不正コピー抑止用の文字列と地紋を埋め込んでコピーします。
不正コピー抑止には「不正コピー抑止地紋」と「不正コピーガード」があり、どちらも抑止文字列と地紋を文書に埋め込みます。
不正コピー抑止地紋を埋め込むと、文書を読み取ったときに抑止文字列と地紋がコピーに浮き上がるため、文書が不正に複製されることを抑止します。
不正コピーガードを埋め込んだときは、印刷結果は不正コピーガードモジュールを搭載しているかいないかで異なります。不正コピーガードモジュールを搭載した複写機で読み取ると、文字や画像がグレー地に変換され、文書の不正利用を防止します。不正コピーガードモジュールを搭載していない複写機で読み取ると、抑止文字列と地紋がコピーに浮き上がります。
不正コピー抑止は、必ずしも情報漏えいを防止するものではありません。
当社は、不正コピー抑止機能が常に有効に機能することを保証するものではありません。使用する用紙、複写機の機種または設定条件などによっては、不正コピー抑止機能が有効に機能しないことがあります。
不正コピー抑止を使用したこと、または使用できなかったことによって生じた損害について、当社は一切その責任をおいかねます。
不正コピー抑止では、次の項目を設定します。
効果
抑止文字列と地紋のどちらを文書に埋め込むかを選択します。両方埋め込むこともできます。
選択した項目によっては、不正コピー抑止を埋め込んだ文書と文書を読み取ったコピーで、設定した地紋の見えかたが異なります。
文字列選択
抑止文字列の内容を設定します。
[任意文字列]は64文字まで入力できます。
文字列設定
抑止文字列の文字の大きさや角度を設定します。
[文字列を繰返し印字]で[する]を選択すると、文字列の行間隔を設定できます。
[文字列を繰返し印字]で[しない]を選択し、文字角度を0度に設定したときは、抑止文字列を印字する位置を選択します。
地紋マスクパターン
不正コピー抑止地紋の地紋効果で[文字列と背景]を選択したときは、地紋の模様を選択します。
地紋の濃度
不正コピー抑止地紋の文字列と地紋の濃度を設定します。
本機の設定によっては項目の設定を変更できない、または制限されることがあります。詳しくは、『セキュリティーガイド』を参照してください。