使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

PS設定(標準)

[プリンター設定]にある[PS設定]の設定項目一覧です。

2種類の設定画面の紹介(標準/従来)

  • [PS設定]は、[プリンター情報確認]でエミュレーションを[PS]にすると表示されます。

設定項目

説明

ジョブタイムアウト

ジョブの受信が中断したときに、印刷処理を中止するまでの本機の待機時間を秒単位で設定します(0~999秒)。

プリンタードライバーやコマンドで指定した待機時間を優先するか、操作部で設定した待機時間を優先するかを選択できます。[機器側設定優先]を選択すると、この設定項目で指定した待機時間が有効になります。

  • 工場出荷時の設定:ドライバー/コマンド優先

ウェイトタイムアウト

ジョブの終了を検知できないときに、ジョブの受信を中止するまでの待機時間を秒単位で設定します(0~999秒)。

プリンタードライバーやコマンドで指定した待機時間を優先するか、操作部で設定した待機時間を優先するかを選択できます。[機器側設定優先]を選択すると、この設定項目で指定した待機時間が有効になります。

  • 工場出荷時の設定:ドライバー/コマンド優先

用紙選択方式

PostScriptのDeferredMediaSelectionの初期値を指定し、給紙トレイ選択方法を設定します。

[自動選択]を選択すると、初期値をtrueにします。ジョブで指定した用紙設定と一致する給紙トレイが選択されます。

[給紙トレイから選択]を選択すると、初期値をfalseにします。PostScript Language Referenceの媒体選択に従って給紙トレイが選択されます。

  • 工場出荷時の設定:給紙トレイから選択

両面印刷

両面印刷するかを設定します。両面印刷するときはとじる辺を選択します。

  • 工場出荷時の設定:しない

両面印刷ページ切り替えコマンド

PSコマンドで両面印刷するとき、setpagedeviceコマンドのあとのページをどちらの面に印刷するかを設定します。

[有効]を選択すると、両面印刷を解除し、コマンドのあとのページを用紙の表面に印刷します。

[無効]を選択すると、両面印刷を解除しないで、コマンドのあとのページを用紙の裏面に印刷します。

  • 工場出荷時の設定:有効

白紙排紙

印刷データの前に排紙コマンドを受信したときに、白紙のまま排紙するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:する

データ形式

印刷するデータの形式に合わせて、[バイナリーデータ][TBCP]に設定します。

この設定はパラレル接続以外のときに有効です。

  • 工場出荷時の設定:バイナリーデータ

解像度

印刷するときの解像度を設定します。[600dpi(2階調)][600dpi(標準)][600dpi(高画質)][1200dpi(1bit)][1200dpi(2bit)]が選択できます。

  • 工場出荷時の設定:600dpi(標準)

トナーセーブ

トナーの使用を抑えて印刷するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:しない

RGB補正

RGBデータをCMYKデータに変換するときの補正方法を設定します。[しない][精密(普通)][精密(濃いめ)]が選択できます。

  • 工場出荷時の設定:精密(濃いめ)

カラープロファイル

印刷するデータの内容に合わせて、カラープロファイルを設定します。写真のように中間色やグラデーションをきれいにしたり、均一でデータに忠実な色を再現したりできます。[自動][ビジネス][ベタ][フォト][ユーザー設定]が選択できます。

  • 工場出荷時の設定:自動

最大領域印刷

印刷できる用紙サイズの最大領域に印刷するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:しない

プロセスカラーモデル

プロセスカラーモデルをカラーにするかモノクロにするかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:カラー

印刷方向自動検知

印刷データの向きを自動検知するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:する

グレー印刷方式

黒やグレーの部分をどの色のトナーで印刷するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:黒とグレーはKで印刷

フォント置き換え確認画面

印刷できないフォントを別のフォントに置き換えるとき、本機の操作部に確認画面を表示するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:表示する

トレイ読み替え(PS)

PostScriptで印刷するときに給紙トレイの指定を読み替えるためのパラメーターを設定します。基幹システムなどプリンタードライバーを使用しないで出力する環境で、プリンターを他社製品から交換したときに設定してください。

各トレイに割り当てられているパラメーター値は、メーカーによって異なります。たとえば、これまで使用していた機器のトレイ1のパラメーターが「4」であれば、トレイ1には「4」を入力します。