本機に印刷データを送信したときに、プリンタードライバーやコマンドの設定を優先させるか、操作部の設定を優先させるかトレイごとに指定できます。
手差しトレイ用紙確認
手差しトレイから給紙するときに、用紙のサイズ・種類・セット方向を操作部に表示するかしないかを設定します。[表示する]を選択すると、手差しトレイの印刷設定を確認してから印刷できます。
手差しトレイ、トレイ1~4
ドライバー/コマンド優先
トレイを指定して印刷するとき、本機に設定されている用紙設定にかかわらず、プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定を適用して印刷します。
機器側設定優先
本機に設定されている用紙設定で印刷します。プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定と本機の用紙設定が一致しないときは、エラーになります。
機器優先・全紙種許可
手差しトレイにだけ設定できます。
用紙種類の指定が不要なときに指定すると、用紙サイズだけ一致していれば、用紙種類にかかわらず印刷できます。
この機能を使用するには、以下の設定が必要です。
手差しトレイを自動トレイ選択の対象に設定
プリンタードライバーの給紙トレイを[自動トレイ選択]に設定
全サイズ・種類許可
手差しトレイにだけ設定できます。
プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定が本機のどのトレイとも一致しないとき、プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定を手差しトレイに適用し、印刷を継続できます。対象となるのはRPCS、PS3、PDF、PCLです。
全不定形サイズ・種類
手差しトレイにだけ設定できます。
プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定が本機のどのトレイとも一致しないとき、プリンタードライバーやコマンドで指定した用紙設定が不定形サイズのときだけ、その設定を手差しトレイに適用して印刷を継続できます。対象となるのはRPCS、PS3、PDF、PCLです。
[全サイズ・種類許可]および[全不定形サイズ・種類]を設定して蓄積した文書は、蓄積後に設定を変更しても蓄積したときの設定で印刷されます。
[全サイズ・種類許可]および[全不定形サイズ・種類]に設定したときは、手差しトレイも拡張リミットレス給紙機能の対象となります。