DHCP を使用する
本機をDHCP 環境で使用できます。WINS サーバーが稼働している環境では、同時にプリンター名をWINS サーバーに登録できます。
動作対象のDHCPv4 サーバーは、Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016/2019日本語版およびUNIX に標準添付されているDHCP サーバーです。
動作対象のDHCPv6サーバーは、Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016/2019日本語版およびUNIX に標準添付されているDHCP サーバーです。
WINSサーバーはDHCPv6に対応していません。
WINS サーバーを使用するときは、本機の設定項目で[WINS 設定]を[使用する]に設定してください。
WINS サーバーを使用することで、リモートネットワークのプリンターポートでホスト名を使用できます。
WINS サーバーを使用しないときは、毎回同じIPv4 アドレスが割り当てられるように、本機に割り当てるIPv4 アドレスをDHCP サーバーで予約してください。
複数のDHCP サーバーが存在するときは、すべてのDHCP サーバーに同じ予約をしてください。本機は最初に応答したDHCP サーバーからの情報で動作します。
ネットワークにISDN 回線を接続している環境でDHCP リレーエージェントを使用したときは、本機からパケットが送出されるたびにISDN 回線が接続され、多大な通信料がかかることがあります。
AutoNet 機能を使用する
DHCP サーバーからIPv4 アドレスが割り当てられなかったとき、本機は、臨時に169.254.xxx.xxx ではじまるネットワークで使用されていないIPv4 アドレスを自動選択して使用できます。
AutoNet 機能で自動選択されたIPv4 アドレスは、DHCP サーバーがIPv4 アドレスの割り当てを再開すると、DHCP サーバーから割り当てられたIPv4 アドレスを優先的に使用します。このとき、本機が再起動するため、一時的に印刷ができなくなります。
本機が使用しているIPv4 アドレスはシステム設定リストで確認できます。システム設定リストの印刷方法は、機器の使用説明書を参照してください。
AutoNet モードで動作中のときは、WINS サーバーへのプリンター名の登録は行われません。
AutoNet 機能で起動している機器以外とは通信できません。ただし、Mac OS X 10.10以降が稼働しているMacintosh とは通信できます。