エミュレーション切り替えコマンドを使用すると、エミュレーションを切り替えたり、プログラムを呼び出したりできます。RP-GL/2エミュレーションでは、RP-GL/2ファイルまたはCALSファイルの直前または直後に以下の形式で指定します。
書式(ESCシーケンスのとき)
ESC DC2 ! {p} @ CODE-ID ESC SP
<例:プログラムNo1呼び出し>
ESC DC2 ! 0 @ P1 ESC SP
書式(16進コードのとき)
1B 12 21 {p} 40 CODE-ID 1B 20
<例:プログラムNo1呼び出し>
1B 12 21 30 40 50 31 1B 20
パラメーター |
指定値 |
説明 |
|||
---|---|---|---|---|---|
p |
-1 |
CODE-IDで指定されているエミュレーションに切り替える。 印刷条件は初期値。 |
|||
0 |
CODE-IDで指定されているプログラム番号のエミュレーションに切り替える。 印刷条件はプログラムに登録されている設定値。 |
||||
1~16 |
CODE-IDで指定されているエミュレーションに切り替える。 印刷条件は、この指定値に対応するユーザーメモリースイッチ番号の設定値。(ユーザーメモリースイッチ番号は、プログラム登録時、エミュレーションごとに自動的に付加される番号。印刷条件リストに印刷される。) |
||||
省略時 |
「1」が指定される。 |
||||
CODE-ID |
3文字のエミュレーション名 |
指定したエミュレーション名のエミュレーションに切り替わる。 パラメーター「p」の指定値は、「0」以外を指定する必要がある。 |
|||
P1~P16 |
指定したプログラム番号のエミュレーションに切り替わる。 パラメーター「p」の指定値は、「0」を指定する必要がある。 |
指定したエミュレーションが存在しないときやプログラムが登録されていないとき、このコマンドは無視されます。
3文字のエミュレーション名で指定できる値は以下のとおりです。
RGL :RP-GL エミュレーションに切り替えるときに指定します。
GL2 :RP-GL/2 エミュレーションに切り替えるときに指定します。
RTF:RTIFFエミュレーションに切り替えるときに指定します。
RPS:PS3エミュレーションに切り替えるときに指定します。
R55:R55エミュレーションに切り替えるときに指定します。
R16:R16エミュレーションに切り替えるときに指定します。
R98:R98エミュレーションに切り替えるときに指定します。
R00:RPDLエミュレーションに切り替えるときに指定します。
RCS:RPCSエミュレーションに切り替えるときに指定します。