RICOHカンタン入出力を使用するときの初期設定(MultiLink-Panel)
MultiLink-Panelの機器でRICOHカンタン入出力を使用するときの初期設定を説明します。
お使いの機器によっては、設定値や手順が異なるときがあります。
ネットワーク管理者としてログインします。
画面中央下の[ホーム](
)を押します。[設定]を押します。
[システム設定]を押します。
[管理者向け設定]を押します。
[セキュリティー]を押します。
[機器証明書登録/消去]を押します。
[証明書1]を選択し、[登録]を押します。
証明書に含める情報を設定します。
共通名称:機器証明書の名称です。必ず入力します。
メールアドレス:S/MIME、デジタル署名PDF、デジタル署名PDF/Aに機器証明書を使用するときは、管理者のメールアドレスを入力します。
「組織名称」、「部門名称」など、その他の項目は必要に応じて設定してください。[OK]を押します。
[閉じる]を押します。
[ホーム](
)を押し、ログアウトする。Web Image Monitorからネットワーク管理者としてログインする。
[機器の管理]メニューから[設定]をクリックする。
「セキュリティー」カテゴリーの[SSL/TLS]をクリックする。
「SSL/TLS」で暗号化通信を有効にするプロトコルを選択し、通信方法の詳細を設定する。
SSL/TLS通信許可設定:以下から暗号化通信モードを選択し、HSTS機能の有効/無効を設定します。HSTS機能を有効にするときは、有効期間も0~31,536,000秒の範囲で設定します。
暗号文優先:機器証明書が生成されているときは暗号化します。暗号化できないときは平文で通信します。
暗号文/平文:Webブラウザーから「https」のアドレスで接続したときは暗号化します。「http」のアドレスで接続したときは平文で通信します。
暗号文のみ:暗号化通信だけを許可します。何らかの原因で暗号化できない状態のときは通信できません。そのときは、操作部の[システム設定]
[ネットワーク/インターフェース]
[通信セキュリティー]
[SSL/TLS通信許可設定]で一時的に[暗号文/平文]に変更し、設定を確認してください。
SSL/TLSバージョン:TLS1.3、TLS1.2、TLS1.1、TLS1.0、SSL3.0の有効/無効を設定します。必ず1つ以上を有効にします。
暗号強度設定:AES、CHACHA20、3DES、RC4で使用する暗号化アルゴリズムを設定します。必ず1つ以上を設定します。
鍵交換:RSA鍵交換の有効/無効を設定します。
ダイジェスト:SHA1ダイジェスト(ハッシュ)の有効/無効を設定します。
[OK]をクリックする。
ログアウトし、Webブラウザーを終了する。
