使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

システム設定(EM)

[プリンター設定]にある[システム設定(EM)]タブの設定項目一覧です。

2種類の設定画面の紹介(標準/従来)

  • [システム設定(EM)]タブは、[プリンター情報確認]でエミュレーションを[RPDL][R16][R55][R98][RPGL][RTIFF]にすると表示されます。

  • RPDL以外のエミュレーションを使用するには、本機にエミュレーションカードまたはマルチエミュレーションカードの装着が必要です。

設定項目

説明

白紙排紙

(対象エミュレーション:RPDL、R16、R55、R98、RPGL)

印刷データの前に排紙コマンドを受信したときに、白紙のまま排紙するかを設定します。

[スペース]を選択すると、排紙コマンドの前にスペースコード(20H、A0H、8140H)があるときに排紙します。それ以外のコードがあるときは排紙しません。

  • 工場出荷時の設定:しない

自動排紙時間

(対象エミュレーション:RPDL、R16、R55、R98、RPGL)

パソコンからの送信が途切れたデータや、改ページコードがなくそのままでは印刷できないデータを、強制的に印刷するかを設定します。印刷するときは、印刷処理に移るまでの時間を選択できます(10~300秒)。

設定した時間を超えて受信したデータは、同一ページのデータでも次のページに印刷されます。

  • 工場出荷時の設定:自動排紙しない

マクロキャッシュ

(対象エミュレーション:RPDL)

フォームを重ねて印刷するとき、フォームデータのキャッシュに使用するメモリー容量を設定します。メモリー容量が多いほど多くのフォームをキャッシュできます。

  • 工場出荷時の設定:マクロなし

水平補正初期値

垂直補正初期値

(対象エミュレーション:RPGL)

印刷時の給紙方向に対し、水平/垂直の長さの補正値を99.00~101.00%(0.01%単位)の範囲で設定できます。

この設定項目で指定した値が、印刷条件「21.水平補正」、「22.垂直補正」の初期値になります。

  • 工場出荷時の設定:100.00%

線幅補正量

(対象エミュレーション:RPGL)

線幅が太すぎたり、細くかすれたりしたときに、線幅の補正量を-2~6ドット(1ドット単位)の範囲で設定できます。

この設定項目の補正結果はすべての線に適用されます。ただし、印刷条件「30.文字描画」の設定が「ストローク」のとき、文字の描画には適用されません。

  • 工場出荷時の設定:0dot(s)