SNMPを使用して本機の情報を取得する方法の説明です。
ネットワークに接続されているとき、UDPとIPXで動作するSNMP(Simple Network
Management Protocol)エージェントが組み込まれています。
また、本機はユーザー認証、データの暗号化、アクセス制御のセキュリティー面が強化さ
れているSNMPv3にも対応しています。
SNMPv3の暗号化通信を使用するためには、本機に暗号パスワードが設定されていること
が必要です。
本機のコミュニティー名を工場出荷時から変更したとき、SNMPコミュニティー名設定ツールを使用して接続するパソコンの設定を変更してください。詳しくはSNMPコミュニティー名設定ツールのヘルプを参照してください。
SNMPコミュニティー名設定ツールを使用するときは、Ridoc IO Analyzerが必要です。Ridoc IO Analyzerは、リコーのホームページからダウンロードできます。詳しくは、『本機のご利用にあたって』「ダウンロードできるソフトウェア」を参照してください。
工場出荷時のコミュニティー名には「public」と「ricoh」が設定されています。このコミュ
ニティー名でMIB情報を取得できます。
SNMPコミュニティー名設定ツールの起動
Windows XP/Vista/7、Windows Server 2003/2003 R2/2008/2008 R2のときは、[スタート]ボタンをクリックし[すべてのプログラム]から[Ridoc IO Analyzer]をポイントして[SNMPコミュニティー名設定ツール]を起動します。
Windows 8、Windows Server 2012のときは、スタート画面上で右クリックし[すべてのアプリ]から[Ridoc IO Analyzer]をクリックして[SNMPコミュニティー名設定ツール]を起動します。