使用説明書RICOH IM 6000/5000/4000/3500/2500 シリーズ

電源の入れかた、切りかた

本機の電源を入れたり切ったりするときは、本機の右側にある主電源スイッチを押します。

重要

  • 本機でファクス機能を使用するときは、通常は電源を切らないでください。電源が切れると、約1時間でファクスのメモリーに蓄積されている内容が消去されます。やむをえず電源を切ったり、電源プラグを抜いたりするときは、ファクス機能の画面でメモリー残量の表示が100%であることを確認してください。

主電源の入れかた

重要

  • 本機の主電源スイッチを連続して押さないでください。本機の電源をすぐに切ったり入れたりするときは、操作部右上の主電源ランプが10秒以上点灯または消灯するのを確認してから操作してください。

  • 本体のイラスト

1電源プラグが、確実にコンセントに差し込まれているか確認する。

2本体の前面右側にある主電源スイッチのカバーを開け、主電源スイッチを押す。

本体のイラスト

操作部右上の主電源ランプが点灯します。

補足

  • 電源を入れたあとに、自動再起動の処理中の画面が表示されることがあります。機械内部で自動処理をするので、その間、主電源スイッチに触らないでください。再起動には約7分間かかります。

  • ファクスで消去された文書があると、再び主電源を入れたとき自動的に「電源断レポート」が印刷されます。このレポートで消去された文書の一覧を確認できます。

  • 電源断レポート

主電源の切りかた

重要

  • 動作中に電源を切らないでください。電源を切るときは、動作が終了していることを確認してください。

  • 本機の電源を切るときは、主電源スイッチを押し続けないでください。主電源スイッチを押し続けると電源が強制的に切れるため、ハードディスクやメモリーが破損して故障の原因になります。

  • 本機の主電源スイッチを連続して押さないでください。本機の電源をすぐに切ったり入れたりするときは、操作部右上の主電源ランプが10秒以上点灯または消灯するのを確認してから操作してください。

  • 本体のイラスト

1本体の前面右側にある主電源スイッチのカバーを開け、主電源スイッチを押す。

本体のイラスト

操作部右上の主電源ランプが消灯します。シャットダウンの処理が終了すると、自動的に電源が切れます。

省エネモード

本機は、一定時間操作をしないと、自動的に「省エネモード」に移行します。「省エネモード」には、「定着部オフモード」と「スリープモード」があり、最初に「定着部オフモード」に移行します。工場出荷時は、どちらも使用する設定になっています。

定着部オフモード

定着部オフモード時は主電源ランプが点灯します。操作部の画面を表示したまま定着部のヒーターがオフになるため、消費電力を抑えられた状態で、すぐに操作を開始できます。一定時間操作しないでいると、カチッと音がして定着部オフモードに切り替わります。

  • 定着部オフモードを有効にするかどうかや、定着部オフモードに切り替わるまでの時間は、[定着部オフモード(省エネ)移行設定]で設定します。

    日付/時刻/タイマー

  • 原稿の読み取りや、ファクスの送信、メモリー受信、操作部からの設定変更など、印刷を伴わない操作は定着部オフモードのまま実行されます。

スリープモード

操作部の画面が非表示となり、主電源ランプがゆっくり点滅します。消費電力が最も少なくなるモードです。一定時間操作しなかったときや、[省エネ])を押したとき、スリープモードに切り替わります。

  • スリープモードに切り替わるまでの時間は、[スリープモード移行時間設定]で設定します。

    日付/時刻/タイマー

  • 以下のいずれかの操作をすると、スリープモードから復帰します。

    • 原稿カバー、または自動原稿送り装置(ADF)を上げる

    • 自動原稿送り装置(ADF)に原稿をセットする

    • 操作部の画面に触れる

補足

  • 本機の動作中やエラーが発生しているときは、省エネ機能は無効となります。

  • 次のようなときは、省エネ機能がはたらきません。

    • 定着ウォームアップ中のとき

    • 印刷途中で動作が中断中のとき

    • 警告画面が表示されているとき(ただし、カバーが開いているとき以外は定着部オフモードに入ります)

    • 用紙がつまっているとき(ただし、印刷ジョブが残っていないときは定着部オフモードに入ります)

    • データインランプが点灯・点滅しているとき(ただし、ファクスを受信したときや文書を蓄積したときなどによる点灯・点滅のときは定着部オフモードに入ります)

  • 次のようなときは、スリープモードに入りません。

    • 外部の機器と通信中のとき

    • ハードディスクが動作しているとき

    • サービスコールが点灯しているとき

    • 自動原稿送り装置(ADF)が開いているとき

    • 本体や自動原稿送り装置(ADF)のカバーが開いているとき

    • トナー補給が表示されているとき

    • トナー交換中のとき

    • 次の画面が表示されているとき

      • システム設定

      • カウンター

      • 問い合わせ情報

      • アドレス帳

      • トレイ/用紙設定

    • リモートサービス通報画面が表示されているとき

    • データ処理中のとき

    • オンフックダイヤルを使用しているとき

    • ファクス機能の「時刻指定送信」で1分以内に送信待ちの文書があるとき

    • 宛先表・グループダイヤルを使用しているとき

    • データインランプが点灯・点滅しているとき

    • 試し印刷/機密印刷/保留印刷/保存文書印刷の画面が表示されているとき

    • プリンター機能の文書印刷画面が表示されているとき

    • 機内冷却のためファンが稼動しているとき

    • Web Image Monitor からアクセスしているとき