュ]に設定されています。

補足

  • NTTの回線を使用していて回線の種類がわからないときは、NTTに問い合わせてください。正しく設定しないと、送信できないことがあります。

  • 加入電話回線(外線)の種類がわからないときは、177(天気予報)などにオンフックでダイヤルし、正しくつながるか確認してください。つながらなかったときは、[ダイヤル/プッシュ選択]の設定を変更してから再びダイヤルし、正しくつながるか確認してください。

ハンドセットの回線種別や音量を設定する

外付け電話機接続端子にハンドセットを接続すると、オンフックダイヤルやマニュアルダイヤル機能が使用できるようになります。

ハンドセットの種別を設定する

ハンドセットの回線切替スイッチを電話回線の種別と同じ設定にします。

  • プッシュ回線:PUSH

  • ダイヤル回線:10(PPS)または20(PPS)

    ハンドセットのイラスト

ハンドセットのベル音量を調整する

ハンドセットのベル音量調整スイッチで調整します。

  • 大:H

  • 小:L

  • 無音:OFF

    ハンドセットのイラスト

補足

  • ハンドセットの代わりに外付け電話機を接続すると、通常の電話機として使用できるほか、ファクスと電話を切り替える操作(リモート切替)もできます。

  • 本機に接続された電話機を自席のそばに置いておけば、通話したあと席を立たずに本機でファクスを受信できます。外付け電話機を接続したときは、電話機の回線種別を設定してください。