使用説明書RICOH HANDY PLASTIC SENSOR B150

メンテナンス

測定窓の掃除

測定窓にゴミが付着していると、正しく測定できないことがあります。

測定窓を掃除するときは、カバーガラスを傷つけないように、ブロアーで空気を吹き付け、ゴミなどの異物を吹き飛ばします。

カバーガラスに汚れがあるときは、付属のクリーニングクロスで拭き取ってください。

センサーを調整する

本機が正しく測定できるように調整します。下記の場合に[センサーを調整する]を実行してください。

  • 測定環境が25℃から大きく(±10℃が目安)外れ、かつ「混合比率モード2種」または「混合比率モード3種」で精度良く測定したい場合

1本機の測定ボタンが天井を向く方向にセットし、平らな場所に置きます。

本体のイラスト

2ホーム画面で[設定]をタップします。

アプリケーション画面のイラスト

3[センサー設定]をタップします。

アプリケーション画面のイラスト

4[メンテナンス]をタップします。

アプリケーション画面のイラスト

5[センサー調整]をタップします。

アプリケーション画面のイラスト

[センサー調整]画面が開きます。

6[実行]をタップします。

アプリケーション画面のイラスト

7確認画面で[はい]をタップします。

アプリケーション画面のイラスト

8付属の基準プレートのPP部(平らな面)をセンサーの測定窓に当て、確認画面で[実行]をタップします。

本体のイラスト

測定窓に基準プレート以外の手や指、物などが入らないようにしてください。

アプリケーション画面のイラスト

調整が始まります。調整が終わると確認画面が表示されます。

9付属の基準プレートの反射部をセンサーの測定窓に当て、確認画面で[実行]をタップします。

本体のイラスト

測定窓に基準プレート以外の手や指、物などが入らないようにしてください。

アプリケーション画面のイラスト

調整が始まります。調整が終わると確認画面が表示されます。

10再度、付属の基準プレートのPP部(平らな面)をセンサーの測定窓に当て、確認画面で[実行]をタップします。

本体のイラスト

測定窓に基準プレート以外の手や指、物などが入らないようにしてください。

アプリケーション画面のイラスト

調整が始まります。調整が終わると確認画面が表示されます。

11確認画面で[OK]をタップします。

アプリケーション画面のイラスト

キャリブレーションを行う

キャリブレーションは、センサー調整に比べて簡易的な調整を行う機能です。

本体とアプリの接続時には、毎回キャリブレーションが行われます。

自動キャリブレーション

大きな温度変化があった際、アプリを起動したときに確認画面が表示されます。本機が正しく測定値を測定できるように調整します。

1本機の測定ボタンが天井を向く方向にセットし、平らな場所に置きます。

本体のイラスト

2確認画面で[はい]をタップします。

調整が始まります。調整が終わると確認画面が表示されます。

アプリケーション画面のイラスト

3確認画面で[OK]をタップします。

アプリケーション画面のイラスト

手動キャリブレーション

測定結果が不安定なときなど、任意で調整したいとき手動でキャリブレーションを実行します。

1本機の測定ボタンが天井を向く方向にセットし、平らな場所に置きます。

本体のイラスト

2ホーム画面で[設定][センサー設定][メンテナンス]をタップして、[キャリブレーション][実行]をタップします。

3確認画面で[OK]をタップします。

アプリケーション画面のイラスト

初期状態にリセットする

センサー本体を工場出荷状態に戻すことができます。自動電源オフの設定は、工場出荷状態に戻りません。Androidアプリの設定は初期化されません。

1ホーム画面で[設定][センサー設定][メンテナンス]の順にタップします。

2[リセット][実行]をタップします。

アプリケーション画面のイラスト

3確認画面で[はい]をタップします。

アプリケーション画面のイラスト

リセットが始まります。リセットが終わるとリセット完了画面が表示され、センサーが自動で再起動します。

アプリケーション画面のイラスト

4センサーが再起動すると、アプリとセンサーが接続していない状態になるので、[OK]をタップしてセンサーを再接続します。

アプリケーション画面のイラスト

センサーの接続方法については、接続するの手順11以降に従ってください。

補足

  • 過去に実施したセンサー調整の結果はリセットされます。必要な場合は、再度センサー調整を実施してください。