Unified Communication Systemは、本機と遠隔地にある拠点の機器を、リコーのサービスプラットフォームを経由してインターネットで接続する遠隔会議システムです。

各拠点の機器はコンタクトID と呼ばれる機器情報によって認識されます。コンタクトIDは会議の宛先やRICOH Unified Communication System設定のアカウント情報に使用します。会議を行う相手の拠点をコンタクトIDで指定するため、本機のネットワーク環境や設置場所を固定する必要はありません。
Unified Communication Systemには以下の内容が含まれます。
本機
相手の映像の出力や自分側の撮影、ネットワークへ接続するための各種設定を行います。
本機で利用できる機能については、本機でできることを参照してください。
コンタクトID
本機や相手先の機器を識別する固有の文字列で、Unified Communication Systemを使用するために必要な機器情報です。RICOH Unified Communication System設定では、ログインするときに使用します。
会議をする相手の拠点をアドレス帳に登録するときは相手のコンタクトIDが必要です。
映像配信サーバー
各拠点の映像を中継し相手先へ配信するサーバーです。
RICOH Unified Communication System設定/管理モード
会議をする相手となる各拠点情報を登録・管理するアドレス帳や、会議履歴などを閲覧/編集できます。RICOH Unified Communication System設定には、インターネットに接続しているコンピューターからアクセスします。
利用できる機能については、RICOH Unified Communication System 設定でできることを参照してください。
RICOH Unified Communication System管理モードでは、管理者アカウントを作成してログインすることで、複数の拠点を管理できます。
RICOH Unified Communication System管理モードの概要については、管理者による拠点管理についてを参照してください。
拠点(会議の相手先)
Unified Communication Systemに対応していて、コンタクトIDが設定されている機器を使用している相手先を拠点と呼びます。拠点に接続して会議をするには、あらかじめ相手の拠点をアドレス帳に登録しておく必要があります。