ユーザー認証を設定する
ユーザー認証にはユーザーコード認証、ベーシック認証、Windows認証、LDAP認証、統合サーバー認証の5つの認証方法があります。操作部でどれか1つの認証を選択し、必要な設定をします。設定項目は認証方法によって異なります。管理者認証を設定してから、ユーザー認証を設定します。
RICOH P 6020/P 6010/P 6000で拡張HDDを装着していないときはユーザーコード認証だけできます。
ハードディスクの故障やネットワークのトラブルなどで、ユーザー認証できないときは、管理者認証でアクセスして、ユーザー認証を無効に設定すれば使用できます。緊急のときに使用してください。
設定の順序 | 詳細 |
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管理者認証を設定する | |
ユーザー認証を設定する | ユーザー認証には以下の方法があります。 |
ベーシック認証、Windows認証、LDAP認証、統合サーバー認証を設定するときは、管理者認証管理の設定でユーザー管理者を[する]に設定してください。
ユーザーコード認証を設定するときは、管理者認証を設定しなくても、ユーザー認証の設定ができます。
ユーザーコード認証は個人単位ではなくユーザーコードごとの認証をするときに使用します。ベーシック認証、Windows認証、LDAP認証、統合サーバー認証は個人単位の認証をするときに使用します。
ユーザーコード認証で使用する8桁以内のユーザーコードアカウントは、認証方式をユーザーコード認証からベーシック認証、Windows認証、LDAP認証、統合サーバー認証に切り替えたあとでも、ログインユーザー名として引き継がれ使用できます。このとき、ユーザーコード認証にパスワードはないため、ログインパスワードが空のアカウントとして設定されます。
外部の認証(Windows認証、LDAP認証、統合サーバー認証)に切り替えたときは、引き継がれたユーザーコードアカウントが外部の認証機器に登録されていないと認証はされず、本機を使用できません。ただし、認証できなくても本機のアドレス帳にはユーザーコードアカウントが残ります。
ユーザーコード認証からほかの認証方式に切り替えたときは、セキュリティーの観点から、使用しないアカウントを削除するか、パスワードを設定することをお勧めします。アカウントの削除方法は、『使用説明書』「アドレス帳を使用する」、パスワードの設定方法は、ログインユーザー名とログインパスワードを設定するを参照してください。
同時に2つ以上の認証方法は設定できません。
電源を入れた直後は、ユーザー認証管理画面の認証対象に拡張機能が表示されないことがあります。そのときは、しばらく待ってからユーザー認証管理画面を開き直してください。