使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

清掃のしかた

原稿ガラス、読み取りガラス、自動原稿送り装置(ADF)、または防じんガラスが汚れていると、コピーした文書やスキャンした画像などに汚れが出ることがあります。汚れたら清掃してください。

注意

  • 機械内部の清掃についてはサービス実施店に相談してください。機械内部にほこりがたまったまま長い間清掃をしないと、火災や故障の原因になります。

重要

  • クリーナーなどの薬品類、シンナーやベンジンなどの有機溶剤は使用しないでください。すきまからしみこんだり、本体のプラスチックが溶けたりして、故障の原因になります。

  • 交換が必要なオゾンフィルターまたは粉じんフィルターがあるときは、サービス実施店が適切に交換します。

原稿カバーの清掃

やわらかい布でから拭きします。

1原稿カバーのシートを拭く。

本体のイラスト

補足

  • から拭きで汚れが取れないときは、水でぬらして固く絞った布で拭きます。

  • 水でも取れない汚れは、中性洗剤を使用して拭いてから、から拭きをして水気を十分に取ります。

自動原稿送り装置(ADF)の清掃

やわらかい布でから拭きします。

自動両面原稿送り装置(ARDF)を使用しているとき

1自動両面原稿送り装置(ARDF)のシートとガイド板を拭く。

本体のイラスト

1パス両面原稿送り装置を使用しているとき

11パス両面原稿送り装置のシートとガイド板を拭く。

本体のイラスト

2レバーを引いて(①)、シートを開く(②)。

本体のイラスト

3裏面読み取りガラスを拭く。

本体のイラスト

4シートをもとの位置に戻す。

補足

  • から拭きで汚れが取れないときは、水でぬらして固く絞った布で拭きます。

  • 水でも取れない汚れは、中性洗剤を使用して拭いてから、から拭きをして水気を十分に取ります。

防じんガラスの清掃

本機に付属の清掃棒で清掃します。

注意

  • お手入れをするときは、安全のために電源プラグをコンセントから抜いてください。

重要

  • 清掃棒は強く差し込まないでください。機械内部を傷つける原因になります。

1本機の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く。

2本体の前カバーを開ける。

3前カバーから清掃棒を取り出す。

ツメを外しながら(①)、清掃棒の取っ手の部分を持ち上げる(②)。

本体のイラスト

4矢印のある面を上にして清掃棒を抜き差しし、4箇所すべてを清掃する。

2~3回程度、ゆっくり奥まで突き当てるように抜き差ししてください。

本体のイラスト

5清掃棒を本体の前カバーに戻し、前カバーを閉める。

本体のイラスト

6電源プラグをコンセントに差し込み、本機の電源を入れる。

電源プラグの清掃

電源プラグは安全のため年1回以上清掃してください。

乾いた布で、ほこりを取り除きます。

電源プラグのイラスト

警告

  • 火災や感電を防ぐために電源プラグと電源コードは年1回以上コンセントから抜いて点検してください。以下のような状態のときは、そのまま使用せず、販売店またはサービス実施店に相談してください。
    • 電源プラグに焦げ跡がある

    • 電源プラグの刃が変形している

    • 電源コードの芯線の露出、断線がある

    • 電源コードの被膜の亀裂、へこみ、傷みなどがある

    • 電源コードを曲げると、電源が切れたり入ったりする

    • 電源コードの一部が熱くなる

注意

  • 電源プラグは年に1回以上コンセントから抜いて、プラグの刃と刃の周辺部分を清掃してください。コンセントにほこりがたまると、火災の原因になります。

重要

  • 電源プラグをコンセントから抜くときは、電源を切ってください。

  • 電源の入れかた、切りかた

  • 電源を切るとき、電源プラグを抜くときは、ファクス画面のメモリー残量が100%であることを確認してください。電源を切ったり、電源プラグを抜いて約1時間経過すると、ファクスのメモリーに蓄積されている文書はすべて消去されます。消去された文書があると、主電源を入れたとき自動的に「電源断レポート」が印刷されます。このレポートで消去された文書の一覧を確認できます。

  • レポートやメールでエラーが通知されたとき

補足

  • 電源プラグを清掃したあとは、電源コードセットが本体にしっかりと接続されていることを確認してからコンセントに接続してください。