機器を設定する
本アプリケーションの左メニューで[機器の設定]をクリックすると、機器の設定画面を表示します。
機器の設定画面では左メニューに各種設定画面へのリンクを表示します。
ここでは各種設定について説明します。

初めて機器の設定画面を開いたときに管理者用のパスワードを設定します。それ以降は、機器の設定画面を開くときに管理者用のパスワードの入力が必要になります。管理者用のパスワードの設定については、管理者用のパスワードを設定するを参照してください。
本機をネットワークに接続するときは、ネットワークの設定が必要です。
有線ネットワーク設定
本機にイーサネットケーブルを接続してネットワークに接続するときに設定します。
「有線ネットワーク設定」画面では以下の項目が設定できます。
項目
説明
初期値
入力必須/任意
IPアドレスを自動的に取得する
ネットワークを自動で設定するかどうかを選択します。
無効にしたときは以下の項目を入力します。
IPアドレス
サブネットマスク
サブネットマスク
有効
-
「IPアドレスを自動的に取得する」が無効のときは、「IPアドレス」、「サブネットマスク」、「デフォルトゲートウェイ」は入力必須。
DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する
DNSサーバーを自動で設定するかどうかを選択します。
無効にしたときは以下の項目を入力します。
優先DNSサーバー
代替DNSサーバー
「IPアドレスを自動的に取得する」を無効にすると、本項目も無効になります。
有効
-
「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」が無効のときは、「優先DNSサーバー」、「代替DNSサーバー」は入力必須。
MACアドレス
有線LANアダプターのMACアドレスが表示されます。
-
-
現在のIPアドレス
本機のIPアドレスが表示されます。
-
-
無線ネットワーク設定
無線LANを使用して本機をネットワークに接続するときに設定します。
「無線ネットワーク設定」画面では以下の項目が設定できます。
項目
説明
初期値
入力必須/任意
ネットワーク名
使用する無線ネットワーク名を入力します。
-
必須
セキュリティーの種類
以下のどちらかを選択します。
オープン
WPA2-PSK
オープン
-
セキュリティーキー
「セキュリティーの種類」で「WPA2-PSK」を選択したときに表示されます。
「ネットワーク名」で指定したネットワークのセキュリティーキーを入力します。
-
任意
IPアドレスを自動的に取得する
ネットワークを自動で設定するかどうかを選択します。
無効にしたときは以下の項目を入力します。
IPアドレス
サブネットマスク
デフォルトゲートウェイ
有効
-
「IPアドレスを自動的に取得する」が無効のときは、「IPアドレス」、「サブネットマスク」、「デフォルトゲートウェイ」は入力必須。
DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する
DNSサーバーを自動で設定するかどうかを選択します。無効にしたときは以下の項目を入力します。
優先DNSサーバー
代替DNSサーバー
「IPアドレスを自動的に取得する」を無効にすると、本項目も無効になります。
有効
-
「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」が無効のときは、「優先DNSサーバー」、「代替DNSサーバー」は入力必須。
MACアドレス
無線LANアダプターのMACアドレスが表示されます。
-
-
現在のIPアドレス
本機のIPアドレスが表示されます。
-
-
自動構成/プロキシサーバー
本機をネットワークに接続する場合に、自動構成スクリプトまたはプロキシサーバーを使用するときに設定します。
「自動構成/プロキシサーバー」画面では以下の項目が設定できます。
項目
説明
初期値
入力必須/任意
自動構成/プロキシサーバーを使用する
有効または無効のどちらかを選択します。
有効を選択したときは、以下の項目を入力します。
設定方式
「自動構成スクリプト」または「プロキシサーバー」アドレス
(プロキシサーバーのときはIPアドレスまたはホスト名、自動構成スクリプトのときはURL)ポート番号
ユーザー名
パスワード
ユーザー名とパスワードは、プロキシユーザー認証を使用しないときは入力しないでください。
無効
-
「自動構成/プロキシサーバーを使用する」が有効のときは、「アドレス」は入力必須。
「設定方式」が「プロキシサーバー」のときは、「ポート番号」は入力必須。
ネットワーク診断
「ネットワーク診断」画面では、以下の手順でネットワークへの接続状態を診断できます。
[実行]をクリックします。
診断が終了するまで最大で15秒程度の時間がかかります。診断結果が表示されるので、指示にしたがって対応してください。
[OK]をクリックします。
「機器ファームウェア更新」画面では、以下の項目が設定できます。
項目 |
説明 |
初期値 |
入力必須/任意 |
|---|---|---|---|
|
自動更新 |
有効または無効のどちらかを選択します。 有効を選択した場合は、本機がスタンバイ状態に移行して一定時間が経過したときに、ファームウェアを最新版に更新します。 |
有効 |
- |
|
手動更新 |
[実行]をクリックするとファームウェアを最新版に更新します。 |
- |
- |

ファームウェアを更新するときは本機をネットワークに接続してください。
ファームウェアの更新中に本機をスタンバイ状態に移行したり、電源ケーブルを抜いたりしないでください。また、ファームウェアの更新中にネットワーク接続を切断しないようにしてください。正常に更新できないことがあります。

ファームウェア更新中はアラートランプが点滅します。アラートランプについてはランプの点灯を参照してください。
「管理者パスワード」画面では、本機の管理者用のパスワードが設定できます。

初めて機器の設定画面を開いたときに管理者用のパスワードを設定します。それ以降は、機器の設定画面を開くときに管理者用のパスワードの入力が必要になります。
管理者パスワードを忘れたときは設定の初期化が必要です。本アプリケーションの[アプリ情報]から「機器の設定の初期化」を実行してください。
[変更]をクリックします。
管理者パスワードを変更するダイアログが表示されます。現在の管理者パスワード、新しい管理者パスワード、新しい管理者パスワード(2回目)を入力します。
パスワードは半角8文字~128文字で入力します。半角英数字や半角記号、半角スペースを使用できます。[設定]をクリックします。
「初期化」画面では、機器の設定を初期化できます。
[実行]をクリックします。
初期化を確認するダイアログが表示されます。[初期化]をクリックします。
初期化を実行し、その結果が表示されます。[OK]をクリックします。
